カテゴリ: 1/35 T-64B
車体のターレットリング後部
ベンチレーター
昔、ロシアのクビンカ戦車博物館に行ったとき、T-64やT-72の機関室右前方、砲塔の後部辺りにあるL型の部品は何だろうと思い、説明員の元戦車兵の老人に尋ねました。
爺 「これはベンチレーターだよ」
私 「え!なんで砲塔じゃなくて、こんな所にあるの?」
爺 「そんなもん、砲塔内部には装着するスペースがないからさ」
この車内の狭さと割り切り発想は、さすがソ連戦車だな…そんなわけでT-64Bのベンチレーター製作です。

キットのモールドは立体感に乏しく、細部のボルトも小さいので安直にタミヤのT-72から部品流用して加工しようと思いました。


今思えばトランペッターの部品のモールドを慎重に剥ぎ取って、高さを増して、ボルトを変えれば早かった気がします。次回は、そうしましょう。
モデルポイントの砲身
引越で行方不明になっていたモデルポイントのT-72用125mm砲身を発見しました。モデルポイントは、ロシアの模型用金属砲身メーカーで、ソ連&ロシア軍のアイテムが充実していました。

ミニアームのT-64B砲塔と一緒に保管したつもりだったのに、全然、関係ない箱から出てきました。失くしたと思ってヴォイジャーモデルの砲身を買っちゃったよ~(泣)モデルポイントの砲身はメリハリが効いていて好きです。
T-64Bは車体左側の張り出しの増厚が終わり、これから細部工作です。

ちょっと、おもしろい?

ところが、実車写真を見ながら車体側面の張り出し部を増厚したら、なんと、ぴったり合うではないですか!

もしかしたら、最初は実車同様、張り出し部も厚かったものの、成型が上手くいかないなどの問題があり、敢えて、形状を小さく変えたのかもしれません。そのとき、フェンダーの金型を修正するのを忘れたのかも…張り出し部の増厚にトライされる方は、フェンダーがキチンと付く位置を目指せばいいと思います。


待てよ?サイドスカートを使わないなら、価格の安いT-64A mod'1972用(PE35529)で良かったのか…?

今、軽く後悔しています。
