20145月7 テールカウル再び 長期間、放置していましたが、金と青のH2が一段落したので、 作業を再開し、なんとか部品が揃いました。 テールカウルとサイドカバーはH2BとH2Cで共通です。 この二車種のキットの大きな問題は何個生産して、どう売るかですね。 じっくり悩みたいと思います
20136月19 テールカウル まずは肩慣らしを兼ねて、テールカウルから。 アオシマのホークのテールカウルパーツが なんとなく使えそうですね。(←なんの根拠もなし) これを加工して、 こうなって うん。これは失敗したね、甘くみていたね 今日のところは、この位にしといてやるから、 次は覚えていろよ~!H2B/Cテール!
20134月17 どうして、タンクは膨らんで見えたのか? 三樹書房の「カワサキマッハ(小関和夫著)」に掲載されている、 おそらくメーカーの公式写真と思われるH2Bを見たとき、 タンクの側面がH2/H2Aより膨れているように見えました。 ところが、ましまさんのガレージ訪問で、実物を見せてもらい、触ったところ、 写真で感じたような膨らみはなく、H2/H2Aとほぼ同じでした。 では、なぜ、そう見えたのでしょうか? その答えは、オーナーであるましまさんの説明でわかりました。 「H2Bの(カワサキ製の)オリジナルのタンク用デカールは、 KAWASAKIのロゴ自体が、弓なりに湾曲しているんですよ」 下の原図は、H2Bと同年式で同じタンクデザインのH1E用ラインデカールです。 KAWASAKIのロゴが、やや湾曲しているのがわかると思います。 これのせいで、目が錯覚して、膨れているように見えただけでした。 やはり実車取材は大事ですね。 ちなみに、リプロ品のデカールの多くは、ロゴが真っ直ぐなので、 ここを見れば、塗り替えかオリジナル塗装かの目安になるそうです。
20133月31 H2Bの実車取材 ブログ記事を読んで、 「H2B、ありますよ。取材もOKです」 と連絡してくださった、ましまさんのガレージにお邪魔しました。 念願の実車取材ですよ 挨拶をし、世間話モードに入ったとき、ましまさんから質問。 ましま「バイクのキットを売って、生活ってできるんですか?」 このブログを通じてお会いした方の、ほぼ全員に尋ねられますね。 私「本業は別にあって、これは趣味ですね」 世の中、甘くはありませんからね~ 「ああ、やっぱり…」 「でも将来的には、これで食べていくのが夢なんですよ」 こういう世の中だからこそ、希望を持って生きたいよね~ 「いいですね~そういうの」 でしょう?でしょう? 「…でも厳しそうですね」 「……」 そう現実は、とっても残酷です 「H2Bなんか出して、大丈夫なんですか?」 「……」 真実も、とっても残酷です ましまさんのH2Bは現在レストア中で、エンジンを降ろし、 外装も外した状態なので、フレームやスイングアームなど、 普段なら見えない箇所がわかるので、模型の取材にはうってつけでした 外観からだとH2、H2A、H2Bが同じグループで、 KHに似たデザインのH2Cだけが別物に思え、 H2/H2Aの外装を変えたら、H2Bは簡単に作れそうです。 私も、ついこの前まで、そう思っていました。 ところが、これは全くの誤解で、H2Bは外観とは裏腹に、 構造的にはH2Cに近いバイクで、各部がH2/H2Aと微妙に違っており、 模型としてもH2から流用できる部品は僅かしかありません。 また、同時期のZ1やH1Eと共通部品が多いようですが、 私「この部品、Z1と同じですかね?」 ましま「ああ、似ているけど、長さが違うみたいですよ」 全然、違うなら諦めて、新規に原型を作る腹も決まりますが、 似て非なるが、モチベーションが上がらず、一番困ります 肝心のタンクですが、前の記事でH2/H2Aよりも側面が膨れているのでは?と書きましたが、 実物を触ってみると、タンク上部の角が、若干、丸味があるかな?という程度で、 極端に側面が膨らんでいることはなく、単に写真でそう見えただけのようです。 やはり、実車を見ると発見が多いですね。 ラフな溶接ラインとかカワサキらしいな、と思う箇所も間々ある一方、 ホイルベースを延ばし、走行安定を図りつつ、 キャブにオイルラインを追加したり、 クランクケース下部にオイルのチェックバルブを設けたりして、 焼き付きや抱き付き防止を考えるなど、H2B/C、 意外と良いバイクかもと思うようになりました。 しかし、人気は微妙なので、フレームを新規にするべきかとか、 しばらく、悩んでみたいと思います。 御協力いただきました。ましまさん、ありがとうございました。
20133月9 ひょっとして、H2Bのタンクは… 先週辺りから、H2Bの資料をつらつらと眺め始めました。 H2を企画したとき、H2Bは、H2タンクの燃料口を改修して、 シート、サイドカバー、テールカウル、メーターを新造すれば、 割と早く原型が完成するからイイかな? と甘~いことを考えていました。 今回、じっくり資料を見て、シート、サイドカバー、テールカウル、 メーターはもちろん、ヘッドライトステー、マフラー(!)、 チェーンケース、リアフェンダー、マフラーステー、 スイングアーム、リアサスペンション、グラブバーなど、 多くの新造部品が必要だと判明しました。 タンクはH2のタンクの燃料注入口形状を変更し、 燃料キャップをZ1/2と同型の物を作ればOKで、 本体はそのまま使えると思っていました。 でも良く見ると、側面形状はH2と同じラインですが、 H2B用は側面の膨らみが大きいようにも見えます。 引き続き調査中ですが、やはり実車取材が必要ですね… 世の中に楽なアイテムはなし…ですかね