GUMKA工房記

模型の企画・設計と資料同人誌の販売をやっている「GUMKAミニチュア」の備忘録を兼ねたブログです。雨が降ると電車が止まるJR武蔵野線の新松戸と南流山駅の中間辺りに事務所はあります。近所に素材や塗料が揃う模型店がありません。最近、昔からやっている本屋が閉店しました。

カテゴリ: イベント


 静岡ホビーショー翌週の来月20日東京大学本郷キャンパスで開催される「第91回五月祭」にて、東大戦史研主催で講演会をやることになりました。

開催日: 5月20日(日曜日)
会場: 本郷キャンパス工学部2号館211講義室
参加費: 無料
開場: 9:45
開演: 10:00
終了予定時刻: 13:00

アクセス
東京大学本郷キャンパス工学部2号館211講義室
地下鉄丸ノ内線都営地下鉄大江戸線本郷三丁目」駅より徒歩12分
地下鉄千代田線「根津」駅もしくは「湯島」駅より徒歩10分
地下鉄南北線「東大前」駅より徒歩8分

詳細はこちらを御覧ください。
http://blog.livedoor.jp/senshiken/archives/51832449.html

 これまでAFVの会などで講演をしたことはありますが、聞いてくださる方々がマニアックなモデラーなので「第二次大戦のソ連軍の給水システム」とか「戦車用暖機装置について」とか「ドラゴンモデルズは、どうしてダメになったのか」等々、濃い目な話題がOKでしたが、今回は学生さんや一般の方とあって

旧ソ連や東欧のミリタリーに目覚めたきっかけや海外模型メーカーとのエピソード、旅行記などをお願いします」とのこと。

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う~ん、これは簡単なようで難しい。しばらく悩みまくります。

 いつもならワンフェス終了後、一週間以内には掲載していた報告ですが、情けないことに今回は会場の様子を撮影したデジカメが行方不明に。

 ワンフェス撤収後に宿に戻って、夕食のときは持っており、会場に置き忘れたではないので、荷解きすれば出てくるだろうと呑気に考えていたのですが、これが全然、見つからず。いいかげん不便だから、新しいのを買うか?などと考え始めた矢先、予想もしてない所から、ひょっこり出てくるのは、世の中の法則でしょうか?


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 今回のワンフェスはドラゴンモデルズの新しい関連企業「スタジオ・ドラゴン」が初出展することになり、いきなり香港から「搬入日とワンフェス当日、ブースを手伝って欲しい」と言われまして。

 いやいや、直前にそんなん言うのはダメだよ、いくらなんでも、それは無理だよと一度は断ったものの、紆余曲折あって最終的にドラゴンモデルズ代理店のプラッツさんと一緒に、搬入と展示を手伝うことに。いつも以上に忙しくて、ぶっ倒れそうでした。

 GUMKAの卓はスケール関連が集まった第7ホールで、見回せば周辺卓知った顔がある安心感と落ち着いた空気が良かったです。


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 今回は、久々の1/35 IS-3砲塔の再販とレッドアイアンの新製品T-16M自走車台(日本語訳とししては農業車輛が適切かな?)予定していましたが、レッドアイアンからの荷物発送がワンフェス翌日に(泣)いつもギリギリ間に合っていましたが、そうそう運の良いことは続きませんね。

 かくしてアピールできる製品はIS-3砲塔のみでしたが、三度目の再販にも関わらず、かなり人気で売っている我々がびっくり。「二個目です。再販を待っていました」という方もいて製作者としては最高に嬉しかったです。

 午後の三時間ほどは卓を急遽お願いしたスタッフにお任せして、スタジオ・ドラゴンのブースを手伝います。

 スタジオ・ドラゴンは、ドラゴンモデルズの関連企業で、イラストレーターや漫画家に描いてもらったオリジナル・キャラを立体化したフィギュア開発と関連動画の制作を業務としています。

 照明は明るいし、キレイなお姉さんが配り物をしているしと、初出展とは思えない気合いの入ったブースで、プラッツから応援で出ていたFさんと「なんか、お金、掛かってますね」と感心しておりました。


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私「ワンフェスの手伝い、突然言われたんで調整が大変でしたよ」

Fさん「うちも急にでした。いつもの事で慣れていますけどね」

こんなんがいつもじゃ、大変だと思います。


 ブース内ではモデラーもちろん、通販大手及び量販のバイヤーの方、出版社の方、キャラをデザインした作家さんのファンの方など様々な方とお話をさせていただき、ワンフェスの本流であるキャラ・ビジネスを垣間見ることができて、これはこれで貴重な経験ができました。

 イベント終了後は渋滞を避けるべく、前回と同じく連泊しました。午後6時頃、宿に戻って、ベッドに横になったら、今回も爆睡してしまい、起きたら夜10時。さすがに、お腹が空いたので、車を走らせ、遅くまで営業しているラーメン店の山岡家に行き、チャーシュー麺を味玉のせで。

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 私のワンフェス2018[冬]は、かくして終わりました。

 最後に、ちょっと印象的だったのは、うちの卓の前で足を止めたカップルの男性が、IS-3とT-34-85 1943年型の完成見本を見て「これは戦争のヤツだ」と。間違ってはいなのですが、ワンフェスに来るような人なのに「AFV」や「ミリタリー」「戦車」というワードが出ないところに客層の変化と時代の流れを感じました。
 

2月18日(日)幕張メッセで開催されるワンフェス2018[冬]に参加します。

卓番号は 7-02-09 です。

 三度目の再生産となり、GUMKAでは異例のロングセラー商品、1/35 IS-3重戦車 1945年型砲塔の他、ソ連軍の野戦炊事車やレッドアイアン製品などを販売予定です。会場にお出での際は、ぜひ、お立ち寄りください。


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ここ最近、ワンフェス前日搬入をしているのですが、今回は、ワンフェス視察で来日する香港ドラゴンモデルズの方々が、打ち合わせがしたいとのことで、前日の29日午前中で調整。

今回、ドラゴンモデルズは海洋堂とコラボして、谷 明さん原型の35ガチャーネン第二弾ファイアボール」と「ケッツァー」の金型を担当したので反響を確かめたかったようです。

28日夜にワンフェス用商品を車に積んで搬入の準備を終え、29日は朝から都内へ。この日の早朝、成田に到着したばかりのドラゴン御一行様と上野で待ち合わせて、みっちり打ち合わせを。

香港御土産で、出前一丁「九州濃湯 猪骨湯味」と「黒蒜油 猪骨湯味」、あと香港インスタントラーメン・ランキングで第一位となったシンガポールの辛味ラーメン二種類をいただきました。

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 お昼過ぎに打ち合わせは終わり、すぐに帰宅して幕張メッセへ。この日は出展登録と商品搬入を済ませ、会場から近い宿へチェックインして早めに就寝。

 開催当日は朝から会場へ行き、商品の陳列を終え開場待ち。


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午前10時に開場して、最初に売れたのは、赤いたわわポスター、レッドアイアンのZiL-MMZ-555ダンプトラックでした。今回は開場したと思ったら、あっという間に終了という感じでした。


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 撤収後、以前は1時間30分ほど運転して自宅に帰っていたのですが、幕張メッセ近所に大型ショッピングモールができてからは土日の渋滞がひどく、平気で3時間以上かかるようになり、疲労感が半端ないので、会場の近所に泊まって、翌日のんびり帰ることにしています。

 今回は午後6時過ぎに宿に戻って、ちょっと横になったら、そのまま爆睡してしまい、目が覚めたら夜10時過ぎ…

慌てて近所の「ゆで太郎」に駆け込んで「ミニかつ丼セット」で遅い夕食を。

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私のワンフェスは冷房の効いたゆで太郎の店内で、ひっそりと終わりました。

当卓にてお買い物いただいた皆様、お立ち寄り下さった皆様、ありがとうございました。


札幌から帰って、あまりの暑さに呆けている間に一週間経ちましたが、先週末は第15回北海道AFVの会でした。初開催から主催団体も会場も変わっていないAFVの会は、おそらく北海道だけ。ゲストとして初参加をさせていただきましたが、とにかく楽しかったです。


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クレーンが動くジオラマがあったり

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1/7スケールのBT-42があったり

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さり気なく、日産キャリヤーのスクラッチがあったり

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超絶技巧のミニスケールがあったり、

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作品の個性が豊かで飽きません。

 当日はゲストとしての講演がありました。今回は一人で話すのではなく、横に司会者の方がいて、話を振ってくれながら進行するスタイルだったので、とてもやり易かったです。

事前に届いていた質問の「ソ連軍は飲料水をどうしていたのか?」と「戦車ペチ」こと車載冬季用暖機ストーブについてを資料画像を使って説明した後、一問一答形式での様々な質問があり、持ち時間の1時間をなんとかこなせました。


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やはり最初は緊張していたのですが、司会者の方が、上手に質問やパスを出してくれた御蔭で助かりました。


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講演を聞いてくださった参加者の皆さん、サポートしていただいたスタッフの方々には感謝です。

本当にありがとうございました!


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