3D CAD/CAMを使って、マスター製作しました。
これは、各部品を3D CADで作図し、そのデータを使って、
機械加工で原型を完成させるのです。
これまでの手作り原型に比べて、寸法精度が高い物ができ、
データさえあれば、型取りなどしなくても同じ原型がいくつでも作れるメリットがあります。
この方法は国内業者から提案がありました。
そこの会社では、すでにキャラクター物や自動車のキットの原型を手掛けた実績があったので、
我々も興味を持ち、すべてのメタル部品を3Dデータ化する作業を始めました。
データが出来上がった段階で、先方に見積もりを依頼したところ、
小さな部品の中に多くのディテールがあるAFVの部品は、
1個あたりの CAD上の情報量が多いため、その金額は驚くほど高価でした。
この見積もり金額では、小売り価格が3万円を軽く超えてしまうので、
この業者をあきらめ、他業者を探し、結局、香港ルートで、
理想的な価格の業者を紹介してもらえました。
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