以前も説明しましたが、実車では、この中に2スト用オイルタンクがある関係で、
内側はバイクのフレーム側に張り出しています。
H3氏製作の一次原型では、厚みが足りない、エッジがきつ過ぎるなど、
形状の悪さもさることながら、このオイルタンクの張り出しを無視していました。
今回、これを再現しようとしたのですが、これが間違いの始まり。
サイドカバーの実物は薄い鋼板プレス部品で、エッジなどはかなり薄いのですが、
模型では成型上や強度の問題があって完璧再現するのは無理です。
さらに、右サイドカバーの場合、装着されるフレーム部や
フレームに搭載されたバッテリーケースが、ギリギリの配置になっているので、
この三つのバランスをとるのに時間がかかりました。
バッテリーケースとフレームは一次原型のまま、
作業が進められると思っていましたが、
やはり、作り直しをしなければならないようです。
どうも、H3氏がオイルタンクを無視した理由は、
この辺にあるのかもしれません。
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