久々に台東区入谷の老舗「河金」に行きました。
以前より店内が整理されてキレイになっていました。いつもロースカツ定食を注文しているので、たまにはと、50匁のヒレカツ定食を。ここは昔の名残で、揚げる豚肉の量を「匁(もんめ)」で表記し50匁は190g弱です。
重さの単位だけでなく、肉は注文が入る度にブロックから切り落とし、揚げる前に充分に叩いて軟らかくし、薄めなコロモに細かいパン粉という昭和30~40年代の懐かしいトンカツが味わえます。レモンを絞り、塩で食べると、たまりません。定食に付くタマネギと豚肉の脂身だけの具のトン汁が絶品で無性に恋しくなります。
トンカツといえば厚い肉に味がついた衣、サクサク食感の大きめなパン粉、ソースをたっぷりかけて食べるという今風のスタイルが好きな方には物足りないと思います。トンカツ同様、店内も昭和レトロなままなんで、付き合い始めたカップルのデートとか小さなお子さん連れのファミリー向けではないので、御注意くださいw
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