少し前の話ですが、香港出張から戻った翌日、六本木にて呉光雄先生にロシア料理を御馳走になりました。
先生とお会いするのは、昨年の東京AFVの会以来で、じっくりと話すのは、たぶん15年ぶり位??
こういう状況では、普通は昔話に華が咲きますが、過去を振り返ることはしない呉さんだけあって、そんなことは全然なくて、新考証の歴史や文化の話、言語、甲冑、映画、最近読んだ洋書、模型etc、知的好奇心をグイグイ刺激される話題がノンストップで怒涛の如く。とにかく楽しかったです。
模型は1/32ポリカルポフI-16戦闘機のキットがICMから発売されたので、昔から夢だった不時着したジオラマを作りたいとは思うものの、製作に広いスペースが必要となるので、作業机の片付けから始めねばならず、ついおっくうになって、結局、1/16フィギュアを塗装して、製作欲求を昇華されておられるそう。
先日、35年前の約束を果たすべく、1/35野戦炊事車PKをベースキットと共にお贈りしたのですが
「まさか、本当に作るとは思わなかった」
「おもしろいんで、ジオラマにするかはともかく、組んでみる」
そして、今回、また新しい課題を頂きました。たぶん、今度は35年は掛からないと思います。
呉先生、製作意欲を刺激してくださり、ありがとうございました。