GUMKA工房記

模型の企画・設計と資料同人誌の販売をやっている「GUMKAミニチュア」の備忘録を兼ねたブログです。雨が降ると電車が止まるJR武蔵野線の新松戸と南流山駅の中間辺りに事務所はあります。近所に素材や塗料が揃う模型店がありません。最近、昔からやっている本屋が閉店しました。

2017年06月

 千葉ローカルな話題ですが、なにとぞ御容赦を。

「みーどりーのカバ~♪、みーどりーのカバ~ ♪」

 かつてはラジオや千葉テレビでもCMを流していた千葉県の弁当チェーン「としまや」でございます。木更津や市原、君津、袖ヶ浦千葉市内と房総半島の中央部にしか店舗がなく、私は市川市南流山などの県北西部に住んでいたので、名前は知ってたものの、食べたことはなかったです。ところが、先日、船橋市に住む元編集者のW氏より

「全国チェーンの『ほっと●っと』や『オリジ●弁当』も悪くないけど、それだけって社会は寂しいよ。選択肢は多くないと」

と応援するよう説かれたので千葉方面に出掛けたついでに「おゆみ店」に行きました。看板には、かつてのCMソングどおり緑のカバが。

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としまやの名物弁当と言えば、チャーシュー弁当。御飯と肉と漬物のみの男気溢れまくりのメニューです。「野菜?はぁ~?なんですか?それは?」と弁当から聞こえてきます。

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 濃いめな味付けで、ぶ厚いチャーシューが食欲をそそります。中・高校生とかだったら幾つでも食べそうです。肉だけだと身体に悪いので、魚メニューも…というわけでイカフライ弁当。こっちもイカフライと御飯と漬物のみで、男気溢れまくり!木更津出身のバンド、氣志團綾小路翔が房総のソウルフードとして一押しするメニューです。

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 濃いめな味付けながら、肉厚なイカが柔らかく美味しいです。言ってしまえば、B級グルメそのものなんですが、今はコンビニや全国チェーンの弁当店におされ気味なんで、旅行や仕事で内房方面に訪れた時は、ぜひ、お試しください。


来月9日に札幌で開催される「北海道AFVの会」にゲストとして選ばれました。
御声掛けいただけるのは何とも、ありがたいことでございます。

現在、会のホームページ にてゲストへの質問を募集しています。
実車や装備に関しては、当然ながら全て頭に入っておらず、
さらに年齢が進んで怪しくなった部分も沢山あるので、
資料に頼らないとわからない質問は事前に送っていただけると助かります。

届いた質問を一つ紹介しますと

「大戦中、ソ連軍は飲料水をどうしていたのでしょうか?」

 主戦場となったソ連西部地域は川や池、湖などの水資源が豊かなので、
ポンプでくみ上げた水を一旦、水タンクRE-6000に蓄え、
濾過後、小分けして使用していました。


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濾過装置には様々な……ここで全て説明すると、
当日、話すネタがなくなるので続きは会場にて…

ここで全て説明すると当日、話すネタがななくなるので続きは会場にて。
ソ連
軍の飲料水繋がりで思い出したのですが模型店時代から

イースタン・エクスプレスのBZ-ZiS-5Vは給水車として
 ジオラマに使ってもOKですか?」

と何人ものモデラーさんに尋ねられました。


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残念ながら、あれは給油車なので水は運搬しません。

給水車はZiS-5VトラックがベースのBMZ-43がありましたが、
こちらはレジン改造キットすらありません。


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プラモや模型とは全く無関係&無縁のデザイン系の御仕事が終了しまして。

御馳走していただきました浅草今半のすき焼き、とっても、おいしゅうございました(嬉)

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うちの御寺が浅草にあり、お彼岸のお墓参りの時は、ここの前を通るのですがランチはともかく、デイナーでのすき焼きは、自腹で食べるには、ちょっと勇気の要る御値段です。

だいぶん前に全面改装されてから、すっかりキレイになって、外国人観光客の来店も多く、我々が食事をしたときも御客さんの1/3ほどは海外の方でした。

着物姿の仲居さんに調理してもらえるすき焼を食べたのは久々で、手際よく調理をしてくれる横で、御招待くださった方々と笑顔で談笑の風を装っていましたが心の声は

「おお!焼けた肉が取り皿に入った~!さすがに良い香りだな~」

仲居さんが「どうぞ、温かいうちにお召し上がりください」と。

先方の上司は私と同世代ということもあって、1980年代話を語り始めます。話の腰を折るのも悪いから、ここは待ちですね、うん。

適当に「そうそう」と相づちを打っていたら、その時代の音楽、広告、雑誌、アイドル、バイクブームと話題が広がっていき、御本人はイイ感じで盛り上がっていきます。ここは大人の余裕を見せてスマイル、スマイルと。

仲居さんは「どうぞ、お召し上がりください」と二枚目の肉を各取り皿に。
しかし、誰も箸を付けていない様子に三枚目を焼くのを躊躇しており、
それを察した上司の方以外、全員の心の声が聞こえ始めます。

「いつ話が終わるのかのう??」

「チーフ、今日は絶好調じゃのう」

「仲居さん、肉を焼きたそうじゃのう」

「そろそろ食いたいのう…」

「そろそろ食っていいかのう??」

「そろそろ食っていいかのう??(半泣)

「そろそろ食っていいかのう??(2/3泣)」


「ねぇ、そろそろ食っていい?(本泣)」


仲居さんは、空気を読み三枚目の焼きを諦め野菜へと。

部下の方が「あのチーフ、肉が冷めないうちに…」とか、冗談っぽく「僕ら、もうお腹空きまくりですよ~」と言うも、上司の方は、身振り手振り交えて、80年代カルチャー話が絶好調で部下の声なんぞ聞こえてない様子。

この席で、その話題に付いていけるのは私だけですが、


「頼む!旨いうちに肉を食わしちくれ~!」


などと、肉を前に平常心を保てずにおりました(゚ー゚;Aアセアセ

最終的には、部下の方が上司を無視して「さあ、いただきましょう!」と勝手に食べ始めて事なきを得ましたが、お肉の美味しさが体に染みました。



 以前に 御紹介したソ連の野戦炊事車PK ですが、諸々ありましたが、ようやくレジンキットを発売できることになりました。

 当初は手流し量産で、ワンフェス会場にて30個売り切り販売するつもりでしたが、あっちこっちから欲しいという声があったので、レジン注型業者に量産を依頼しました。

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 パンチングボード製の大型ラックの再現は、エッチングを使いました。このラックは木製だったり、未装備の車輛もあります。

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 塗装前はこんな感じです。

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 最初に制式採用されたのが19世紀だけあって、やはり全体的な印象は古めかしい感じがします。長期間に渡って製造されたので、煙突や調理釜の蓋、収納箱やラック形状などに多くのバリエーションがあります。一応、キットは第二次大戦に多い仕様としたので、第一次大戦や日露戦争のジオラマには、そのままでは使えません。

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ようやく発売することができて、肩の荷が降りた気分です。



 韓国製のバイク、ヒョースンGT250です。数年前から大手バイク販売チェーン店のレッドバ●ンが正規代理店となって国内販売を始めたとは聞いていましたが、実車は初めて見ました。

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 見てくれはカッコイイのですが、品質や性能に関しては良い評判は聞きかず、国内4メーカーに遠く及ばないようです。ざっくりと観察しましたが、オーナーさんには申し訳ないけど、溶接ラインなど「大丈夫か?」と思うくらいガビガビだったし、樹脂製部品もチープでした。

 これで値段が安ければ「安かろう悪かろう」で理解もできますが、レッ●バロンでの新車販売価格は国産バイクと、あまり変わりません。

 ただ、中古車の相場を見ると、大半は走行距離も多くないのに10万円以下。そういう価値なのでしょうけど、人とは違った珍しいバイクに乗りたい、乗り潰すから、とにかく安いバイクをというニーズはあり、中古車はそれなりに売れるらしいです。




散歩の途中で、いつぞやの黒猫と茶トラ白猫が。

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なんか、茶トラ白猫が怖い目で睨んでます。


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ん? じりじり黒猫に近寄っているな。もしや…


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おお!一気に勝負に出た!

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以下、自粛します…

そうか。あの黒猫、メスだったんだ。


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