アイドリングの高さに困っていたCB400LCですがCB400Fourの専門家、高橋さんからメールがありました。アイドリングが出ないCB1100Rの整備をしていて、気付いたそうです。
「(CB400LCもCB1100Rと同系の)CVキャブと思いまして、バイパス穴とのスロットルバルブの位置を確認してください」
へえ?どういう意味ですか?
「クリーナー側から微かに光が漏れるくらいもしくは、バイパス穴にスロットルバルブが触れるくらいに同調スクリューを調整し、スロットルスクリューをあわせチョークを引くと、スロットルバルブが連動する事も確認してください」
同調スクリューは黄色で封印されていたので、キャブの分解時にマーキングし、再組み立てのとき、その位置で組んだので、問題ないはずですけど…
「マークしてあれば元に戻せるので、スクリューの調節してみてはいかがでしょうか?それで回転数の変動があれば ○ でしょ」
でも私、バキュームゲージを持っていないので、同調の確認ができないんですよ…
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数日後、工房の前に高橋さんの愛車、黄色のホンダ・ビートが。

なんと、救援物資のバキュームゲージを持って来てくれました。ありがたや、ありがたや~

高橋さん立ち会いの下、さっそくセット。

う~ん、なんかスゴイことやっているみたいな画像です。んで、結果は、全然、同調していなかったです。左右のキャブを同調させて、アイドリング・スクリューを調整すると…

あっさり、アイドリングが正常値に。今までの苦労が嘘のようです。あの黄色の封印ペイントは一体何だったんだ?! 高橋さん、ありがとうございました!