GUMKA工房記

模型の企画・設計と資料同人誌の販売をやっている「GUMKAミニチュア」の備忘録を兼ねたブログです。雨が降ると電車が止まるJR武蔵野線の新松戸と南流山駅の中間辺りに事務所はあります。近所に素材や塗料が揃う模型店がありません。最近、昔からやっている本屋が閉店しました。

2012年10月


ここ最近、GSXの始動性が今ひとつなので、バッテリーを点検したら、マイナス端子から出ているボディアースの被膜が所々、溶けていました。邪悪な電気が流れたんですかね?(←電装関係は詳しくない)

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さすがにマズイので、近所のイエローハットに行って、端子金具とコードを買ってきて、アースを自作。電工ペンチを使うのは久しぶりです。

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付替えたら、とても調子よくセルモーターが回るようになりました。

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アースって、大事ですね。



メタル製マフラーは、それなりの重さがあるため、
単にフレームに接着するだけでは強度的に心配があるので、
真鍮線で補強します。

まずは真鍮線を入れる穴を各部に開けます。

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車体右後部に真鍮線のブレーキロッドを接着し、
リアサスも取り付けます。

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マフラーを付けると、一気に重くなるので、先にフロント周りを組むことにします。


以前、紹介したfoo coffe のmadaraです。
いつものようにtake outカウンターで待機。

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カメラを向けたら、フルフルフルっと!

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あ、なんか、こっち見てる…


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良い写真をありがとうございました~♪


前回、形にしたフレームに部品を付けていきます。
まずリアフェンダー。国内・北米向けの短いタイプです。

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ウインカー基部とバッテリーケースの下部に接着ガイドがあるので、
そこに合わせて接着します。

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スイングアームのガイドに合わせて、チャーンカバーを取り付けたら、
リアホイールとフレームにサスペンションを付けます。

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チェーンとスイングアームの位置が決まったら、
エンジンの左カバーを接着です。



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左側はこれで終わりです。だんだんバイクらしくなってきました。

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今日から第52回全日本模型ホビーショーが、
地元である千葉県幕張メッセで開催されています。

今日と明日が業者招待日(商談日)で、土日が一般公開日です。


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ホビーショーは5月に静岡県のツインメッセで、10月は幕張メッセで毎年開催されています。

まだ模型店を経営していた4年前までは、
注文書を出しに両方共通っていましたが、
フリーの身になってからは、この幕張だけに行っています。


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業者招待日の来場者は、ちょっと少なめで、お馴染みのメーカーや
輸入代理店数社が不参加という、やや寂しいショーでしたが、
例年どおり、一般公開日は多数の来場者で盛り上がると思います。

久々に模型業界の知り合いや、懇意にしていただいた小売店さんとも会えて、
楽しい1日でした。

あと、会場で気になったのはエブロの1/43フジキャビン。レジン製だそうです。


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そして、トランペッター1/35 2S3アカーツィア152mm自走砲
実車を間近で見たことあるのですが、カッコいいんですよ。
この足回りがあれば、2S11クルーグ(SA-4ガネフ)地対空ミサイル、
2S4チュリパン240mm自走迫撃砲も夢じゃない?!

ついでに、2S1グヴォージカ122mm自走砲も新規で出してくれないかな?

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個人的には、この二つが嬉しいですね~

チラシやパッケージなどの印刷物のレイアウトや
デザイン、ロゴなどを決めるのは、いつも悩みます。

あれもいい、いやいや、こっちも捨て難いと、なかなか決められないのです

今、悩んでいるのは、組立説明書、通称、インストでございます。

以前、AFVのレジンキットを出していた頃は、
通常のプラモデルと同じ仕様で、各ステップごとの作業をイラスト化し、
レイアウトして原版を作成していました。

戦車や装甲車の場合、塗装の都合上、排気管や工具、
機銃などを最後に付けたりはしますが、
大概は車体本体を形にして、それに転輪だ、起動輪だ、
工具だなどの細部部品を付けていけば完成です。

車体下部、上部、砲塔、主砲を各部位ごとに完璧に組み、
塗装も施してから、最後に全部を接着して完成、
という組立方法をするモデラーは、まずいません。

ところが、オートバイのプラモの場合、インストは作業手順書ではなく、
どこにどの部品が付くかのガイドであって、
エンジン、フレーム、フロント周りと各部位ごとに塗装まで終わらせ、
それを最後に組むという方が圧倒的なので、
プラモデルのような、各ステップごとに詳細な説明のあるインストより、
むしろ、海外のレジンキットのような、「これ、ここに付きます。手順はお好きに」
のほうがむしろ良いのかな?などと…

初めてのジャンル故、悩みは尽きません。



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