20117月31 転ばぬ先の杖か? 先日、ピストンリングと共に頂戴したKH/Z1用ブレーキマスターですが、ネジ式の蓋は上面がフラットな後期型でした。初期型はドーム状に盛り上がっており、注意書の文字も凸モールドです。個人的には初期型の方が好きですが、リプロパーツは蓋だけで8400円もします。先日、某オークションで、塗装がくたびれた中古品ながら、1500円で落札できました。 ワンフェスも原型製作も終わったので、気分転換に分解し、固着したシリンダーを外してみました。 さすが30年も放置されていただけあって、ブレーキフルードは完全に固体化&固着してました。これは部品を丸々交換ですね。 将来、このブレーキマスターを使う可能性もゼロでないので、とりあえず、本体と蓋に、対ブレーキフルード塗装だけしてもらおうか検討中です。
20117月30 出戻り原型 メタル屋さんから、量産に不向きな原型の修正依頼がありました。 今回戻ってきたのは2点、ヘッドライトステーとサイドスタンドです。 ヘッドライトステーは三又の下部と一体でしたが、分割して欲しいそうです。 サイドスタンドは、スタンドの本体と側面のスプリングの下部に僅かな隙間がるので、 埋めて欲しいとのこと。 修正が終わったので、週明けに発送しましょう。
20117月29 川口まで 近所を走り回ること数日、ブレーキだのアイドリングだの、とりあえず問題なさそうなレベルに調整できたので、バイクを購入した埼玉県川口市のバットモーターサイクルへ「直したど~」を言いに行きました。 南流山を出発したときは、イイ感じに曇り空だったのに、川口はピーカンの青空で、ひたすら暑くて汗だくです。途中、エンジンが止まったり、ブレーキが効かなくなることもなく、辿り着きました。 店主の片山さんから、「お~、キレイになったね~」 嬉しい言葉ですね~ エンジンを始動し、ピストンヘッドの揺動について尋ねると、激しい打音がしたり、パワーが出ないのならともかく、普通に走れるなら、そのままで良いと。無事に帰宅してフロントフォークを見たら、あれ?フォークオイルが滲んでる…… 川口行脚でオイルシールがダメになったようです。残念ながら、インパクトレンチ持ってないので、 私、フォークの分解作業はできません。これはバイク店に頼まねば……最後にオチがちゃんと付くのがカワサキ・トリプルの魅力ですね(泣)
20117月28 「これ何?」 24日のワンフェスにて。 昼も過ぎた頃、季節感満載の鮮やかなトロピカル柄のマキシワンピを着た 年齢不詳な女性(たぶん、40半ば~50代前半くらい?)が、 塗装済みの猫を手にし、しげしげと眺め、 「これ何?」 「あ、猫のフィギュアです」 「うん。見ればわかるし。これ何?」 一抹の不安を覚えながら、 「塗装済みの猫フィギュアです。一応、手塗りです」 「だから、それは見ればわかるってば!これ何?」 こういう会話が成り立たないパターン、困りますよね。 「え~と、何が知りたいんですか?」 「だから、これ何?ってば」 とりあえず、言い方を変えてみますか。 「猫のミニチュアです… ハンドペイントの」 「だから、さっきから、何でできているのか聞いてんじゃない! 何でわからないかな?」 アンタ、そんな事、一言も口にしてないやん!っと思いつつ、 「レジン製で、模型用塗料で色付けしました」 これで問題解決だろー 「レジンって、何?」 そうか一般の人か… 「え~っと、合成樹脂の一種です」 「ああ、コウセイジュシか。なるほどね」 そのまま猫を置いて立ち去りました。 どなたか、私に熟年女性も納得する新素材?、「コウセイジュシ」って何だか教えてください。
20117月28 ジローさんからのプレゼント WFの開店準備中、近所に何やら、おもしろそうなディーラーがありました。 「四十になったら、ジロー模型」というコピーと卓上に並べられた、 ひと癖もふた癖もあるアイテムのデスクトップモデルの数々。 お話しを伺うと、言葉の端々に出る重度の模型偏愛な様子。 こういうスタンスはいいよね~と思いつつ、 何枚か写真を撮らせていただき、自分の卓に戻ると、 留守番していた奥さんが 「さっき来た人が、これを置いていったんだけど…」 ドイツ製の1/18のH2Aのミニカーでした。 添えられた名刺を見ると、あれ?今まで話をしていた、 ジロー模型さんじゃないか?! これは失礼したと、慌てて舞い戻ると、 ジローさんと親しげに濃い特撮話をしているのは、 WFの主催者である海洋堂の宮脇専務…… …昔からの模型仲間だそうです。 改めて御挨拶をして、H2乗りやKA1乗りで知らない人はいない、 大阪マッハIIIオーナーズクラブのジローさんと判明。 いやいや、失礼をしました。 この「ジロー模型」のコンテンツは必見です。 ジローさん、貴重なコレクションをありがとうございました! PS: オマケは、ジロー模型さんで展示されていたセミの鬼瓦。 島根に住む瓦職人の友人が手作りしているオリジナル商品です。 きっと魔除けになるし、かなりインパクトがあるので、 取り付ければ「謎の大きなセミがとまっている家」とかで、 TV番組で紹介されるやもしれません。 あなたの御自宅の屋根に、御一ついかがでしょう?
20117月25 ワンフェス終了 24日の日曜日、幕張メッセにて開催されたワンダーフェスティバルに出店しました。 入場者数はなんと4万人だったそうです。 今回、750SSは原型をメタル屋さんに送ってしまったので、 見せられる物がなく、一次原型のエンジンとフレームを組んで、 サフ吹きした見本とエッチング、クリアーパーツを展示しました。 あと1週間早ければ発送前の原型を、もう3週間遅ければ、 できあがったメタル部品の試作品を並べられたのですが、 世の中、思い通りには進みません。 あとはいつものように、手持ちの模型の処分と猫です。 猫は未塗装のキットは、2個しか売れなかったのに、 塗装済みは前回以上の健闘ぶり。 どうして、塗装済みがあるのに、未塗装も売っているのか?とか、 これはハンドペイントですか?などと真顔で尋ねられたので、 モデラーより、ミニチュア好きな一般の方が増えているのかもしれません。 一番人気は、やはり三毛でした。 いつものようにブースの半分で、長女がTシャツを売りました。 横で見ていると、結構な枚数を売っており、 着実にファンを増やしている様子で感心しました。 次回は新作に挑戦してね。 H2乗りのKenさんもダンゴムシフィギュアと、 カワサキ・トリプルのタンクという独自世界の商品で出店しておりましたが、 猫&Tシャツを御買い上げ。ありがたや~、Kenさん、商売どうでした? このブログで知り合ったブブンチョさんも御夫婦で来てくださり、 これまたTシャツを御買い上げ!ありがとうございました。 お仕事が自動車関係だそうで、バイクのレストアはお手の物。 羨ましい~です。 久々に会う模型店時代の御客さんや、今の仕事の取引先のスタッフの方々、 雑誌の編集者の皆様、模型には興味ないけど来てくれた友達etc、 沢山の人がブースに来てくださり、ひたすら嬉しいです! 次回も出店予定なので、よろしくお願いします。