GUMKA工房記

模型の企画・設計と資料同人誌の販売をやっている「GUMKAミニチュア」の備忘録を兼ねたブログです。雨が降ると電車が止まるJR武蔵野線の新松戸と南流山駅の中間辺りに事務所はあります。近所に素材や塗料が揃う模型店がありません。最近、昔からやっている本屋が閉店しました。

カテゴリ: 1/12 750SSを組む



エッチングを重ねて組んだエンジン本体にエキゾーストフランジを接着します。


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それぞれ向きがあるので、部品にモールドされたアルファベットに従ってください。
「R」が右、「L」が左、無印がセンターです。

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バイク模型は塗装をしながら組むので、
組立説明書の手順を自分なりにアレンジして作業を進める方が多いと思いますが、
今回は、量産部品に問題がないかテストのため、
塗装をしないので、このまま進め、キャブ、エアクリーナーを接着します。


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エンジンらしくなってきました



前回の続きで、エッチング製フィンの穴に0.5mmの真鍮線を差し込み、カットします。

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全部の穴に差し込み終わったら、抜けないように接着剤で固定します。


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接着剤が硬化したら、ヤスリで整形します。

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少し接着剤が残る程度で作業を終えます。完全にキレイにすると、
真鍮線が抜け易くなります。

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最後にレジン製のヘッドを載せて、この工程は終了です。


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エンジンフィンをNo.6まで重ねたら、フィンの両側に開いた穴に0.5mmの真鍮線を差し込みます。

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中央の三個のガイドの他に左右の真鍮線に合わせて、No.5以降のフィンを重ねます。


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横から見たらこんな感じです。この真鍮線がフィンの共振音防止部品になります。
実車は、これがあっても、けっこうな共振音がするのですけど…


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No.3以降は後部と前部にも真鍮線が入りますが、これは重ねてから入れても大丈夫です。

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(続く)


このキットの特徴であるエッチング積層エンジンの製作です。

まず、シートから切り離す前に240~320番のスポンジヤスリで足付けを施します。


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フィンとフィンの間のエンジンシリンダー本体の部品は2枚を貼り合わせます。

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あとは、フィンとシリンダー本体を交互に重ねていきます。


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フィンには向きを示す矢印と番号があります。
フィンは下から、9→8→7→6→5→4→3→2→1の順番です。
写真は9ではなく、6です。
矢印の先が前を向くように組んでください。

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途中まで組むとこんな感じです。

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(続く)

カワサキ・トリプル系の最大の特徴である空冷2サイクルエンジンの組み立てです。

私は完成見本をワンフェスなどのイベントに展示する際に
展示台やケースにボルトで固定するため、
ボルトを通す穴を 下部クランクケースに開けます。

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上部ケースには、ナットを埋めておきます。


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上下を接着します。

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クランクケース右エンジンカバーを接着しますが、
左エンジンカバーは、この段階では接着しません。


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エッチングシートから、チェーン・スプロケットホイールのパーツ4枚を切り離します。

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240番のサンドペーパーで接着面に足付けをします。

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4枚とも貼り合わせます。

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リアホイールのセンターハブの右側に、ドラムブレーキのブレーキパネルを接着します。


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部品が揃ったとこで組立です。

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まずは、スイングアームにチェーン・スプロケット部品をセットします。

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ホイールをはめ込みます。この段階では、まだセンターハブと、
チャーン・スプロケット部品は接着しません。

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ブレーキパネルとスイングアームにトルクロッドの部品を取り付けます。

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