GUMKA工房記

模型の企画・設計と資料同人誌の販売をやっている「GUMKAミニチュア」の備忘録を兼ねたブログです。雨が降ると電車が止まるJR武蔵野線の新松戸と南流山駅の中間辺りに事務所はあります。近所に素材や塗料が揃う模型店がありません。最近、昔からやっている本屋が閉店しました。

カテゴリ: 福島県

宿に着いたときから、外では数人の職人達が忙しそうにしていました。
それじゃ、まず風呂でも入ろうかと部屋を出ると、
女将が、明るいうちに露店風呂に入ったほうが良いと言うので、
お言葉に従い外へ。

露天風呂 入口の矢印があります。

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おお!

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おろろ?! こりゃ、急造感が半端ないぞ?!

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ふと横を見ると、修復中の階段が…
向こうは屋根付きですね。

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階段を降りたら、横に行く足場板があります。

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さらに下に降りていく階段が…

しかも長い…

適度にガクガク揺れて、まあ、楽しいと言えば楽しい…


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階段を降りた先にあるのが、離れの羽衣の湯です。

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この日は、女性宿泊客がいなかったので、
女将から入っていいと許可をもらった婦人の湯

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離れの石段を降りまして

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渓流の傍にあるのが、谷間の露天風呂

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お湯は温めで、ず~っと浸かっていられます。

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湯船からの景色もイイですね~

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帰りは、再び、鉄パイプ製足場階段を上ります。

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この階段、本階段が完成するまでの期間限定なんで、
非日常を経験したい方は、お早目に宿泊予約してください。

階段を上がり切って、宿の玄関を入ると、
脇の部屋で女将の旦那が炬燵に入ったまんま、
口開けて、イビキをかいて寝ていました。

予約の電話をしたときは、この状況での寝起きだったので、
様子がおかしかったんだなと、再び妙に納得


「ところで、例の爺さんの旅館、どうだったの?」
最近、会う人ごとに尋ねられます。

というわけで、

「やっぱし、尿酸値と血糖値がアウトでも旨いモノ食べて死にたい」

高知から人生自爆系の友人Yさんが遊びに来たので、福島の温泉に行きました。
恒例の一問一答。

私 「一応、聞くけど、健康なの?」

Y 「ああ、御覧の通り健康そのものですわ」

私 「再検査はしたの?」

Y 「だ、か、らぁ、健康なんで必要ないんですわ。
  自分の身体は、自分が一番よく知っとるんですわ~」

Y 「キリンの特保のコーラさえ飲めば、尿酸値も血糖値もコレステロールも
   中性脂肪も過去の過ちも全てリセットしてくれるんですわ~
   毎日飲んでいる御蔭で完璧ですわ~」

私 「……」

前回より言っていることがエスカレートしています。

特保のコーラは、血糖値や尿酸値、コレステロール、中性脂肪の改善薬でないなどいう常識を説くのは無意味です。もちろん、過去の過ちを消してくれる飲み物など、この世に存在しません。

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今回、訪問したのは、福島県の不動湯温泉です。巨大コケシのオブジェで有名な土湯温泉の奥にある秘湯です。検索して訪問記を読むと、車で行くと途中で舗装路がなくなり、最後の2kmは悪路という意見が多数あります。

予約してから、普通車で行けるのかいな?と不安になりましたがYさんを乗せて、車は一路、東北道へ。

ナビの指示どおり福島西ICを降り、しばらく走ると土湯温泉街に到着。不動湯温泉の看板に従い、一車線の舗装路へ。

幸い対向車もないまま、道は途中から砂利道に。ただ、訪問記にあるようなダートコースだったとか、
普段、田舎道に慣れた人でも難儀した、という感じではなく、Yさん曰く「高知では普通の田舎道ですわ」千葉でも房総半島の山の中にも、この程度の道は普通にあります。

まあ、ブログとかの訪問記は、話を盛るからね~とか二人で軽口をたたいていたら、最後の下り道になって様子は一変しました。左右が凹み、真ん中が凸っているロシアの田舎道状態で、ゆっくり走ってもガクン、ガクン状態。車の腹を擦ったりしないか、轍の真ん中に乗り上げて、亀の子状態にならないかヒヤヒヤでした。そうか、みんな、この事を書いていたのか…反省しました。

たぶん、ランボルギーニ・カウンタックとかだと腹を擦りまくって、絶対に宿に辿りつけません。道を下りきると駐車場があって、不動湯温泉のゲートが見えます。

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ゲートから先は階段になっているので、車を駐車場に停め、それを降りて、少し歩けば宿に到着です。大正6年創業の風格ある建物です。

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出迎えてくれたのは、ハキハキした元気な女将さんと30代くらいの男性スタッフ。予約のときのお爺さんは、女将の旦那さんで、この日は炬燵に入ったままニコニコしながら「いらっしゃいませ~」と…

なるほど、この女将にして、あの感じだったんだなと妙に納得。

建物は古いものの、掃除が行き届いています。和室も良い雰囲気で、昭和の作家になった気分です。

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部屋に案内してくれた男性スタッフの方が、宿内の説明をしてくれます。お風呂は内湯が一つ、内湯の前の階段を降りたら、離れがあって、そこに婦人風呂と、もう一つのお風呂があって、さらに離れから石段を降りると露天風呂がある……のが本来のスタイルですが、内湯から離れに降りる階段が老朽化で壊れてしまい、現在、修復中のため、鉄パイプ製の足場を組んだ臨時階段を設置したので、申し訳ないけど、そっちを使って欲しい…と。

(続く)



 先日、旅行した磐越西線の会津若松駅の様子です。
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 CG合成したとかではなく、これでもかというくらいNHK大河ドラマ「八重の桜」のポスターが貼られていました。市内の店頭や掲示板、観光施設など、街の随所に同じポスターが貼られており、地元の期待度の高さを感じましたが、何も知らない外国人に

「今の会津若松市長は、若い女性独裁者で、市民に個人崇拝を強いている」

「近々、駅前に指さしポーズの市長の巨大ブロンズ像が建つんだぜ」

と嘘を教えても信じると思います。

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 冗談はさておき、同行のYさんは高知県民で、以前、福山雅治主演の大河ドラマ「龍馬伝」が放映されていた年は、高知を訪れる観光客が増えたそうです。

 毎年、福島県を旅行していますが、震災直後は、ほとんどいなかった観光客がドラマの御蔭か今年は、とっても多く会津若松市内はツアー客を乗せた大型観光バスが沢山、走っていました。なんだか、こっちも嬉しくなるような光景でした。


 先月25日から27日まで、人生自爆系のYさんと一緒に新潟~会津若松へ旅行に行きました。写真は、会津若松の東山温泉街で見た郵便ポスト。千葉県の市川~松戸~船橋~柏界隈では、すっかり見なくなりましたが今でも現役で使われているらしく、集荷時間を示すプレートが貼られていました。

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 ちゃんと、郵便物の取り出し口の前が除雪されています。さすが雪国です。

 こちらは、会津若松の中心部にある、鶴ヶ城の雪景色。

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 会津地方は例年よりも雪が多く、我々が訪問したときも前日に降った大雪の影響で、市内のバス運行が乱れていました。




 裏磐梯に行ったときは必ず立ち寄るのが地元スーパーの「ヨークベニマル」です。地元の人によるとヨークベニマルと書いて「最強」と読むんだそうで、確かに千葉や高知では見かけない商品を売っているワンダーランドです。

 まず「むきさめ」 アブラツノザメの剥き身で、煮付けなどにします。冷たい海域に住む鮫で東北地方では一般的な食材です。

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 青森県出身の元バイク整備士のIさんから、故郷では鮫を煮付けや唐揚で食べると聞いたときは驚きましたが、切り身状態で見ると、これなら食べられるかもと思います。

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 ソーセージカツ。ハムカツみたいなモンですかね?若ければ、即買い&試食ですが、蕎麦を食った直後のアラフィフ男性には、そんな元気も食欲もなし。でも食べなかったことを後悔しています。

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 裏磐梯の冬は雪が多いんだろなと感じさせてくれたのは店内に一角を占める長靴コーナー。写真は男性用だけで女性用と子供用のコーナーが別にありました。充実の品揃えで、ダンロップの長靴なんて初めて見ました。

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 千葉の南流山辺りだと長靴を履くのは車を洗うときと大雨くらいです。こういう光景が見られるので、地方スーパー巡りは欠かせません。



 高知のYさんが上京したので、29日から恒例の秋の旅行へ。今回は福島県会津若松の東山温泉~裏磐梯~奥塩原温泉~那須というコースでした。

 期待していた紅葉は、今年は9月になっても気温が高い日が続いたためか、例年なら10月下旬には会津若松市内も木々が色づくのに、まだまだと遅れ気味でした。磐梯山の紅葉も、山の中腹~頂上付近で止まっていました。

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 中腹より下はまだ緑が優勢でしたが、このところ気温が下がってきたので来週辺りは、良い景色になると思います。

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 ウチダザリガニ釣りをきっかけに2009年から、春・秋とずっと通い続けた福島ですが、やはり震災以降は観光客の数が減っていました。しかし、今回は紅葉目当てのツアーなのか観光バスも沢山来ており道路も混んでいました。平日にもかかわらず、高速道路のSAや道の駅、いつも立ち寄る食堂や土産店にも御客さんが多く、働いている方々も笑顔や活気があって、なんだか、こっちも嬉しかったです。

 ツーリングのバイクも結構いましたね。今度はバイクで行きたいな… もちろん、安心のGSX250Eでね(笑)



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