GUMKA工房記

模型の企画・設計と資料同人誌の販売をやっている「GUMKAミニチュア」の備忘録を兼ねたブログです。雨が降ると電車が止まるJR武蔵野線の新松戸と南流山駅の中間辺りに事務所はあります。近所に素材や塗料が揃う模型店がありません。最近、昔からやっている本屋が閉店しました。

カテゴリ: 菓子、デザート


先日の香港出張のお土産で、出前一丁を友達あげたら…

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御礼にと関東地方では絶滅危惧種のカールをくれました。


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こういうのは、嬉しいです

関西限定販売のままでもいいから、カレー味、復活しないかな…



近所のスーパーで、買い物のついでにガリガリ君を買ったら…

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 当りが出たのは何年ぶりだろう?冬でもガリガリ君を食べる友達がいるけど、基本的に夏以外は食べないし、他のアイスも買うから1シーズン当り、ガリガリ君の消費量は5~6本程度?この個数じゃ当選確率低いよね…記憶にある前回の当選は、今は社会人になった長女が、まだ幼稚園児くらいのときだったから、もしかしたら20年ぶりかも?


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ささやかながら、幸せを感じますね~


 模型店時代、常連だった名古屋在住の「今は自転車乗り」さんが茨城県坂東市の将門祭りの見物に来たついでに南流山に寄ってくれました。目的は、foo coffeeの看板猫madaraくん詣。

 今は自転車乗りさんは、1/35で猫のいるディオラマを作るのが趣味な人で、模型誌に作品が掲載されたこともあります。お土産は、名古屋名物(?)のしるこサンド。名古屋ではコンビニで普通に売っているそうです。

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 久々に食べました。今は自転車乗りさん、ありがとうございました。


 千葉県は伊勢海老の水揚げ高が全国一です。 主漁場である外房では、伊勢海老を食材とした様々な料理を楽しめ、刺身や鬼殻焼き、テルミドール、味噌汁辺りは勿論、 天丼、カレー、握り寿司、干物、つい最近は焼そばも見ました。
 しかし、さすがに、ロールケーキには驚きました。甘いモンに伊勢海老って…このユニークなロールケーキを販売しているのは、大原駅前にある自家製洋菓子店「昭和堂」さん。お値段、1,050円也

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手造りのシールが、どこか誇らしげです。ラベルを開くと、こんな感じ。

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 これがロールケーキ本体。伊勢海老をイメージして、赤いロールケーキにしました、とかいう半端な製品ではなく、ケーキのスポンジに伊勢海老の粉末を混ぜたホンマもんの伊勢海老ロールケーキ!

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 パッケージを開けると、プ~ンと漂うカッパえびせんの香り。この段階で、奥さんと二人の娘たちから浴びせられる罵詈雑言…

「なんで、こんなモン、買ってきたの!」

「ちゃんと、甘いの、これ?」

「普通のロールケーキにしとけばよかったのに!」etc 

まあ、全人格否定です。虫以外は、大概のモンを平気で食べられる長女が最初に口にし、

「あ~! 匂い以外は普通のロールケーキだ…」

これからも、外房は様々な伊勢海老メニューを発信し続けることでしょう。

前回に引き続き、福島のスーパーで見た商品ですが御菓子コーナーにあった懐かしの「シベリア」。結構な数を積んでます。

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これ、亡き父親の好物で、私が中学生くらいまでは、近所のパン屋や御菓子屋で普通に売っていましたが、ここ30年くらいは見ていません。てっきり生産終了になったと思っていたのですが、福島でシーラカンスのように絶滅を免れて売ってました。

この奇妙な名前の由来は、かつて帝国陸軍がシベリア出兵し長期の膠着戦となった際、極寒の異国で戦う兵士を慰めるため、実家が和菓子屋だった陸軍中尉が現地調達したパンケーキに本土から送られた羊羹を挟んで、どら焼きの代用品を作り、「シベリアどら焼き」として部隊に配ったが始まりです…というのは大嘘で、実際は羊羹を挟む分厚いカステラがロシア兵の毛皮襟付き外套のように見えるので
「シベリア」と名付けられたそうです。

実は上の嘘話も含めて父親から聞いたのですが、生真面目な父親が、こんな小洒落た小話を思い付くはずがないので、後日、祖父に尋ねてみると、案の定、祖父が父親に話したとおりを、ほぼそのままに私に伝えていました。

祖父曰く、

「(私の父親が)パクパク食べよるんで、”なんで、この菓子、シベリア、言うか知っているか?”と聞いたら、”ロシアの御菓子だから”とか生意気そうに言うんで嘘話とセットで由来を話してやった。人間、嘘話と一緒だと絶対に忘れんモンでな」

「しかし、奴もそのまんま、お前に話すとは、本当にツマランやっちゃな。枝葉を付けるとか、話を工夫するとかないんか?」

たぶん、祖父もわかっていると思いますが、それは絶対に無理です。しかし、この行動こそが、我が父らしいと思います。

懐かしさのあまり、1個買い、初めて見るという高知のY氏と一緒に宿でお茶菓子にしました。

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昔の方がアンコが甘かった気がしますが、ほぼ変わらぬ味に安堵しました。


 今では日本でも当たり前のデザート、マンゴープリンですが、発祥の店は、香港九龍半島の西貢(サイクン)にある満記甜品(ムンゲイティンパン)と言われています。

 もともと西貢(サイクン)は、香港のセレブがヨットを置いて海遊びや釣りを楽しんでいた郊外都市でした。セレブの方々が釣った魚を、すぐ食べられるようにヨットハーバーのある海沿いには、あなたの釣ったお魚ちゃん、料理しまっせ~、海風を感じながら優雅に食事できまっせ~、てな海鮮料理店がズラリと並ぶことになり、今では、そのレストラン目当ての地元民や観光客が沢山、訪れます。

 満記甜品(ムンゲイティンパン)は、港より、ちょっと奥まった場所にあり、地元の料理好きな女性5名が始めた小さな店でした。やがてセレブの間で、彼女たちの作るマンゴープリンが大評判となり、今では、香港市内に支店がいくつもあるスイーツのチェーン店になりました。

 おススメは、もちろん、マンゴープリン。注文すると、ガムシロップみたいな容器に入ったココナッツミルクと一緒に出てきます。

 果実が入った濃厚かつ、甘さ控えめなプリンの味を、
香港に行ったら、ぜひ、お試しください。


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 地元の人にお店の場所を尋ねるときは、ちょっと鼻にかけ気味で「無芸チンパン」と言えば通じます。(本当)

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