GUMKA工房記

模型の企画・設計と資料同人誌の販売をやっている「GUMKAミニチュア」の備忘録を兼ねたブログです。雨が降ると電車が止まるJR武蔵野線の新松戸と南流山駅の中間辺りに事務所はあります。近所に素材や塗料が揃う模型店がありません。最近、昔からやっている本屋が閉店しました。

カテゴリ: 心惹かれる食べ物


 千葉県を中心に店舗展開する「回転寿司やまと」にてマンボウの唐揚げを食べました。

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 魚というよりは鶏の軟骨や動物の内臓肉に近く、唐揚げにはぴったりの素材でした。やまとは水産会社が運営している回転寿司店で、ネタが新鮮なうえに地魚メニューが豊富で、こんな変わりダネが食べられます。
 

 
 徳之島から帰った直後、「エブリワンが消滅しファミリーマートになる」という衝撃的なニュースを聞きます。実は我々が徳之島旅行をしていた2015年12月、既にエブリワンの運営会社が大手コンビニチェーンのファミリーマートに吸収合併されており、エブリワンの全店舗を逐次、ファミリーマートに転換していく方針だったそうで、翌2016年には徳之島にあったエブリワン4店舗も全てファミリーマートに看板が変わります。
 
 転換が先行した鹿児島や熊本の店舗では、エブリワンの特徴でもあった店内で調理する弁当やパンが廃止され、利用者をガッカリさせましたが、中西さんの友人の昆虫採集仲間が、2016年夏に徳之島に行ったときは、ファミマのおにぎりや弁当、ファミチキ、大手製パン会社のパンと共に、エブリワン時代のお弁当や総菜、パンが引き続き店内調理されており、ポーク玉子巻きおにぎりも健在で、徳之島が離島であるという事情を考慮しての処置では?とのことでした。
 
 2017年12月、我々が再度、徳之島を訪れたとき、現在の状況を確認すべく、すぐに旧エブリワンの天城町支店へ行きました。写真は撮り忘れましたが、当然の如く、看板や入口は改装されてファミリーマートになっていました。
 
 事前の情報どおり店内ではファミマのおにぎりやサンドイッチ、惣菜も売っていますが、エブリワン時代の弁当や総菜、パンも併売されています。肝心のポーク玉子巻きおにぎりは見つからず、とりあえず、お腹が空いていたので、類似の「ばくだんおむすび」を買いましたが、これはこれで美味しかったです。


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翌日、別のファミマで、ポーク玉子巻きおにぎりを見つけました。
 
 
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 エブリワン時代とはラベルデザインが変更され、商品名も「巻きおに」から「巻きおむすび」になり、ベルマークが付きました。鹿児島県産のお米使用もアピールしていますね。肝心の味は全く変わらず、一同、安堵でした。
 
 2015年の旅行では一度しか買えなかったのに、今回は飲み物を買いに夜にファミマに寄ったら、運良く二度目の遭遇がありました。インスタントのカップ味噌汁と共に買って、宿で夜食として堪能しました。味噌汁が黒く見えるのは赤出汁だからです。
 
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 とりあえず、自分の眼でポーク玉子巻きおにぎりの健在を確認できて良かったです。
 
 それにしても、セブンイレブンでもローソンでもいいから、どこかで商品化してくれませんかね?絶対に売れると思うんだけどな…ときどき、無性に食べたくなるときがあります。


 
 初めて徳之島に行ったのは、2015年12月でしたが、旅行前に昆虫採集マニアだった旧友の中西さんから情報収集しました。彼は八重山諸島や南西諸島の甲虫に魅せられ、シーズンになると沖縄本島石垣島西表島奄美大島、徳之島に通って、夜は虫を求めて島中を彷徨い歩き、昼間はレンタカーの軽ワンボックスや軽トラの荷台で寝るという過酷な採集旅行をやっていた過去があり、普通の旅行者は知らない(知る必要ない?)情報を持っています。

 「徳之島で、これだけは食べておけとかある?」を尋ねると「そりゃー、エブリワンのスパム玉子巻きおにぎりと、鶏飯(けいはん)だね」と。
 
 エブリワンは鹿児島や熊本、沖縄など九州のローカルコンビで、徳之島には4店舗がありました。各店舗でお弁当や総菜を手作りして、パンも焼いており、中でもスパムの乗った玉子巻きおにぎりは、島民も狙っているので厳しい争奪戦となり、なかなか買えないという話でした。

 徳之島に着いたら「とりあえず、エブリワン行こうぜ」と空港から一番近い天城にある支店へ。

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 店内を見まわすと、事前情報通り沢山の美味しそうなパンやお弁当、惣菜が並んでいます。おにぎりのコーナーの端に目をやると…
 
 
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 正式名称は「ポーク玉子巻きおに」らしいです。「大袈裟に言っちゃって何が、なかなか買えないだよ。普通に売っているじゃないか」と思いつつ、みんなで1個づつ買って、景色の良い場所で食べました。


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 徳之島では一般的な海苔巻きおにぎりもありますが、薄焼き玉子で巻いたおにぎりもスーパーマーケットや持ち帰り弁当店で売っています。エブリワンの玉子巻きおにぎりはサイズが大きく、焼いたスパムが乗っており、とにかく旨い!島民が売っていたら買うという話も納得です。
 
 ちなみに、我々はたまたまビギナーズ・ラックなだけで、中西さんの言葉どおり、この後、島を離れるまで「ポーク玉子巻きおに」をエブリワンで見ることはなかったです。
 
(続く)
 

先週末は東京のホビーショーでしたが、その打ち上げで新宿「牛の達人」にて焼き肉を。

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大変に美味しお肉でした。心に沁みましたとも。

8月末の香港出張から本当に忙しい一か月間でした。

ようやく自分の模型が作れるから、2月のワンフェスの準備と思ったら、諸々、滞っておる案件が山積みで泣きたくなりました。

 千葉ローカルな話題ですが、なにとぞ御容赦を。

「みーどりーのカバ~♪、みーどりーのカバ~ ♪」

 かつてはラジオや千葉テレビでもCMを流していた千葉県の弁当チェーン「としまや」でございます。木更津や市原、君津、袖ヶ浦千葉市内と房総半島の中央部にしか店舗がなく、私は市川市南流山などの県北西部に住んでいたので、名前は知ってたものの、食べたことはなかったです。ところが、先日、船橋市に住む元編集者のW氏より

「全国チェーンの『ほっと●っと』や『オリジ●弁当』も悪くないけど、それだけって社会は寂しいよ。選択肢は多くないと」

と応援するよう説かれたので千葉方面に出掛けたついでに「おゆみ店」に行きました。看板には、かつてのCMソングどおり緑のカバが。

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としまやの名物弁当と言えば、チャーシュー弁当。御飯と肉と漬物のみの男気溢れまくりのメニューです。「野菜?はぁ~?なんですか?それは?」と弁当から聞こえてきます。

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 濃いめな味付けで、ぶ厚いチャーシューが食欲をそそります。中・高校生とかだったら幾つでも食べそうです。肉だけだと身体に悪いので、魚メニューも…というわけでイカフライ弁当。こっちもイカフライと御飯と漬物のみで、男気溢れまくり!木更津出身のバンド、氣志團綾小路翔が房総のソウルフードとして一押しするメニューです。

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 濃いめな味付けながら、肉厚なイカが柔らかく美味しいです。言ってしまえば、B級グルメそのものなんですが、今はコンビニや全国チェーンの弁当店におされ気味なんで、旅行や仕事で内房方面に訪れた時は、ぜひ、お試しください。


プラモや模型とは全く無関係&無縁のデザイン系の御仕事が終了しまして。

御馳走していただきました浅草今半のすき焼き、とっても、おいしゅうございました(嬉)

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うちの御寺が浅草にあり、お彼岸のお墓参りの時は、ここの前を通るのですがランチはともかく、デイナーでのすき焼きは、自腹で食べるには、ちょっと勇気の要る御値段です。

だいぶん前に全面改装されてから、すっかりキレイになって、外国人観光客の来店も多く、我々が食事をしたときも御客さんの1/3ほどは海外の方でした。

着物姿の仲居さんに調理してもらえるすき焼を食べたのは久々で、手際よく調理をしてくれる横で、御招待くださった方々と笑顔で談笑の風を装っていましたが心の声は

「おお!焼けた肉が取り皿に入った~!さすがに良い香りだな~」

仲居さんが「どうぞ、温かいうちにお召し上がりください」と。

先方の上司は私と同世代ということもあって、1980年代話を語り始めます。話の腰を折るのも悪いから、ここは待ちですね、うん。

適当に「そうそう」と相づちを打っていたら、その時代の音楽、広告、雑誌、アイドル、バイクブームと話題が広がっていき、御本人はイイ感じで盛り上がっていきます。ここは大人の余裕を見せてスマイル、スマイルと。

仲居さんは「どうぞ、お召し上がりください」と二枚目の肉を各取り皿に。
しかし、誰も箸を付けていない様子に三枚目を焼くのを躊躇しており、
それを察した上司の方以外、全員の心の声が聞こえ始めます。

「いつ話が終わるのかのう??」

「チーフ、今日は絶好調じゃのう」

「仲居さん、肉を焼きたそうじゃのう」

「そろそろ食いたいのう…」

「そろそろ食っていいかのう??」

「そろそろ食っていいかのう??(半泣)

「そろそろ食っていいかのう??(2/3泣)」


「ねぇ、そろそろ食っていい?(本泣)」


仲居さんは、空気を読み三枚目の焼きを諦め野菜へと。

部下の方が「あのチーフ、肉が冷めないうちに…」とか、冗談っぽく「僕ら、もうお腹空きまくりですよ~」と言うも、上司の方は、身振り手振り交えて、80年代カルチャー話が絶好調で部下の声なんぞ聞こえてない様子。

この席で、その話題に付いていけるのは私だけですが、


「頼む!旨いうちに肉を食わしちくれ~!」


などと、肉を前に平常心を保てずにおりました(゚ー゚;Aアセアセ

最終的には、部下の方が上司を無視して「さあ、いただきましょう!」と勝手に食べ始めて事なきを得ましたが、お肉の美味しさが体に染みました。


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