GUMKA工房記

模型の企画・設計とロシアのレッドアイアンモデルズの代理店をやっている「GUMKAミニチュア」の備忘録を兼ねたブログです。雨が降ると電車が止まるJR武蔵野線の新松戸と南流山駅の中間辺りに事務所はあります。近所に素材や塗料が揃う模型店がありません。最近、昔からやっている本屋が閉店しました。

カテゴリ: 心惹かれる食べ物


 体内の紅ショウガ天数値が低下してきたので、日暮里の「一由そば」に行き、ゲソ天&紅ショウガ天そばを食べて補給を。関東地方で紅ショウガ天は珍しく、手軽に食べられるのは、こことチェーン店の富士そばくらいです。
 私は千葉県市川市生まれですが、祖父が和歌山県出身で大阪の橋梁会社に勤めており、1936年に東京支店に転勤してからの関東住民です。すでに三世代、85年が経過したものの、すき焼きに割り下は使わない、オデンに牛スジ串は入るけどチクワブはなし、ところてんは黒蜜、肉ジャガは牛肉など今でも食生活に僅かながら西側社会の名残があり、紅ショウガ天もその一つです。

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 不思議なことに祖父は好物だったのに、なぜか父は嫌い。そして隔世遺伝で私は好きなのですが、二人の娘たちは全く食べる習慣がありません。私の代で途絶えてしまうか?はたまた再度の隔世遺伝で娘たちの子供世代は引き継いでくれるのか?楽しみであります。


 かつて奄美大島や徳之島には「エブリワン」という九州南部や沖縄を中心に展開していたコンビニエンスストアがありました。一部の揚げ物以外の総菜や弁当など全てをセントラルキッチンで調理し配送する大手コンビニチェーンとは異なり、オニギリや弁当、総菜、パン、ドーナッツなどを各店舗で調理しており、しかも、どれも美味しく、中でも絶対に外せないメニューが「巻きおに」ことスパム玉子巻きオニギリでした。

 2015年にファミリーマートに買収されると、九州や沖縄にあった店舗は店内調理商品が廃止となりましたが、奄美大島と徳之島は離島という特殊事情が考慮されたのか継続し、スパム玉子巻きオニギリも「巻きおむすび」と名前を変えて今でも買うことができます。
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 徳之島では巻きおむすびの供給が不足気味のため島民と観光客で壮絶な奪い合いをしており、私も幾度か煮え湯を飲まされたので、以来、見つけたら満腹でも買うを鉄則にしました。

 今回の奄美大島でも、その感覚で見つけたら買うをやっていたら奥さんから「さっき昼御飯、食べたじゃない」と怒られて事情を説明すると「でも(奄美のファミマでは)どこでも売っているよ」と。

 そうなんです。実は奄美のファミマでは、徳之島で経験した巻きおむすび売り場周辺に漂う「買うか買われるか」の邪悪なオーラが全くなく、島民の方にも観光客なんぞに食わせるものか、見つけたら即レジに走ったるぞ!という独特の緊張感も殺気もないのです。

 何回か寄るうちに、巻きおむすびをこまめに補充していることに気づきました。どうも商品補充のやり方が徳之島のファミマと根本的に異なっているためか、争奪戦自体、存在しないようです。


 あと、今回の旅行で発見した「サンドおむすび」。巻きおむすびでは上部に1枚だったスパムを二枚とし、間にツナマヨをサンドした逸品。一個食べれば一食分のボリュームでした。
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 どこかの食堂やレストランで巻きおむすびやサンドおむすび、再現して売ってくれませんかね?絶対に売れると思うんだけど。


「義弟の葬儀で新潟に行ってきた」と話すと結構な確率で「万代シティバスセンターのカレーは食べましたか?」と尋ねられます。実は今回、一緒に葬儀に参列した長女と「帰りの新幹線に乗る前にバスセンターのカレーを食べよう」と誓い合っていたのですが(次女と奥さんは全く興味なし)、親族故に予定がビッシリで、新潟駅に着いたときは新幹線の発車時刻まで30分で到底、バスセンターに行ってカレーなんか食ってる余裕なんぞありません。
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 諦めて駅の売店でレトルトを買いました。
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 昔懐かしい町のそば店のウドン粉カレーかと思ったら、想像よりスパイシーでした。本物は次回の課題としたいですが、故人が無神論・無宗教なので一周忌とか三回忌法要とかないんですよね。
 


 ガッツリと牛肉を食べたかったので、秋葉原のステーキマックスへ。300gのステーキに唐揚げが付け合わせでライス、スープもセットで税込み1100円。
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 鉄板の下に着火された固形燃料があり、ステーキはレアの状態で提供され、すぐ消せばレア、しばらく置けばミディアム
→ウェルダンとなります。

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 コーラがドリンクサーバーからジョロジョロではなく、瓶で100円だったので思わず注文しました。

 赤身肉は大好きなので満足でした。また行きます。


 以前の職場の模型店に行く用事があり市川へ。せっかく来たのだからと、トンカツ屋のカツトラに久々に行きました。 

 まだ市川にいたときは、トンカツが食べたくなると寄っていました。お店の佇まいは以前と変わらず。カウンター席のみですが、昨今の新型コロナウイルス感染防止策で厨房とカウンターの間にクリアビニールのシートがあり、客席も2席おきにシールドが設置されていました。

 いつも、なににするか迷うのですが、今回は「厚切りロースカツ定食」を。
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 メニューに偽りなしの厚切りロース肉。これで1080円は絶対にお得です。

普通に食べても十分に美味しいですが、私は懐かしさがトッピングされて、最高の味わいでした。


 徳之島産の珈琲豆を使う喫茶店があります。お店の名前は「コーヒースマイル」で、場所は戦艦大和の慰霊塔がある犬田布岬です。

 慰霊塔に行く度に寄ろうと思うのですが、いつも店の前に入店を阻止する悪い二人組がおり、毎回、全然どいてくれないので果たせず。

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 今回、運良く不在だったので初めて入ることができました。

 店主の旦那さんである吉玉誠一さんが島内で珈琲農園をやっており、そこで収穫された珈琲豆を使って奥さんが徳之島コーヒーを提供している…と書いてしまうと簡単ですが、お話を伺うと大変なご苦労があったそうです。

 吉玉誠一さんは宮崎県の出身で珈琲農園をやりたくて徳之島に移住しました。珈琲の栽培に適しているのは北緯25度から南緯25度のコーヒーベルトと呼ばれる地域ですが、実は徳之島は、このエリアから北に外れています。しかし、吉玉さんは島内の植物層から栽培が可能ではないかと考え、最初は徳之島の気候に合った品種探しから始め、たまたま島内で観賞用に珈琲の木を植えていた方から苗木を分けてもらって農園はスタートしました。

 しかし、この苗木があまり実が生らない品種だったので、新たな苗木を探さねばならなくなったり、島内でサトウキビ栽培が盛んになると、そっちが儲かるからと借りていた農地を地主に追い出されたり。なんとか軌道に乗りかけた農園が台風で壊滅的打撃が受けるなど文字どおり苦労の連続の40余年だったそうです。

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 現在、吉玉さんの奥さんが切り盛りしている喫茶店も40年前から営業していましたが、前オーナーが引退するということで店名と共に引き継ぎ、2016年に改装して今の姿になりました。以前は季節限定だった徳之島コーヒーも収穫量が増え、最近は通年提供できるようになったそうです。

 さらに、2017年から味の素AGFや丸紅、町役場が一体となって「徳之島コーヒー栽培支援プロジェクト」始まり、徳之島での本格的なコーヒー栽培を支援してくれることになりました。「主人も75歳。もう10年早く、この話が来てくれれば、苦労が減って楽ができたかもね」と笑っていました。数年後、徳之島産のコーヒーが全国で飲めるようになるかもしれません。

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 犬田布岬に行く途中に道でヤギの親子が放し飼いに。人馴れしているのか車が傍を通っても逃げません。いろいろ気持ちが和んだ犬田布行きでした。

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