GUMKA工房記

模型の企画・設計と資料同人誌の販売をやっている「GUMKAミニチュア」の備忘録を兼ねたブログです。雨が降ると電車が止まるJR武蔵野線の新松戸と南流山駅の中間辺りに事務所はあります。近所に素材や塗料が揃う模型店がありません。最近、昔からやっている本屋が閉店しました。

カテゴリ: エビ・カニ料理

千葉県の外房には、伊勢海老関連の特産品が沢山ありますが、
今回、「伊勢海老ラーメン」を御土産で頂きました。


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箱を開けると、生麺と液体スープがセットされています。
伊勢海老がレトルト具で入っているとか、
麺に伊勢海老の身が練り込んであるとかではなく、
スープが伊勢海老風味という内容です。


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焼豚とメンマを用意して、さっそく作ってみました。


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確かにスープは伊勢海老の風味がします。
生麺タイプのインスタント・ラーメンとしては、普通に美味しいです。
Y先生、ありがとうございました。



 
銚子で用事があり、ついグダグダしていたら、いつの間にか午後2時30分。市内のほとんどの店はランチが終わっていました。

 海岸沿いの「一山いけす」は、ランチタイムが午後3時30分までだったと思い出し、久々に伊勢海老天丼が食べたくなったので行ってみることに。市川市に住んでいた頃は、ドライブがてら、たまに寄っていましたが、南流山に引っ越してからは御無沙汰で5年ぶりの訪問です。
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営業中の看板が出ていて一安心。目の前は太平洋ですが、もう景色が冬っぽいですね。

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ここで注文するのが伊勢海老天丼。

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 アップにするとこんな感じ。中型の伊勢海老2尾とイモ、ピーマンの天麩羅が
御飯の上に乗っています。

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 二人以上で行ったら、必ず注文するのが金目鯛の煮付けです。その日の魚のサイズによって価格が変わりますが、テーブルに置いてあった手書きコピーのメニューリーフレットには「本日の煮魚 金目鯛一匹丸 2100円」とあったので、

「今日の金目鯛のサイズ、どのくらい?」と尋ねると

「結構、大きめですよ。30cmくらいかな?」

注文して出てきたのが、これです。楽勝で30cmオーバーでお皿からはみ出ていました。
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 こんな大きさの金目鯛、東伊豆で注文したら4000~8000円ほど、しれ~っと請求されます。

 食べ終わって外に出たら午後3時30分過ぎなのに夕暮れの雰囲気。関東地方の最東端だから、この季節は南流山より日没が早いのですね。
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お店の入り口付近のコンクリートにこんな足跡が。なかなかやるな。銚子の猫。

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新年早々、高知在住の人生自爆系友人のY氏から、

「2月半ばに上京するんで、どっか温泉に行って、この季節ならではの美味しいモンでも食べないか?」

との誘いがあり、協議の結果、長年の懸案だったタカアシガニを食べに行くことに。去年の夏、一緒に福島県にウチダザリガニを食べに行った、なかがわ氏にも声を掛けたところ、多忙にも関わらずスケジュールを確保してもらい、行ってきました西伊豆は戸田へ。

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 駿河湾に面した戸田は土肥と共にタカアシガニの水揚げ漁港として有名で、旬の冬には地元の旅館やホテルで、タカアシガニ料理を食べることができます。タカアシガニは深海に生息する世界最大の甲殻類でカブトガニやラブカ同様、生きている化石として貴重な生物です。

 私らが小学生時分は学習マンガやTVなどで「日本固有種」と紹介されていましたが、最近、そのフレーズを聞かないと思ったら、20年程前、台湾沖でも発見され、日本固有でなくなったからだそうです。
 
 食材としてのタカアシガニは美味しい説とマズイ説の両方の意見がありますが、その差は、どうも調理法のようです。亡き祖父はカニが大好物で、あくまで彼の私見ですが、美味いカニ・ランキングは、タラバガニ、ハナサキガニ、ズワイガニ、ケガニ、マツバガニ、ワタリガニ、サワガニ、モクズガニ、だと言っておりまして。

 タカアシガニについては身に水分が多いため蒸した場合のみ、ケガニに勝り「焼きと茹は食えたもんではない」と言っておりまして。検索で出た、某HPでも同様の記述だったので、おそらく本当だと思います。

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 今回、泊まったホテルの調理法は、やはり蒸し。肝心の味については、全く祖父の評価どおりで、タラバガニ、ズワイガニには及ばないものの、肉に独特の風味があり、美味しかったです。

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                   モデルは「小説を書かない太宰治」こと、Y氏です。

 分類学上、タカアシガニは1属1種ですが、地元の漁師さんに言わせると体型・体格の差や模様の違いで数種類いるとのこと。もちろん、種類が違うのではなく個体群の可能性が高いですが興味深いです。


 用事があって印西まで出掛けたついでに、
ちょっと足を延ばし、成田の宗吾霊堂~印旛沼エリアにある川魚料理店「錦谷」 に行きました。 このエリアには、鰻屋や川魚料理店が沢山あります。

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広い駐車場があるので、車での訪問が便利です。

店内のホワイトボードにザリガニフライというメニューが…カエルの唐揚げも気になったけど、同行者である奥さんが嫌がったので、今回はパス。

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 スタッフの方に尋ねると、泥抜きしたアメリカザリガニのフライだとのこと。さっそく注文してみました。

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見た目は普通です。

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頭や尻尾を取って、身だけをフライにしてあります。


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 泥抜きされているので臭みは全くなく、普通のエビより味が濃厚で美味しいです。近くの印旛沼産のザリガニを使っているそうですが、年々、漁獲量が減っていて、大きさも小ぶりのサイズばかりになったとか…

もちろん、川魚料理店なので、普通に鰻重や鰻の白焼き定食などもあります。

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今回は注文しなかったのですが、ナマズ天丼も美味しいですよ。


 千葉県は伊勢海老の水揚げ高が全国一です。 主漁場である外房では、伊勢海老を食材とした様々な料理を楽しめ、刺身や鬼殻焼き、テルミドール、味噌汁辺りは勿論、 天丼、カレー、握り寿司、干物、つい最近は焼そばも見ました。
 しかし、さすがに、ロールケーキには驚きました。甘いモンに伊勢海老って…このユニークなロールケーキを販売しているのは、大原駅前にある自家製洋菓子店「昭和堂」さん。お値段、1,050円也

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手造りのシールが、どこか誇らしげです。ラベルを開くと、こんな感じ。

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 これがロールケーキ本体。伊勢海老をイメージして、赤いロールケーキにしました、とかいう半端な製品ではなく、ケーキのスポンジに伊勢海老の粉末を混ぜたホンマもんの伊勢海老ロールケーキ!

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 パッケージを開けると、プ~ンと漂うカッパえびせんの香り。この段階で、奥さんと二人の娘たちから浴びせられる罵詈雑言…

「なんで、こんなモン、買ってきたの!」

「ちゃんと、甘いの、これ?」

「普通のロールケーキにしとけばよかったのに!」etc 

まあ、全人格否定です。虫以外は、大概のモンを平気で食べられる長女が最初に口にし、

「あ~! 匂い以外は普通のロールケーキだ…」

これからも、外房は様々な伊勢海老メニューを発信し続けることでしょう。


 内房の夏の旬が穴子なら、外房は伊勢海老です。千葉県は伊勢海老の漁獲量は日本一で外房の海沿いには、焼き物、天丼、刺身、カレーなど様々な伊勢海老料理を出す店があります。

 今年も8月1日より解禁となったので、キツめな仕事が終わった先日、奥さんと食べに行きました。
目指すは大原にある「割烹かねなか(いすみ市大原1530 TEL0470-63-1133)」

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 夏休み中の外房は、海水浴客の車で、嫌になるくらい道路が混むのですが、今年は震災の影響か、どこも空いており、全く渋滞に巻き込まれず。海の家や民宿、土産屋など観光業の方々は大変かもしれません。店内の生簀には沢山の伊勢海老が。

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御目当ては、この「伊勢エビ定食」3,500円で、伊勢海老の刺身、殻付きの塩焼、味噌汁が堪能できます。

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 なにせ獲れたてなんで、鮮度は抜群。写真じゃわかりませんが、刺身のエビなんぞ、触角や脚がまだ動いています。都内で同じ内容を食べようものなら、倍の値段は堅く、店によっては1万円を超します。

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やはり旬物は美味しいですね。栄養を補給したところで、明日からまた働きましょう!

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