模型店時代、常連客だった横浜のSさんから頂戴した東独軍のジャケットです。
Sさんは、日本では珍しい東独軍のマニアで貴重な資料本や本物の軍装品もコレクションしており、現物持参で、店頭レクチャーしてくれたこともありました。
私が2008年に模型店を引退する直前にプレゼントしてくれました。嬉しかったですね。
以来、ずーっと大事に保管していましたが、実用性を確かめたくて、この前のKH250の冬眠明け走行のとき、試着しました。
布地が薄いので、あまり防寒性はなさそうで春先~初夏の今のシーズンにはぴったりでした。
左胸には、大型のポケットがあり、デジカメとか入れるのに便利です。
裏から見るとポケットの形が変です。NVAは東独軍のことで、1958は、おそらく製造年だと思います。
この形状はひょっとして…
試しに入れたルガーP-08のガスガンが、スッポリと納まりました。
なるほど、ホルスターなんですね。
やはり軍用品だということを実感します。
それにしても、1958年製とは思えぬ新品同様の状態です。さすがは、Sさんです。
使い易いので、しばらく愛用させてもらいます。
<5月17日補記>
このジャケットは空挺隊用戦闘服だそうです。
ポケット裏側の1958のスタンプは製造年ではなく、生産工場の番号だそうです。
訂正と共に、お詫びいたします。御指摘下さった堀さん、ありがとうございました。