GUMKA工房記

模型の企画・設計と資料同人誌の販売をやっている「GUMKAミニチュア」の備忘録を兼ねたブログです。雨が降ると電車が止まるJR武蔵野線の新松戸と南流山駅の中間辺りに事務所はあります。近所に素材や塗料が揃う模型店がありません。最近、昔からやっている本屋が閉店しました。

カテゴリ: 街で見た猫

 今から10年前、近所に痩せた若い野良の黒猫がいました。目の上の毛が海老茶色なのが特徴で、よくうちの事務所の駐車場で遊んでいました。
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 しばらくすると見なくなって、その四ヶ月後、デブの黒猫が現れます。「そういえば、あの瘦せた黒猫、どうしているかな?」と思ってよく見ると、目の上の毛が海老茶色で耳の形も同じ。違うのは倍近くに膨れた体型とテラテラと輝く毛艶で、僅か四ヶ月くらいで猫は、ここまで太るものなのか?と思い、詳しい方に伺うと「餌をてんこ盛りで与えるオバさんと遭遇して」「若ければ十分にあり得る」「毛艶が良いのは餌もさることながら、シャンプーとブラッシングの成果で、たぶん誰かに飼われている」とのことで、驚きと共に「林寛子」と命名しました。
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 そして命名から10年が経ち、海老茶色の毛の色が少し薄くなりましたが、体型はますます立派になっていました。顔なんて目鼻が小さく見えるほど、まん丸です。首にリボンを付けているときがあるので、やはり飼い猫に昇格したみたいです。たまにしか見ないのは、ほとんど家の中にいるからでしょうね。
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 10年前の林寛子は太っていても動きが機敏でしたが、さすがに年齢には勝てないのか、最近はじっとしていたり、デベデベと歩くだけです(猫の話ですよ。くれぐれも誤解なきように)


 少し前までは、猫が近所の空き地や原っぱ、畑、橋の下など、どこでもいましたが、南流山~新松戸界隈は畑や空き地がどんどん宅地化されており、それと反比例するように猫を見る機会が減っています。

 流鉄線の北側には、まだ沢山いると聞き、ちょっと遠征したときに撮った写真です。たしかに、うちの近所よりは、まだ畑や空き地が多く、猫も沢山いました。

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 この八割れは、まだ若いからか好奇心旺盛で、カメラを向けても逃げずに写真を撮らせてくれたのは、ありがたかったです。


 ツツジの季節も、そろそろ終わり、やがて梅雨ですが、南流山の猫たちは元気そうです。

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 写真を撮るだけなのに親の仇の如く、激しく睨まれました。まあ逃げないだけ吉と考えます。きっと機嫌が悪かったのでしょう。

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季節は春。南流山の猫たちも活発に動き始めています。
  




 南流山界隈は野良猫を眺めたり愛でる人が多く、猫の写真を撮っていると、そんな方々から話し掛けられます。去年、「この先の駐車場に漫画みたいな顔した猫が来る」という情報を教えてもらい、期待して何度か通いましたが、なかなか遭遇できず。

 昨日、郵便局に行ったついでに散歩がてら遠回りをして件の駐車場の前を通るといました。

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 どうやら寄り目気味の斜視のようです。たぶん、当人は真正面で私を見ているだけなのでしょうけど、この表情は何とも言えません。


 いつもトンカツ店の駐車場に繋がれている巨猫のマメ君。
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最近、姿を見ないなと思っていたら、今年1月9日に亡くなっていたそうです。
昨年10月頃から食が細くなったので、動物病院に連れて行っても原因は不明。
年が明けて間もない頃に亡くなったそうです。

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マメ君には兄弟が4匹いて、母猫は普通のサイズだったのに全員が巨猫。
模様はバラバラで二匹が子猫の頃にもらわれて行ってしまい、
今残っているのは、マメ君のお姉さん(三毛)だけですが、
マメ君と違って、人前には出てきてくれません。

きっと今は天国で、悠然と寝ていると思います。

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