GUMKA工房記

模型の企画・設計と資料同人誌の販売をやっている「GUMKAミニチュア」の備忘録を兼ねたブログです。雨が降ると電車が止まるJR武蔵野線の新松戸と南流山駅の中間辺りに事務所はあります。近所に素材や塗料が揃う模型店がありません。最近、昔からやっている本屋が閉店しました。

カテゴリ: 植物


 今回、恒例だった忘年会旅行を新年会旅行に変更した大きな理由がヒカンザクラ(緋寒桜)です。早咲きで有名な伊豆半島の河津桜と同種で、徳之島では1月下旬~2月中旬に満開となります。
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  忘年会旅行で何度か徳之島を訪れるうちに「年が明けたらヒカンザクラの季節ですよ」と聞くようになり、それなら一度、島の桜を見ようじゃないかということで日程を遅らせました。
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 ただ、航空券は直前では席がなかったり金額も高くなるので、数か月前に今年は暖冬だから開花は早めの1月下旬だとヤマを張り予約しました。「外れたら笑い話だね」などと言っていましたが、嬉しいことにドンピシャリ。

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 南国らしい濃いピンクが綺麗でした。

いつの間にか芽が出て、ちゃんと御彼岸に花が咲いている不思議。

 

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 父方の祖父は、この花が好きで秋になると群生している場所に出掛けて眺めていました。かつては市川市にも沢山の彼岸花が咲く場所があり、子供の頃、一緒に連れて行ってもらいました。


 戦争中、祖父と父は疎開や避難をせず、東京で終戦を迎えますが、戦争が終わって一か月ほど経った頃、倒壊した家の庭や焼け跡に彼岸花が咲き、その光景が、この世のものと思えなかったと言っていました。


 松戸市に引っ越す前、どうなっているか気になって数十年ぶりに再訪しましたが、田んぼも土手も完全に宅地化され、面影すらなかったです。


 先週末、もう花壇のヒガンバナが咲きました。例年だと20日過ぎなので、ちょっと早いですね。この花を見ると季節に移り変わりを感じます。

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 ただ、南流山周辺は、日中の気温が、まだ25℃以上なので、もう少し過ごし易くなってくれないかな?と思います。


徳之島で拾ったオキナワウラジロガシのドングリが発芽しました。

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オキナワウラジロガシは日本固有種で、国内最大サイズのドングリが生ります。

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 現地では毎年9月頃に実が生りますが園芸店や土産店が「びっくりドングリ」や「おばけドングリ」などの名称で販売するため業者が集めていくので、12月では拾える可能性はほとんどないと言われましたが、殻が割れたドングリが1個だけ奇跡的に残っていました。成長するまでは寒さに弱いので、大事に育てたいと思います。



 庭のスイレンが梅雨なのに、もう咲きました。ブログ記事を調べてみたら、去年の開花は9月1日でした。
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 まあ、いつであれ、毎年咲いてくれるのは嬉しいです。



 新松戸~南流山界隈では桜がほぼ満開。毎年、この風景を見ると日本人に生まれて本当に良かったと思います。
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んで、気になったのが、坂川の土手に、まだ沢山いる鴨さんたち…

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もう桜の咲く季節なんだけど、あんたら、シベリアに帰らなくていいの?

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