GUMKA工房記

模型の企画・設計とロシアのレッドアイアンモデルズの代理店をやっている「GUMKAミニチュア」の備忘録を兼ねたブログです。雨が降ると電車が止まるJR武蔵野線の新松戸と南流山駅の中間辺りに事務所はあります。近所に素材や塗料が揃う模型店がありません。最近、昔からやっている本屋が閉店しました。

カテゴリ: 日々の出来事


 iPhone 7 Plusのバッテリー容量が78% を切って、充電が半日持たなくなり「さっさとサービスに予約してバッテリー交換しろ」のメッセージが表示されたので、自分で交換しました。

 AmazonやYahooや楽天で、交換バッテリーが工具付きのセットで売っているので、それを買いました。まずはバックアップをしてから本体を開けます。

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 次にバッテリーを取り除いて、新しいバッテリーと交換して終わり。


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 容量100%になったのでOKです。

 最近は契約しているキャリアから「とっとっと、iPhone12か13に更新しろや」メールが、ちょくちょく届くのですが、人間がガデム大尉なので、どうも新型の強化ガラス筐体は好きになれず。最後のアルミ筐体iPhoneなので、もう5年ほど使っています。
 
 2017年に香港のドラゴンモデルズの子会社だったスタジオ・ドラゴンの東京事務所がオープンするとき、私も手伝いを頼まれまして。その際に先方から連絡用に支給されたのが、このiPhone 7 Plusでした。キャリアはauで、ドラゴンモデルズが契約していた香港の大手通信会社と提携関係にあったからと聞きました。
 当時、個人スマホは、まだiPhone 5sだったので、大きな画面と処理能力の速さに「新しいスマホはええのう」と思って使ってました。

 その後、香港で人権運動が活発化し、経済が打撃を受けた後、コロナ禍で止めを刺され、スタジオ・ドラゴンも2019年11月末に東京事務所は閉鎖に。そのとき、このiPhone 7 Plusも一旦は返却したのですが、今まで会社が払っていた機種代金の残額を一括で払うなら、譲るけど、どうする?と打診されまして。気に入っていたし思い出も沢山あるし、残金も高くなかったので支払って自分の物にして、今に至ります。

 せっかくバッテリー交換したのだから、もうしばらく使いますが、次は新しい機種になるのかな?


 5月上旬から急に喉の筋肉が動かなくなり、発語障害(上手に話せない)と嚥下障害(食べ物を飲み込めず、食事が大変)を患っております。

 当初、耳鼻咽喉科医院では原因は不明ながら、おそらく過労や老化、ストレスによる一時的なものではないかと診断され、十分な休養と発語リハビリを勧められました。

 幸い発語障害はリハビリの成果か、一時期よりは、かなり改善しましたが、まだ濁音(だぢづでど、ばびぶべぼ等)と、ら行(らりるれろ)の発声が上手くできません。嚥下障害のため、食事時間が、これまでの2~3倍かかるようになりました。

 いつもと違う曜日に耳鼻咽喉科医院に行ったら、たまたま週一回だけ勤務している研究医の先生で「大学病院で似た症状の患者を何人か見たことがある」とのことで、原因が脳内にできた血栓の可能性が濃厚となり、来月から大学付属病院で脳神経内科による検査と治療が始まります。

 皆さんにお願いですが、今、電話だと、かなり言葉が聞き取りにくい状態なので症状が改善するまで、問い合わせはメールかメッセンジャーでお願いいたします。


 香港で贔屓にしていた占い師がおりまして。的中率が80%くらいで、2005年1月の出張のときに運勢を見てもらうと「3年以内、2008年12月までに自宅の引っ越しをするから覚悟しておけ」と。

 当時は経営していた模型店も順調だったし、模型設計の仕事も新規を断るくらいの状況だったので、自宅の引っ越しなんぞあるわけない。まあ、これは外したなと思っていました。

 2008年5月に義母の癌が判明し、夏頃に担当医師から、このケースだと余命は数ヶ月から1年と言われました。
 当時、義父が糖尿病治療を行っており、食事の管理を義母がやっていたので、万一、亡くなった場合、誰が面倒を見るんだ?となって、言われたとおり、模型店を譲渡して、12月23日に義父母が住む新松戸に引っ越しました。

 実娘と孫二人が近所に越してきたこともあってか、義母は辛い治療に耐えて、数ヶ月後に退院し、担当医師は奇跡と驚いていました。ただ、5年以内に再発する可能性が高いと言われ、我々も覚悟はしていました。

 その後も義母は元気に生活を続け、一時期はパートにも出掛けるようにまでなりました。

 昨年、癌とは関係なく、膝関節を悪くして、年明けから歩行不能の寝たきり状態となり、介護認定の見直しをしてもらおうと言ってた矢先の先月末、急逝します

 義父の葬儀の際には、コロナ禍以前だったので、鹿児島から大勢の親戚が訪れましたが、今回はそれは無理で、将来、コロナ騒動が収まったら、御線香をあげに行くからと皆さんから言われました。

 この4年で旦那さんと長男を見送り、昨年6月には次女の結婚式にも車椅子で参列し、曾孫を見るまで頑張ると言っていましたが、それは叶わず。

 引っ越しから13年余、ずっと面倒を見ていた家内が一番大変だったと思います。彼女には、お疲れ様を言いたいです。


 ちなみに冒頭の香港の占い師、昔は割と暇で、顔見知りになったら、お茶と御菓子を出してくれたり、昼飯食べながら世間話したり、帰ろうとしたら郵便物を渡され「地下鉄駅に行く途中のポストに投函しといて」と雑用を頼まれるなど、のんびりとした雰囲気でしたが、やがて評判が評判を呼び、コロナ禍前は、予約がとれない有名人になっていました。
 


 私が思うに人の心は「引き出しのあるタンス」ではないかと。記憶や思い出がキチンと区分された細かい引き出しが無数にある人もいれば、大きな引き出しが数個しかなく、そこに大雑把に記憶と思い出を放り込んでいたりと、その辺は様々で、さらに引き出しに鍵を掛けている人もいれば開けっ放しな人もいて、開け易いようで開け辛かったり、その逆もまたしかり。

 引き出しの中にある「記憶」や「感情」「思い」を燃料に動くのが「会話エンジン」です。沢山の引き出しがあってエンジンが4サイクル単気筒50ccだったりすると長い時間、話題がつきませんが、引き出しが小さいのに2サイクル三気筒750ccだとすぐ燃料切れです。

 引き出しの数もそこそこ。会話エンジンも4サイクルDOHC 2気筒400ccから4サイクルOHC4気筒1200cc、普通はそんなもんです。てな事を頭に入れていただいて、本日の話題です。

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 今から10年ほど前、新しい美容室に行ったときの話です。カットしてくれたのは、自分と同年代のアラフィフ女性。

「お客さんは御近所? 常連さんですか?あ、御新規でしたか。すみません。私、いつもは沿線の別の店にいるんですけど、今日は店長が風邪ひいて応援に来ているんで、お客さんの顔がわからないんですよ」

 歌手のmisonoが50代になったような容姿で、話好きそうな雰囲気なので試しに硬軟混ぜて幾つか話題を投げてみると、流したり落とすことなく完璧に受けて返してきます。どうやら会話エンジンはフォードOHV V8ウィンザーのようです。これは良いエンジンなんですね。それが証拠に聞いてもいないのに、もう身の上話を始めています。

 よ~し、今日はこの人の引き出しを開けまくって直線道をぶっ飛ばしてみましょう。まずはアクセルを踏み込んでと。

「お姉さん(←この単語がポイント)、歌手のmisonoさんの未来像な感じですね。学生時代とかモテたでしょう」

 鏡越しに見える彼女が、みるみる嬉しそうな笑顔に。その瞬間、会話エンジンからキュルキュルキューン言う吸気音が!一気に吹き出す10代~20代の歴代彼氏との楽しい&恥ずかしい思い出の数々。どいつもこいつも清々しいほどのクズ野郎ばっかり。まるでシートに押しつけれるような強烈な加速です。し、しまった!こいつはノーマルのV8エンジンじゃない。スーパーチャージャー付きだ!

 私も、やめておけばいいのに会話ハンドル(あいづち)とシフトノブ(おいしい質問)を操りアクセル踏んで(話の水向け)さらに速度を上げてみます。

 彼女のエンジンは悲鳴を上げるどころかグングンと加速しています。どうやら会話レーシングクランクも組み込まれているようですね。ノリ突っ込み、故意な聞き間違い、自虐、妄想、物真似を次々と繰り出す芸達者な化け物です。話題は30代初めに自称ミュージシャンの彼氏を養うため、昼は美容室、夜は年齢をサバ呼んでキャバクラでバイトしていた頃のネタで、聞いているだけで、こっちが息苦しくなる猛烈な加速感。これだけの圧倒的なパワーは「小説を書かない太宰治(仕事は超できるけど女性関係が滅茶苦茶)」こと高知のYさん以来。まあ彼は元TV局勤務だから完全な素人じゃないけど。

 店内には隣の椅子にシニア女性客とその髪を切る20代半ばの女性スタッフのみ。しかし、二人とも、すでに我々の会話で笑いっぱなし状態。

「Kさん、おもしろい話やめてください!笑い過ぎて仕事になりません!」

 さすがにクレームが。これは赤信号なので一時停止。しばし休戦。ハサミのチョキチョキ音と隣席の思い出し笑いが静かになった店内に響きます。しかし一度、レッドゾーン超えで温まったスーパーチャージャー付きエンジンが止まるはずありません。こっちがアクセル踏んでいないのに「沈黙を破る」という青信号を勝手に認識。

「ところで、お客さん、お一人ですか?」

いや結婚しているけど。

「楽しい男性は大概、結婚しているか相手がいるんですよね。私、バツイチで、この歳になると一人で食べる晩御飯が寂しくて」

 私の知り合いにも独身やバツイチ、バツニの男女が沢山いるけど、独り身を謳歌していたり、新しい伴侶に巡り会ったりと様々なんでお姉さんなら、きっと良い相手が見つかりますよと返すと再びスーパーチャージャーのキューン音が!

「良い相手といえば私のいつも働いているお店にも、渋くてカッコいい独身男性がいるんですけど、どうもゲイなんですよ」

 ここで話し方と相手によっては危険性の高い同性愛ネタをぶっこんできて、しかも際どい下ネタ方向で嬉々として語り始めます。どうやら彼女は速度記録用ロケットブースターまで装備しているようです。これはボンネビル塩湖で最高速度に挑戦できるレベルですよ。この加速が私の予想以上で一瞬コントロール不能になりかけましたが、私の代わりに食いついてハンドルを握ってくれたのは隣の女性スタッフ。完全にハサミ止めて

「え?!もしかして、M田さん?M田さん、ゲイなんですか!ショック!なんか大人の男って感じで素敵だったのに。Kさん、証拠あるんですか」

「よくぞ聞いてくれたわね、あるよ沢山。まず私、何度もM田さんを食事や飲みに誘っているけど一回も来ないの。あれは女性に興味ないのよ」

 M田さんの気持ちわかるな。この人と食事なんぞに行って、スーパーチャージャーがONしたら話を聞くだけでクタクタだろうから、たぶん私も誘われても断るだろうな。以下、彼女の言う証拠とやら

1) 冬だけでなくいつも革パン。春や秋でも革ジャン着用
「レーザーラモンHG見ればわかるけど、昔からゲイは革よ」
単なるファッションでは?

2) 太って口ひげを蓄えた男性客が、いつもM田さんを御指名する。

「横で話を聞いてたら、なんだか二人で旅行の話をしてんだけどXとかVなんとかの隠語を使ってて、1200ccより1400ccとか変な数字が混じっていたのよ。ピンときたわ。きっと旅先で男同士で変態プレイをしているのよ」

彼女は二人のプレイの様子を妄想で勝手に再現して暴走してます。

「きっとホテルに入るや『M田、オレの愛のXプレイ1200cc、お前にぶち込んでやるぞ!』『ああぁ、嬉しいですぅ~』『よーし今日は御褒美のVプレイ1400ccだ!』『ああぁ、勘弁してくださぃ~』とかM田さん、声裏返って悶絶して喜ぶのよ」

 M田さんだけにドM設定なんですね。たぶん、その二人はバイク乗りなのでは?数字は変態プレイに使う液体量ではなくバイクの排気量で、XとかVはGSXとかV-MAXとか車種名でないかと。M田さんの名誉のために教えようかとも思いましたが、やめました。だってネタになるから最後まで妄想劇を聞きたかったんだもん。

「M田さん、お客さんとそんな恥ずかしいことしていたなんて(←単なる妄想で本人は何もやってないのに一方的に変態認定。こいつも大概です)もう本店行ったとき、私、M田さんの顔見られません」

「私なんか毎日、会っているのよ。M田さんのお尻、キュっと締まっているからゲイにはたまんないじゃないの?女の勘では絶対にゲイよ。間違いないわよ」

 ずいぶんと無責任な女の勘です。生活の中の冤罪ってこうやって作られるんだな。

 カットが終わってから敬意を込めて

「お姉さん、元お笑い芸人か女性落語家とかですか?会話、おもしろ過ぎでしょう?」

「お客さんこそ、お笑いのシナリオとか書いてません?最高でしたよ。楽しかったな。私、いつもは本店にいるんですよ。今度、そっちにも来てくださいよ。二人で本店を笑いの渦に巻き込みましょうよ」

 うん。スーパーチャージャー&レーシングクランク付きフォードV8エンジンは、もう懲り懲りなんで絶対に行かないから。

【後日談】

 約一ヶ月後、ワンフェスがあるので髪をカットすべく、再びこの美容室に行きました。Kさん、いつもは違う店にいるって言ってたから大丈夫だろう店内に入るないなや、前回、隣でシニア女性のカットをしていた20代半ば位の女性スタッフが人を指差し「あ~!」

「店長が夏休みを取るんで、来週ならKさん、来ますよ」

 いやいや私はKさんには会いたくないの。イベントがあるんで小奇麗になりたいから髪を切りたいの。というわけで、その女性がカットしてくれたのですが、

「Kさんから聞いたんですけど、御客さん、昔は劇団員で舞台役者志望だったそうですね」

はぁ⁇

「公演に通ってくれたファンの女性と結婚して、放送作家に転身したとか?」
 
 スーパーチャージャー付きフォードV8ウィンザーエンジンのKさん、勝手に人の嘘人生をでっち上げてました。まあ、同僚男性を冤罪ハードゲイ認定する人でしたからね。


 久々に伊勢海老天丼と金目鯛の煮付けを食べたくなったので、来年1月末までに消化せねばならない累積有給休暇が20日以上もあるとか言ってた長女を誘って、千葉県銚子市にある「一山いけす」までドライブ。
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 伊勢海老天丼は伊勢海老三尾とサツマイモ、ピーマンの天婦羅がのって、伊勢海老の良い出汁の味噌汁も付いた充実の逸品。金目鯛の煮付けも過去最大の大きさで、煮汁を見ると味が濃そうですが、さほど煮込んでいないので、丁度良い味具合。
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 前回、長女と一緒に、ここを訪れたのは8年前。就職活動時期がリーマンショックの真っ只中だった彼女は、多くの同級生同様、希望職種に就けず、様々なバイトをしていた頃でした。

 たまたま、とあるバイト先の親会社がIT系企業で、誘われてSEになったら、めきめき頭角を現し、今の会社にヘッドハントされてからは、自分より年上の社員を管理する立場に。話を聞くと仕事が楽しくてたまらない様子でしたが、親としては、仕事ばかりでなく私生活も充実して欲しいのですが…


 長女に誘われ、東京ドームシティのギャラリーアーモで開催されている「粘土道20周年記念 片桐仁創作大百科展」に行ってきました。
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 片桐仁は小林賢太郎と共にコントユニットであるラーメンズとして活動していました。長女は高校生の頃から大ファンで、当初は小林賢太郎が好きから始まりましたが、片桐仁のユニークさに気付き、以来、ユニット全体のファンとなり、DVDを友人たちに貸しまくって布教活動したり、公演を見に行ったりしてました。休日は居間のTVで長女がDVDを見るので、コント中で片桐仁が歌う「♪ギリギリギリ、ジンジン、ギリギリジンジンジン、いつでもギリギリだ~♪」が耳に焼き付いてしまい、家族全員が口ずさむようになりました。

 残念ながら、2009年を最後にユニットとしての活動は休止となり、2020年に小林賢太郎が芸能界を引退し事実上の解散状態に。
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 片桐仁は芸人以外にも俳優や造形作家としても活躍していましたが、彼の20余年に渡る創作活動の全てが見られるのが今回の展示会です。ガンプラ好きで一時期、ホビージャパン誌で連載コーナーをもっていたので覚えている方もいるかと思います。当時、読者からガンプラのジャンクパーツを送ってもらって作った「宇宙要塞ア・バオア・ジーン」も展示されていました。
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 大きな物から小さな物まで、とにかく、すごい作品数で、じっくり見ると結構、時間が掛かります。発想力もさることながら、それを形にできる造形力や塗装技術も素晴らしいです。

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