GUMKA工房記

模型の企画・設計と資料同人誌の販売をやっている「GUMKAミニチュア」の備忘録を兼ねたブログです。雨が降ると電車が止まるJR武蔵野線の新松戸と南流山駅の中間辺りに事務所はあります。近所に素材や塗料が揃う模型店がありません。最近、昔からやっている本屋が閉店しました。

カテゴリ: ラーメン・蕎麦


 先日、駒込に行ったとき、お会いした相手の方から「そうそう、駅の反対側に竹岡式ラーメンのお店があるんだよ。嚥下障害が良くなったら、ぜひ行ってみてよ」 と教えてもらいまして。

 現在、脳血管障害の後遺症で発語障害(うまく話せない)と嚥下障害(うまく飲み込めない)を患っており、食事に2~3倍の時間が掛かります。ただ、最近は、リハビリの成果で、麺類あれば1.5倍程度のスピードで食べれられるようになったので、とりあえずお店を確認し、お店が空いていたら寄ってみるつもりでした。

RIMG5484

 店名は「竹岡式ラーメン 世良」。外から見ると「辛旨ラーメン ふじ本」と隣接しているように見えますが、中は同じ店舗です。
 
 お昼時を過ぎた時間だったので店内にお客さんの姿はなし。これなら迷惑にならないかと寄ってみることに。

RIMG5488

 メニューは並(麺150グラム)と中(麺200グラム)で、あとはトッピング。私は、中+味玉を注文し、待つこと10分弱。

RIMG5486

 麺は乾麵ではなく、モチモチ食感の太めな生麺で、スープも真っ黒ではなく、濃いめな醤油ラーメンなので「このスープ、飲み干すと体に悪そう感」が軽減されています。刻みタマネギのカットも大きめなんで麺に絡むことはなく、レンゲでスープと一緒に飲むには最適でした。

 丁度、私が、もうすぐ食べ終わる頃に、二人のお客さんが相次いで来店。一人は常連らしく「竹岡式の中をタマネギ抜きで」とオーダーしていました。そういうリクエストにも対応しているみたいです。

 分類上は竹岡式ですが食べ易くなっているので、竹岡式原理主義者向きではありません。ただ、あの真っ黒いスープと乾麺の組み合わせは、どうしても食べ手を選ぶので、これはこれで有りだと思います。都内は少数派の竹岡式ラーメン店なので、なんとか頑張ってもらいたいです。


 飲食店のように休業要請や時短営業要請は出されていないものの、保証や給付金もなく、家でじっとしていたら生きていけない自営業なので、外出自粛とか言われても出掛けざるを得ないわけで。

 先日、千葉方面に行く用事があったので、昼食は穴川の「ラーメン つち家」に寄りました。新型コロナ禍で御無沙汰し、約1年ぶりの訪問でしたが、店内がリニューアルされて、すっかりキレイになっていました。

 800円のもやしそば(竹岡式ラーメンに炒めモヤシがトッピング)を注文し、プラス400円で半チャーシュー丼と餃子3個のセットにしました。竹岡式は千葉県の内房の御当地ラーメンで元祖の梅乃家は乾麺ですが、ここは生麺を使っており、厳格な竹岡式原理主義な方は「つち家は(生麵だから)竹岡式ではない」と言いますが、私は生麵でも乾麺でも美味しければOKです。
R1124818
R1124823

 スープは真っ黒ですが、これは使用する醤油(富津市の宮醬油)の色で、見た目ほど濃い味ではなく、シャキシャキ感のある炒めモヤシと刻みタマネギがスープの旨味を一層引き立てていました。チャーシュー丼も相変わらず絶品でした。そして、つち家の餃子は、とにかく旨い!

 久々に堪能しましたが、以前は難なく食べられたのに、今回は
お腹が苦しかったです。悲しいかな年のようです。


 駒込に行く用事があったので駅近くの立ち食いそば店「一〇そば」にて、紅ショウガ天・とり天そばを補給。
R1124513

R1124511

 体内の紅ショウガ天数値が、かなり低下していましたが、これでまた約一ヶ月は稼働できます。都内で紅ショウガ天を供給してくれるだけでもありがたいお店ですが、ここのとり天はボリュームがあって、しかも美味しいです。
 名物のゲソ天と合わせてお勧めです。


 体内の紅ショウガ天数値が低下してきたので、日暮里の「一由そば」に行き、ゲソ天&紅ショウガ天そばを食べて補給を。関東地方で紅ショウガ天は珍しく、手軽に食べられるのは、こことチェーン店の富士そばくらいです。
 私は千葉県市川市生まれですが、祖父が和歌山県出身で大阪の橋梁会社に勤めており、1936年に東京支店に転勤してからの関東住民です。すでに三世代、85年が経過したものの、すき焼きに割り下は使わない、オデンに牛スジ串は入るけどチクワブはなし、ところてんは黒蜜、肉ジャガは牛肉など今でも食生活に僅かながら西側社会の名残があり、紅ショウガ天もその一つです。

R1124442

 不思議なことに祖父は好物だったのに、なぜか父は嫌い。そして隔世遺伝で私は好きなのですが、二人の娘たちは全く食べる習慣がありません。私の代で途絶えてしまうか?はたまた再度の隔世遺伝で娘たちの子供世代は引き継いでくれるのか?楽しみであります。


「たしか、流鉄線の小金城址駅、高田さんの家の近所だよね?」「龍桂林っていう中華料理屋、知っている?」美味しい物ネタには間違いないWさんから電話があったのは日曜の深夜でした。

 Wさんの仕事仲間が小金城址に住む一人暮らしの叔母さんの家に寄ったとき、お昼を誘われ、連れて行ってもらった中華料理屋の五目そばが滅茶苦茶に美味しくて、都内の高級中華料理店で2000~3000円レベルの味だったとのこと。

 お店は自宅から車で5分、歩いて15分くらいの近所で、5年前に「寿司屋が立派な中華料理店に変わったぞ」と開店したことは知っていました。たまに前は通るものの、以前は仕事で頻繁に香港へ行き、現地で安くて美味しい料理を食べていたので、日本の本格中華料理店には行く気になれず(街中華は日本文化なので除外)、ずっと素通りでした。でも、そんな話を聞くと気になって仕方ないので、月曜のランチを奥さんと食べに行きました。

 五目そばが美味しいと聞きましたが、ランチセットで担担麵があったので私は、そちらを。奥さんは初心貫徹で五目そばのセットを。厨房から聞こえてくる広東語の会話と鍋を振る音で、否が応でも期待が高まります。ランチセットは麺とミニ炒飯、杏仁豆腐が付いて1186円(税抜き)

R1109998

 肝心の御味ですが本当に美味しい。担担麵は山椒が少なめですが辛さといい、ゴマ油や甜麺醤の味付けも香港で食べたものと同じ。炒飯もパラパラで味付けも絶品。

R1110001

R1110002
 奥さんの五目そばもスープを飲ませてもらいましたが、野菜の旨味と塩味のバランスがよく、具にキクラゲだけでなく、フクロダケも入る本格派でした。
R1110004

 後から調べたら、料理人は元赤坂離宮の料理長で香港国家一級料理人の資格を持つ香港人でした。どおりで本場の味だよ。こんな店が近所にあったのに5年間もスルーしていたとは不覚です。次は絶対に炒麺と炒飯を食べます。まさに誰かに教えたいけど教えたくない店です。 



 静岡県に住む友達の蕪風さんにヤックスドラッグ限定の「サッポロ一番 竹岡式ラーメン五袋セット」を送ったら、御礼に「マルちゃん焼きそば 袋入り乾麺」の五袋セットを送ってくれました。

IMG_0407

 うちの近所で売っている丸ちゃん焼きそばは、生麺の3食セットだけで、インスタント乾麺を見たのは初めて。「なんだ?これは?」とメーカーのホームページで調べたら、なんと!静岡県でしか売っていない限定品でした。


 豚バラ肉とキャベツ、モヤシを具に、さっそく作ってみましたが、麺がモチモチしていて乾麺とは思えず、旨い!

IMG_0406

蕪風さん、ありがとうございました。

モデラーの皆さん、今年は残念でしたが、来年、合同展示会が開催されたら、ぜひ、これをお土産にしてください。


このページのトップヘ