近所の坂川を狩場にしているカワウが一羽おりまして。一昨年、結構いいサイズのウナギ(80㎝くらい)と長時間の水上戦をしており、最後は丸呑みを決めて勝ちましたが、自宅のすぐ傍の川に天然ウナギがいて、しかもカワウに食われるという事実が衝撃的でした。

 そんなカワウが、いつものように川に潜って魚を獲っていたのですが、しばらくすると土手に上がって、翼を広げてじっとしています。冷えた身体を温めるために日光浴かな?と眺めていたら、目と目が合いました。

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 結構、近い距離で、こちらが横移動しても、ずっと翼を広げたままで視線を逸らすことなく、「おらおら、なに見てんだよ」オーラを出していました。
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 俺は逃げられるという圧倒的な自信があるのかと思っていたのですが、詳しい方によれば、カワウの羽は、普通の水鳥とは違って水をはじかず、潜るには適していますが、飛ぶ前に、こうやって羽を乾かさないとならないそうです。つまり、視線を逸らさなかったのは自信ではなく、すぐ逃げられないので、こちらを警戒していたからでした。また一つ賢くなれました。