これまでソ連時代の建機やトラック、飲料自販機、最近では月面探査車や宇宙船などのレジンキットを積極的に展開してきたロシアのレッドアイアンですが、初のインジェクションキットを発売することになりました。アイテムは、1/24スケールの人工衛星「スプートニク1号」です。

RIM24001_BIG4

RIM24001_BIG5

RIM24001_BIG6

 
スプートニク1号はアルミ製の球体で直径は58cm、重量は約84kgで本体に3個の電池と送信機を内蔵していました。電離層の観測と衛星から発信される電波の状況確認のためにバイコヌール宇宙基地から1957年10月4日に打ち上げられました。

RIM24001_BIG7
 
 電池の寿命は三週間でしたが、電池切れで電波送信が途絶えた後も地球の軌道上に留まり、打ち上げから
92日後の1958年1月4日に大気圏に再突入して消滅します。

 スプートニク打ち上げ成功のニュースは、アメリカや西側社会に大きな衝撃を与え、後に熾烈を極める米ソの宇宙開発競争の発端となりました。

 レッドアイアンのキットは16点のインジェクションパーツ16点とエッチングパーツ、真鍮線という内容で展示用スタンドもセットされています。予価1800円(税込み1980円)で4月~5月の入荷予定です。グムカの直販サイトや都内や大阪、千葉の模型専門店で販売されます。 


RIM24001_BIG2

RIM24001_BIG3

RIM24001_BIG1