これまでソ連時代の建機やトラック、飲料自販機、最近では月面探査車や宇宙船などのレジンキットを積極的に展開してきたロシアのレッドアイアンですが、初のインジェクションキットを発売することになりました。アイテムは、1/24スケールの人工衛星「スプートニク1号」です。
スプートニク1号はアルミ製の球体で直径は58cm、重量は約84kgで本体に3個の電池と送信機を内蔵していました。電離層の観測と衛星から発信される電波の状況確認のためにバイコヌール宇宙基地から1957年10月4日に打ち上げられました。
電池の寿命は三週間でしたが、電池切れで電波送信が途絶えた後も地球の軌道上に留まり、打ち上げから92日後の1958年1月4日に大気圏に再突入して消滅します。
スプートニク打ち上げ成功のニュースは、アメリカや西側社会に大きな衝撃を与え、後に熾烈を極める米ソの宇宙開発競争の発端となりました。
コメント
コメント一覧 (6)
これはやはりコロナ対策で緊急発売なのでしょうか?
グムカ・ミニチュア
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宇宙アイテムの第一弾となったルノホート1号のときも何の予告もなく唐突だったし、他にも事前情報を覆して別アイテムに差し替えるをやるメーカーなので、彼らの日常行動なんだと思います。インジェクションキット開発に関しては、具体的なアイテム名は秘密ながら以前から企画しているとは聞いていました。でも急にメールが来て「ホームページ見て。インジェクションキット発売するよ」だったので、正直、驚きました。
グムカ・ミニチュア
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米ソの宇宙船の実物が展示されており、その展示品を見ると60年代は宇宙開発においてソ連が世界をリードしていたことが良くわかります。
1961年に初めて宇宙へ行ったガガーリンが乗っていたボストーク1号は船内でガガーリンが動く大きさがありました。
一方それに対抗したアメリカのマーキュリーはボストークよりかなり小さくパイロットは座ったまま動くことができませんでした。
さらにボストークは堅牢で地球に帰還した時には着陸できたのに対し、マーキュリーは着陸だと壊れるため着水という方法がとられています。
それもそのはず、ボストークを宇宙に飛ばしたボストークロケットは高さ38メートル、重さ287トンなのに対し、
マーキュリーを飛ばしたアトラスは高さ23メートル、重さはボストークの半分以下の120トン。
キングタイガーとM4シャーマン以上の差があったわけです。
マーキュリー計画に続いたジェミニ計画で使われたタイタンでも高さ31メートル、重さ154トンとボストークに劣ります。
アメリカがボストークを抜くのはアポロ計画で使われたサターンロケットの登場を待たないといけません。
レッドアイアン初のインジェクションは世界初の人工衛星でしたか。
今後はぜひ旧ソ連と米国の宇宙船をセットでスケールは1/35で販売して欲しいです。
グムカ・ミニチュア
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石川県に米ソの宇宙船の実物を見ることができる博物館があるとは、全然知らなかったです。ここはコロナ禍が終わったら、ぜひ訪問したいですね。
レッドアイアンのスプートニク1号は、その大きさと形状の単純さから第一弾に選ばれたんんだと思います。スケールは1/24に拘っているわけではないそうなので、1/35の製品が出ることを期待しています。
グムカ・ミニチュア
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Yahooブログ閉鎖後に時々GUMKA様に関係ありそうな単語でググってみたりしてたのですけど、会社のメールにコメントするのはハードル高そうで尻込みしてました。
今回Yahooブログ閉鎖後に初めてブログにヒットして喜んでます。
グムカ・ミニチュア
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ご無沙汰しております。Yahooブログ閉鎖後はHatenaに移転しましたが使い勝手が悪かったので、今は、このLivedoorでやっています。今後ともよろしくお願いいたします。
グムカ・ミニチュア
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