旧東ドイツ軍のレインドロップ迷彩ジャケットを着ていたら、20代くらいの若い男性から尋ねられました。

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「その迷彩、フランス軍ですか?」

「いや、東独軍だよ」

「トーゴ軍?アフリカの?」

「いやいや、トーゴじゃなくて東独。東ドイツ軍」

「(怪訝そうな顔で)ドイツ軍には西軍と東軍があるんですか?」

 トーゴなんてマイナーな国を知っているのに東ドイツを知らないとは。たぶん、ソ連やワルシャワ条約機構も知らんのだろうな…東西冷戦を知らない世代が増えているのかな?

 そんな東独アイテムですが、先日、海外オークションに旧東ドイツ軍の野戦炊事車FKü180/62のセット写真が出品されていました。

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 「こんな貴重な写真がセットで!これは全世界の野戦炊事車ファンと研究者が狙っているに違いない。激しい打ち合いになるな」

と覚悟し、オークションの終了時刻間際に自分が出せる目一杯の金額で入札。ドキドキしながら終了までPC画面を見つめていましたが、結局、誰もライバルは現れず、開始値で落札できました。

 落札できて嬉しかったですが、裏を返せば世界で他に誰も興味がなかったわけで…

 そして先日、写真が手元に届いたので、ロシア人の友人に「これ落札したぞ」報告をメールしたら、彼も、この写真セットがオークションに出品されていたのは覚えており、

「これに入札するのはドイツのライナー・ディトリッヒ(東独野戦炊事車の偉い人)か日本のお前だけだろうなと思っていたけど案の定だったか」

という内容の褒めているのか、馬鹿にしているのかわからない返信をもらいました。

FKü180/62はマニュアルを持っているので、細部写真が入手できた暁には製品化を、などど密かに妄想していましたが、アイテムとしてダメのダメダメな奴だと身に染みてわかりました。