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ラビットS-1のホイールは5インチ・サイズで、
モンキーやゴリラの8インチよりも小さく、模型で流用できるタイヤがありません。
最初は似たサイズを捜して、加工しようかとも思ったのですが、そもそも、それすらない。

困っていたところ、ふと、以前、ホビーショーでお会いした
(有)新撰組のNさんとの会話を思い出しまして。

同社は、模型雑誌の広告でもお馴染みのwebshop運営だけでなく、
独自の工具やレジンパーツ、迷彩パターンデカールなど、
ユニークな商品を開発・販売していますが、
代表者であるNさんが、うちで3D出力できますよ。
もし小物の試作とかあれば相談してください、
と、そのとき言っておったのですよ。

まあ、ちょっと話だけでも聞いてみるか、と軽い気持ちで電話したら、
なにせ気さくな方なんで、ホイホイ話が進んで、
「とりあえず、やってみようか」と。

幸い、仕事仲間に3D CADの名手、タヌタヌ岡田さんがいるので、
「スズキ・チョイノリにも負ける、日本初のスクーターのホイール図面、描いてくんない?」
と依頼したところ、見事に画像のようなホイールを作図してくれたわけですよ。

岡田さんは、ドラゴンのIV号戦車やらIII号戦車を設計した立派な人ですが、
こんな粗末なアイテムの仕事も、ちゃんとやってくれます。
持つべきものは友でございます。アリガタヤ、アリガタヤ

本業の模型設計では戦車専門なので、Nさんも1/35スケールの戦車部品が来ると
思っていたようですが、スクーターのホイールと聞いて、ちょっと肩すかしだった?
さてさて、どんな風に仕上がるか、お楽しみに。