ホンダは名実共に国内No.1のバイクメーカーであり、CB750FOURやCBX、CB750F、CB72、CB92、NR、VT250F、カブC100など燦然と輝く名車があります。しかし「光あるところには必ず陰あり」その一方では、まるで何かの憑き物を落とすかのように、数年おきに発売される迷車が存在するのです。そんな迷車の一台と呼んでも、殆どのバイクファンから異論は出ないであろうホンダZOOK(ズーク)を地元で見ました。

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 ZOOKは「新しいスタイルの原付タウンビークル」との触れ込みで1990年2月に販売開始したスクーターです。広告キャラクターには、あの所ジョージを起用しキャッチコピーは「ヘンテコリンは気持ちいい」……いや冗談じゃなくて本当だからな。外観は部品を付け忘れたのではなく「スケートボードをイメージ」……いや冗談じゃなくて本当に本当だからな。


 車種名のZOOK(ズーク)は「~ずく(~の傾向が生じる。)」からヒントを得たホンダのオリジナル造語……いや冗談じゃなくて、本当に本当な本当の話だからな!特筆すべきは、足跡パターンのZOOK専用タイヤが用意されていたこと。

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 タイヤメーカーを巻き込んで、この頃は、いろんな事にトライできたんですね。