きっかけは、高知に住む友人Y氏からの「10月末に上京するんで、美味しいモノでも食べに行かないか?」というメールでした。こっちは軽い冗談のつもりで、

「それなら裏磐梯にすごく美味しい川魚料理を出す食事自慢の民宿があるぞ」と。

もちろん、「アホか!遠過ぎだろうが!」やら「寝言は寝て言え!」とかの突っ込みを期待してでしたが意外にも返事は「じゃあ、そこに行こうか」と。

裏磐梯に行くなら、喜多方か大内宿辺りを回るか?と問うと

「ザリガニのリベンジしなくていいのか?」

 これで全てが決まりました。持つべきものは友でございます。10月31日の朝、Y氏が羽田に到着。南流山まで来てもらい、そこから外環道に上がり東北道を北上しました。紅葉シーズンの日曜だというのに、前日に台風が来たせいなのか東北道はガラガラ。約4時間のドライブで現地に到着です。

 その日は民宿「千貫山荘」に一泊。女将自慢の川魚とキノコ料理の夕食を堪能しました。しかし、寝る前頃から強い雨が降り始め、翌日の天気が激しく不安に。

 翌朝、起床したら、やはり雨は降っています。せっかく来たのに、これでは釣りは無理だなと諦めかけたのですが朝食を食べ終わる頃には、雨は止んで雲の切れ間に青空も。「オレの日頃の行いが良いからだ」と相互に自己主張し合い、裏磐梯釣り掘りセンターへ。前回、来たときは、こんな感じでしたが、

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こうなっていました。実は、釣り堀の営業は毎年10月末で終了。

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 今回は、事前に電話して「四国から友人がザリガニ釣りに来るんですけど…」とお願いしたところ、経営者である佐藤さんが、そんな遠くから来てくれるならと特別に貸し切り営業してくれました(なんて贅沢な!)前回は朝9時から午後3時までねばって、一人6~10尾という不調ぶりでしたが、気温が下がり、雨上がりの曇り空とあって、ウチダザリガニ釣りには絶好の条件。二時間足らずで20尾が釣れました。

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 生体持ち出しは禁止なので釣れた傍から茹でます。気温が低いんで、湯気がモウモウです。

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タルタルソースとケイジャンソースで、とっても美味しくいただけました。

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 来年を待たずして、リベンジができました。Yさん、釣り堀センターの佐藤さん、ありがとうございました。