H2のフロントブレーキ・ホースは、
ハンドルのマスターシリンダーからブレーキ本体まで、
ダイレクトに繋がっているのではなく、途中で分配器が中継します。
Z1/2やKH125も同じ方式なので、この時代のカワサキ車の特色でしょう。

この分配器、1/12だと各パイプの太さが1,7mmという中途半端なサイズです。

流用できるプラ材はないかと、在庫のプラモを探したら、
ズヴェズダ1/35 BM-13多連装ロケット弾トラック(ソ連のカチューシャね)
のランチャー部がぴったり。たぶん、もう作ることはないだろうから、
部品取りさせてもらいました。

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ちなみにバイクのスクラッチに、1/35AFVのパーツは結構、使えます。

「最近は、苦労して、マイナー車両スクラッチしても、
何でもかんでも中華系メーカーにキット化されてしまう」

とお嘆きなAFVスクラッチビルダーの皆さん、
1/12レーサーはともかく、市販バイクなら、
各模型メーカーが商材として見捨てて久しいので、
その心配はありません!
ぜひ、こちらの世界にいらしゃいませ~

ちょっと脱線しましたが、ランチャー部を加工します。

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細部工作をすれば終わり。

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こんな感じに仕上がりました。

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燃料コック同様、老眼にはコタえる部品でした(笑)