今では日本でも当たり前のデザート、マンゴープリンですが、発祥の店は、香港九龍半島の西貢(サイクン)にある満記甜品(ムンゲイティンパン)と言われています。

 もともと西貢(サイクン)は、香港のセレブがヨットを置いて海遊びや釣りを楽しんでいた郊外都市でした。セレブの方々が釣った魚を、すぐ食べられるようにヨットハーバーのある海沿いには、あなたの釣ったお魚ちゃん、料理しまっせ~、海風を感じながら優雅に食事できまっせ~、てな海鮮料理店がズラリと並ぶことになり、今では、そのレストラン目当ての地元民や観光客が沢山、訪れます。

 満記甜品(ムンゲイティンパン)は、港より、ちょっと奥まった場所にあり、地元の料理好きな女性5名が始めた小さな店でした。やがてセレブの間で、彼女たちの作るマンゴープリンが大評判となり、今では、香港市内に支店がいくつもあるスイーツのチェーン店になりました。

 おススメは、もちろん、マンゴープリン。注文すると、ガムシロップみたいな容器に入ったココナッツミルクと一緒に出てきます。

 果実が入った濃厚かつ、甘さ控えめなプリンの味を、
香港に行ったら、ぜひ、お試しください。


イメージ 1




イメージ 2


 地元の人にお店の場所を尋ねるときは、ちょっと鼻にかけ気味で「無芸チンパン」と言えば通じます。(本当)