5月に香港出張に行ったとき、先方の会社に、ツァンさんという、美味しい物が大好きなスタッフがおりまして。「酔蝦(酔っぱらい海老)を食べたことがない」と言ったら、

「このところ、俺も喰ってないから行こうか」と海鮮レストランに連れて行ってくれました。お店は、尖沙咀(チムサーチョイ)の「龍門」海鮮料理街として有名な鯉魚門(レイ・ユー・ムン)に本店があるそうです。

 店の前に生簀を置いた海鮮料理店が軒を連ねる鯉魚門ですが、かなり前から「観光ズレして、サービスが悪い」「値段が高い」という評判が立ち、わざわざ来てくれる地元客の数が減ったので繁華街である尖沙咀に支店を出したそうです。

 渡辺直美みたいな店員さんが生きの良い海老を数匹、ガラスの容器に入れてテーブルまで持ってきて、鮮度と大きさを見ろや、てな事を言っております。天麩羅にしたら、おいしそうな新鮮で良いサイズです。

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 一同が納得したと確認するや、ドバドバという感じで紹興酒を注ぎ蓋をします。最初は、海老が暴れまくりますが、やがてアルコールが回り静かになります。

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お湯が沸いた鍋に一匹づつ放り込まれ、見事な茹で海老に。

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 醤油ベースに香草をまぶしたタレを付けて食べるのですが、身に紹興酒の香りが滲みて、肉もお酒に浸ったせいか、茹で海老特有のプリプリがなく、軟らかい食感でした。御馳走してもらって、何ですが、正直、感動するほど、美味しいわけではなく「へぇ~」という味わい。

 やはり、日本人にとって、海老はプリプリしてて欲しいです。あの海老なら、天麩羅か鬼殻焼きで食べたかったな…

 海老の茹上がりを待つ間に出された、塩味の海鮮スープがカップ麺のシーフードヌードルのスープを本物で作ったという感じで、むしろ、こちらの方に心動かされました。

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