結婚25周年を記念して、奥さんと北海道に行きました。寝台特急「北斗星」に乗るツアーだったので、まずは、それを紹介します。

 寝台特急は奥さんは大学時代、鹿児島に帰省するのに「はやぶさ」に乗ったのが最後で、私は高校生の頃、母方の実家に行く際「北陸」に乗ったきりですから、夫婦揃って、約30年ぶりの乗車です。


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今回のツアー参加者は14名で寝台特急利用&平日出発ということもあって年配の方が多く、私ら夫婦が一番若かった感じです。女性の友人同士が3組で、あとは夫婦でした。私らはB寝台個室の上段。真ん中に階段があり、左右にベッドというレイアウトで事前に狭いと聞いていましたが、昔の寝台特急しか知らない我々には、それほどではないという印象です。
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部屋にあるのは浴衣だけで、歯ブラシやタオルは各自で用意です。北に向かう列車だけあって、暖房は効いていて室内は浴衣1枚で平気でした。

夕食は元旅行ライターのWさんの助言に倣って、上野松坂屋でお弁当を買って持ち込みました。奥さんのたっての希望で浅草今半のすき焼き弁当を買いました。

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なんでも奥さんの親友が大好物な弁当で、都内に出る用事があると必ず御土産に買って夕食にしていたそうです。ただ本人の思いとは裏腹に高校生の息子さんは、

「いくら美味しくても、もう食べ飽きた!いいかげんにしてくれ!」 

とぶち切れたそうです。難しい年頃ですね。牛肉も盛りだくさんで、おいしい弁当ですが、これを食べ飽きるなんて、どんだけ食べさせられたんでしょうか?

夜10時くらいまでは二人で車窓を眺めつつ「宇都宮を過ぎた」「黒磯だ」「もう福島だ」と喜んでいましたが、やはり飽きて読書に。12時前には消灯して床につきました。

午前4時半ごろ、いきなり車体がガックンと揺れて目が覚めました。どうやら、動力車を交代したようです。結構なショックでしたが奥さんは爆睡中。さすが九州まで何度も寝台特急を利用していただけのことはあります。

目が覚めたら、暖房のせいか喉が渇いたので飲み物を買うべく、自動販売機のあるロビー車に。

ロビー車のソファーの片隅には、青函トンネルに入る感動を分かち合おうとしているか、
40~50代くらいの鉄道ファンらしい男性三人が小声で途切れることなく語っていました。

男A「あ~今、●●の看板見えましたね」

男B「ほぉ~それを指標としていますか。私はもう過ぎましたけど、XX工場の看板…」

男C「あと18分ほどですね」

やがて、三人が鉄道ファンが聞いたら会話に入らずにはいられないであろう単語を会話に織り交ぜて、

「コヤツは同じ信者か?はたまた異教徒か?この単語に反応するのか?」 

という空気を発し始め、チラチラとこっちを見るので個室に戻りました。結局、そのまま横になったらウトウトしてしまい、目が覚めたら函館。

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しばらく、列車は太平洋岸を走るのですが、朝焼けに雪と海の景色は、とてもキレイでした。