待ちに待った挽き物部品のサンプルが完成しました。

結局、台湾の会社に発注したのですが、同じ中華圏ながら、
日頃、接している香港人と違い、スムーズに仕事が進みます。

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仕上がりも見事です。

アルミ製ホイールリムはこんな感じ

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燕三条の挽き物業者がNGになったときは、どうしようかと思いましたが、
結果的にはコスト面でも品質面でも、海外発注して良かったと思います。
やはり模型の神様はいるのか? 

今回の工場は初めて発注したのですが、
仕事に対する前向きな姿勢や、細かな対応ぶりが素晴らしいです。

この会社は、台北郊外の工業団地の中にあります。

一番景気が良かった頃は、工業団地全体が24時間二交代制で、
家電、PC、自動車、バイク、自転車、玩具、工具、
あらゆる部品を世界中に送り出していたそうです。

10年前辺りから安価な人件費を求め、
団地内の30~40%の工場が大陸に移転し、
かつての盛況ぶりではありません。

以前は、何もない場所に道路と工業団地という風景でしたが、
次第に道路周辺にマンションや住宅が建設され、
新住民との間で、騒音や悪臭、煙などがトラブルになり始めているとか。
なんだか、どこかの国で見た光景ですね。


取り敢えず、画像だけですが、来週早々に発送してもらうので、
WFでは部品のお披露目ができると思います。