近所の「貸店舗」の看板が掲げられた店の前に恰幅のいいインド人の中年男性が立っていて、前を通ると声を掛けられました。
印「すみません、ちょっと、イイですか?」 「ワタシ、このお店、気になってイルンですが、ここにインド料理店できたら嬉しいですか?」

なんともダイレクトなマーケット・リサーチ。

南流山駅周辺なら、インド料理店より先に喫茶店とか定食屋、天麩羅屋、イタリア料理店、回転寿司店牛丼屋などが開店して欲しいけど、まあ、できたら嬉しいかな…

私「南流山は、飲食店が少ないから、できたら嬉しいですね」

印「そうネ、少ないネ、ラーメン屋さんは沢山あるネ。インド料理店できたら食べに来てくれますか?」

私「おいしければ行きますよ」

印「味はダイジョウブ!ワタシ、東京で三軒もインド料理店やっているですよ。OLさんや学生さん、サラリーマン、評判、とってもイイですよ」

来日して15年目で、三軒のインド料理店のオーナーだそうです。最近、各店の商圏内に同業店が増えてきて、競争が激しくなったので、将来を見越して新天地の開拓中とのこと。

印「この辺はインド料理の店、アリマすか?え?隣駅の新松戸に二軒?ドッチも古いですか?え?!、一軒は五年以上ヤッテる?ホントウ?」「そこ、オイシイ? え?!、オイシイ、あ~ソウデスカ…「今は、どこに行っても競争なりますね…」

難しい顔しながら、新松戸や北小金のインド料理店について味や値段、盛りつけ、店の様子を尋ねてきて、ノートに暗号みたいな文字でメモしていました。日本に来る前は、香港にいたというので、親友が10年ほど住んでいると言ったら、話がはずんで、しばらく、世間話をしました。

あれから、一カ月余、未だに貸店舗のまま…インド人にも見捨てられたぞ、南流山!