エンジン始動の前にエアフィルターを交換しようと、エアクリーナーボックスを開けると、乾式エアフィルターの下に、ウレタンスポンジのフィルターらしき物があります。最初はフィルターの形を成していたのですが、経年劣化のため、ちょっと触っただけで、写真のようにボロボロに崩れました。崩れ落ちた残骸は手では取りきれないので、掃除機で吸い取りました。

いつものように、ホンダ・ドリームに行って、部品注文したら廃番でした。
「これは付けないとマズい部品なの?」
…ホーク系エンジンは排ガス規制をクリアーすべく、エンジン内で発生したブローバイガスをエンジンヘッドからゴムチューブでエアクリーナーボックスまで導き、吸気した空気と共に再燃焼しているそうです。このスポンジ・フィルターは、そのブローバイガスを浄化する役目を果たしており、装着しないと生ブローバイガスがエアクリーナーボックス内に入るので、エアフィルターの汚れが酷くなり、エンジン始動性の低下、加速の悪さなどが発生する可能性があります… てな話でした。なるほど、意外と大事な部品ですね。
「でも、部品はないんですよね?」
「申し訳ありません…」
仕方ないので、二輪館に行って、汎用フィルタースポンジを買って、丸くカットして装着しました。この部品、CB400LCとCM250/400は同じですが、ホーク系でもCB250/400T、250/400Nとは違うそうです。
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