先日、九十九里方面に出掛けたときに寄りました。おそらく、東金で一番、有名なラーメン店だと思います。千葉県の御当地ラーメンと言えば、勝浦タンタン麺と竹岡式ラーメンですが、この、ぐうらーめんも竹岡式です。
竹岡式の元祖は、内房の富津市竹岡にある「梅乃屋」で、麺は乾麺を使い、チャーシューを煮込んだ醤油ダレを麺の茹で汁で割るという無茶な独特の製法で、トッピングも長ネギではなく、刻み玉葱です。この個性の強さ故、万人受けはせず、なかなか全国区にはなれませんが、ハマるとたまらない中毒性の高いラーメンです。
ぐうらーめんは国道126号沿いにあり、お昼を外した時間帯でしたが、5名ほど先客が行列していました。

並んで待っていると、店員さんが注文取りに来たので「チャーシュー麺・薬味(玉葱)大盛り」と言うとメモした伝票を渡されました。御客さんの回転は早く、10分足らずで店内に。席に座って数分で注文の品が出てきました。
スープは真っ黒で、ちょっと驚きますが見てくれほど醤油辛くはなく、独特の風味があります。麺は元祖のような乾麺ではなく、中細のストレートな生麺でスープが染み込んで茶色くなっています。

チャーシューは、かなりの肉厚&トロトロの絶品です。それが5枚と大きめなブロック1個が入っていました。とにかく、これが美味しいです。食べ始めは、「見た目ほど濃い味じゃないな」と思いましたが、終わりの頃には、さすがに水を飲みました。スープも飲み干せなかったです。薄味好きや濃い味は苦手という方には不向きかも?
梅乃屋のラーメンを食した後、これが生麺で、もっとチャーシューがトロトロで多いと嬉しいよな…
という願望を具現化したラーメンです。
食べ終わった直後は、「なるほどね」という感想でしたが、5日ほど経つと、「う~ん、も、もう一度、食べたい」となる不思議なラーメンです。
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