昔、ロシアのクビンカ戦車博物館に行ったとき、T-64やT-72の機関室右前方、砲塔の後部辺りにあるL型の部品は何だろうと思い、説明員の元戦車兵の老人に尋ねました。
爺 「これはベンチレーターだよ」
私 「え!なんで砲塔じゃなくて、こんな所にあるの?」
爺 「そんなもん、砲塔内部には装着するスペースがないからさ」
この車内の狭さと割り切り発想は、さすがソ連戦車だな…そんなわけでT-64Bのベンチレーター製作です。
キットのモールドは立体感に乏しく、細部のボルトも小さいので安直にタミヤのT-72から部品流用して加工しようと思いました。
今思えばトランペッターの部品のモールドを慎重に剥ぎ取って、高さを増して、ボルトを変えれば早かった気がします。次回は、そうしましょう。
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