砲塔原型が完成しました。他ブログでは公表済みでしたが、
こちらしか見ない方も多いようなので一応…

簡単に出来上がると思って始めましたが、
やってみたら、意外に手こずりました。

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ただ、形にしてみたら、やはりIS-3はカッコいいですね。
ミンスクやモスクワ、ワルシャワなど各地で実車を見ましたが、
私の頭に焼付いたイメージが、なんとか再現できたかな?と。

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美しい外観とは裏腹に車内の居住性が悪かったうえ、
車体各部の問題点も発見され、わずか2年で生産は打ち切りとなり、
1947年に後継のIS-4にバトンタッチします。

ところが、期待されたIS-4は居住性こそ良かったものの、
10トンも増えた重量は現場に不評で、生産コストはIS-3の2.5倍も高く、
たった250台で生産が終わりました。

結局、軍では、引き続きIS-3を運用することとなり、
1948年から52年までに、転輪のベアリングや無線機の交換などの
改修プログラムが施され、さらに1959年~60年からは、
エンジン換装、転輪のT-10との共通化、サイドフェンダーの追加、
暗視装置の追加などが行われ、IS-3Mに名称も変更されます。

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仕事仲間の岡田さんにエッチング原図を描いてもらうため、
エッチングの指示書を作成中です。