今は1/43レジンカーモデラーとなった友人の中西さんは、かつては、かなりの昆虫採集マニアで徳之島には採集旅行のために何度も行っているので、旅行前に島の情報を尋ねてみました。
 
 島内には鉄道はなく、バスも本数が多くないので、移動にはレンタカーが便利だそうです。道は幹線道路以外、すれ違い不可の狭い道が多いので、借りるなら軽自動車がお勧めとのこと。
 
 全国チェーンの日産レンタカーやタイムズ・レンタカーも支店がありますが、もっと価格が安い地元資本の会社を紹介してくれたので、そこに電話して「カーナビ付き軽自動車」を事前予約しました。現地に到着し、レンタカー会社が手配してくれた車の距離計を見たら20万km越え!次回のオイル交換は205599kmのシールが貼られているけど、まだ使う気なのか??

イメージ 1
 

 ロシアや中国で、とんでもない距離を走っている日本車を見ますが、改めて国産車の丈夫さを知りました。ホイルのハブ・ベアリングがすり減っているらしく、走っている間、ずーっと足回り付近から、ジャーーーーという不快音がします
 
ブレーキを踏むと後輪のドラムブレーキがキ~~と鳴き、なかなか止まりません 怖いから50km/h以上、スピードがだせません エアコンのスイッチを入れるとダッシュボードの奥からキュルキュルキュルと秋の虫みたいな音が… ナビは地図が古くて幹線道以外では使いものにならず、結局、スマホナビ頼りでした。いくら値段が安いとはいえ、これはちょっと…こんな車、貸すかな?
 
島内の走る自動車の多くは潮風の影響からか、ボディが錆びたり、穴が開いていたりしていたので、自動車の程度に関する認識が違うのかもしれませんけど。帰宅してから、中西さんに大変だったという話をしたら、
 
「…そういえば、俺、レンタカーは採集場所までの移動と仮眠に使うだけで、あとは、ず~と林や森を踏破していたから、程度とか走行距離とか全然、気にしていなかったわ」
 
ちょっと尋ねた相手が悪かったみたいです。次回は、普通に全国チェーンのレンタカーを借ります。