昨日の午後、ちょっと暑いくらいの気候だったので、近所の坂川で気持ちの良い川風に当ろうと散歩をしておりました。しばらく歩いていたら、60代前半くらいの女性が犬を連れて向こうから、ゆっくりと来ます。あれ?どっかで会ったことのあるような?うーん、思い出せんなと心の中で呟いていたら、目の前で立ち止まり、笑顔で坂川を指さし、いきなり、
「ここで、お爺さんが泳いでいたけど、ひょっとして溺れていたのかしら?」

この台詞は、6年前の謎おばさんか… そういえば、時期的にも今頃だったような。

連れの柴犬?は当時は子犬でしたが、すっかり成犬となり、おばさんも確実に歳をとっていますが服装は妙に小奇麗にしているので、それなりの生活をしているのかな?

あのときは「えっ?」と聞き返したら無表情になって行っちゃったんだよな…など、死ぬ間際に見える脳内走馬灯のように、様々な思考が駆け巡ります。よし、今度はもう少し、詳しく話を聞き出そうと出した回答はこちら。

「それは、どの辺ですか?」

するとおばさん、6年前と同じく急に無表情になって、無言でスタスタと行ってしまいました。結局、どう聞き返しても何も答えてくれないみたいです。やはり、イカれた人だったんですね (←6年前、誰にでもわかった結論)

季節は木の芽どき。