今週の月曜日は、昼間の気温が19℃という暖かさだったので、やらなきゃならんこともあったけど、我慢できずGSXで出掛けました。
 
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 定番の松戸~流山周遊コースを走った後、適当に流していて見つけた川の土手で、景色を眺めながら、小一時間ほど、ぼーっとしてました。
 
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 そろそろ帰ろうかとバイクに戻ると、自転車で通りかかった背の高い男性が話しかけてきました。俳優の笹野高史さんに似た顔立ちで、年齢も60代後半くらい?に見えます。
 
「懐かしいな。スズキのGSXだろ?俺、昔ホンダのCB250Nに乗っていたんだよ。重くて遅いバイクでさぁ、知ってる?青いヤツ?」
 
 もちろん、知っていますとも。しばらく、80年代バイクの話をしているうちに、バイク雑誌から、当時のTV番組やアイドルに話題は広がります。
 
 この人、私より10歳くらい上なのに、やけに時代が合うなと思っていたら、向こうも同じことを感じたようで「アンタ、たぶん、俺と歳が近い兄さんか姉さん、いるだろう?」と尋ねてきたので「昭和何年の生まれですか?」と聞くと、意外にも同い年であることが判明(笑)
 
 向こうは私を年下だと思っており、私は60代後半だと思っていたと話すと二人で大笑い。まあ、この年齢で、若く見られるというのはありがたい事です。
 
「いや、自分でも見た目が老けているとわかっているんだよ。性格が自分でも嫌になるくらい天邪鬼で、行けと言われれば行かないし、止めろと言われたらやっちゃうしで、しないでいい苦労ばっかりしてきたからね」
 
「やっと、この歳になって人の言うことを聞くようになったけど、10年遅かったな」
 
「若い頃の自分に言ってやりたいことが沢山あるよ」
 
 掻い摘んで話してくれた半生は、なるほどな、という内容でした。「いいもの見せてもらったよ」と自転車こいで帰って行きましたが、私もいろんな事を考えさせてもらいました。