13日夜は台風が来たときの恒例行事、工房での不寝番だったので先日、発掘したパンツァーショップの1/35マークB戦車を組んでいました。
実はこのキット、発売と同時に購入し組み始めた当時のバイトのY君が「どうしても車体が組めない」と言っておりまして。気になっていたものの、ずっと手つかずの代物でした。
車体・銃塔共に無垢の塊ではなく、レジンの平板部品を組み上げます。大きな部品は歪んでいるので鍋で煮て修正し、組むときは裏打ちが必須です。私は5mmの角プラ棒を使いました。
インストは完成写真に矢印で部品番号を指示したシンプルなもの。昔のレジンキットは、これがスタンダードでした。各部品の裏面には数個の凹点があり、部品を接着するときは凹点同士の数を合わせれば方向が定まるようになってます。
ところが、この凹点が曲者での前部底板(R14)の凹点モールドが、あろうことか前後逆になっており、ここを凹点数で揃えると組めなくなります。
上の写真のように3個と5個の凹点を無視して前後逆に接着するとちゃんと車体になりました。
Y君、こうすれば、ちゃんと組めるよ!って、多分、もう手遅れだよね…
コメント
コメント一覧 (2)
さすがにバキュームのT-35はありませんが・・・
かといって作りたくなるかと言うと・・・
グムカ・ミニチュア
がしました
ご無沙汰しています。あのときの「形にならない」は仮組みした結果ではなく、部品を見て「こらー、あかんわ」だったのでしょうか?まだ組んでないなら、将来の参考にしてください…って簡単に言えない難儀なキットです。
グムカ・ミニチュア
がしました