GUMKA工房記

武蔵野線新松戸~南流山の中間辺りにあるGUMKAミニチュアの備忘録を兼ねたブログです。

2019年12月


来年、ロシアの現用車両の資料写真集を出すべく準備しており、現地のカメラマン数名とやり取りをしていますが、人によって得手不得手があり「T-72B3なら任せろ」とか「装輪兵員輸送車ならBTR-60からBTR-80、-90まで写真を撮っている」「T-80B、T-80U系は写真を持っているけどT-80UDはない」「軍用トラックなら何でも相談してくれ」等々。

「いつも兵器展示会で一緒になる腕の良いカメラマンがいる」との紹介でウクライナ人のカメラマンと初取引をすることに。まずサンプル写真を送ってもらうと事前の情報どおり、なかなかの腕前です。写真代などの条件も合意できて先方が要求する支払方法がPaypalではなく、Western Union なので、さっそく口座開設して写真代を送金しましたが数日後「金が届かない」との連絡が。

確認してみると送金は、とっくにキエフに届いており、いつでも受取り可能状態になっています。変だなと思いつつもそれを伝えると

「お金は、どうやって受け取ればいいの?必要書類は何?」

と返事され、え?これ、あなたが指定した支払方法ですよ?と目が点に。

よくよく話を聞くと以前は
Paypal口座も持っていたけど、ロシア人の知り合いに貸したら又貸しで通販詐欺に使われて閉鎖されてしまい、海外から写真代や撮影のギャラを受取れなくなったそう。そこに私の商談が来て困っていたらカメラマン仲間がWestern Unionを教えてくれ、新規口座を作ったばかりで使い方とか取引方法をよく知らないとのこと。

「この件は俺が被害者だ。発端は最近知り合ったロシア人から、ebayやネットで骨董品の商売をやっている仲間が悪い落札者に因縁をつけられてPaypal口座を閉鎖されたと聞いたんだ」

「可哀そうに思っていたら、もしPaypal口座を貸してくれたら落札金額の5%を払うという話を提案された」

「それは良い小遣い稼ぎにもなると思って(えっ?!)、俺の口座を貸した。2回ほど入金があって、約束どおり入金額の95%を彼に渡した。ところが、そいつらは詐欺師で俺の口座は、急に閉鎖された。俺は口座を貸しただけで詐欺とは無関係だとPaypalに抗議したけど、そもそも口座を貸す行為自体が規約違反だといわれて取り合ってもらえず、もう俺はPaypal口座が作れなくなった。ひどいと思わないか?」

いや、どう聞いても詐欺の片棒担ぎでしかない話なのに、なぜ被害者なのかわかりません。そもそも口座を貸そうと思うこと自体、理解できません。カメラマンの腕は一流ですが、色々と欠けたところがある人なのかな?


 いつもトンカツ店の駐車場に繋がれている巨猫のマメ君。
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最近、姿を見ないなと思っていたら、今年1月9日に亡くなっていたそうです。
昨年10月頃から食が細くなったので、動物病院に連れて行っても原因は不明。
年が明けて間もない頃に亡くなったそうです。

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マメ君には兄弟が4匹いて、母猫は普通のサイズだったのに全員が巨猫。
模様はバラバラで二匹が子猫の頃にもらわれて行ってしまい、
今残っているのは、マメ君のお姉さん(三毛)だけですが、
マメ君と違って、人前には出てきてくれません。

きっと今は天国で、悠然と寝ていると思います。


 SNSとは便利なもので、フェイスブックに「懐かしのパンツァーショップのマークB中戦車を作っていますよ」と記事を何本か挙げたところ、わざわざ海外から「俺も昔作ったことある。でも、この実車写真見てから諦めた」とメッセージをくれる御節介な 親切な方がおりまして。いやいや、ありがたいことでございます。
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確かに機関室形状やレイアウトが全然、違いますね。機関室上面は傾斜角度が違うし、本来、車体と一体式の後部燃料タンクがキットでは、なぜか別体。エアインテークのサイズは大きいし、その横にあるはずの乗員用ハッチはなし。いやーこれは参りましたね。

 結局、機関室上面と別体式燃料タンクを切りました。毒喰らわば皿までの精神で、やれるところまでやってみます。
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これで完成が遠のいた気がする。







銃塔右装甲板は長かったので削って調整していたら、
後部のリベットが1/3くらい消えたので、埋め直しました。

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車体側面の排土板のパーツが不足していました。
輸入レジンキットあるあるですが、簡単な形状なので自作しました。

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そんなこんなで、これまではパッケージの写真を見つつ
「完成すれば、こうなる」と自分自身を奮起させ、
今日まで製作に励んできましたが、
ある程度、形になったところで判明しました。  

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パッケージの完成写真はキットを組んだのではなく、
全く別物のスクラッチビルド作品だったと…


 クラウドファンドで出版支援させていただいた「特盛 山椒魚本」が届きました。日本に住む有尾両生類サンショウウオとイモリを網羅した写真図鑑と研究者・専門家による寄稿で構成されています。

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 2019年は、これまで1種とされてきたカスミサンショウウオが、アキサンショウウオ、アブサンショウウオ、イワミサンショウウオ、カスミサンショウウオ、サンインサンショウウオ、セトウチサンショウウオ、ヒバサンショウウオ、ヤマグチサンショウウオ、ヤマトサンショウウオの9種に再分類されまして。この冊子は新分類の全種を写真付きで収録しており、編集作業は本当に大変だったと思います。


 最近は同一種か否かを外観の特徴ではなく、遺伝子で調べるので、ニホントカゲからヒガシニホントカゲが分かれたり、これまで同種だったイシカワガエルが奄美大島と沖縄本島は別種になったりと数年前の爬虫類・両生類図鑑が役に立たなくなりつつあります。


 この流れに対応して出版社も過去の図鑑を改訂したいものの、編集を終えて、いざ発売の直前・直後に今回のカスミサンショウウオ並みの再分類みたいな大きな変化が起こると困るので、なかなか行動を起こせない閉塞的な状況だそうです。そんな中で、この本はシリケンイモリをオキナワとアマミに分けてないなど気になる点もありますが、ことサンショウウオに関しては全種写真収録という点で高く評価できます。


 一般に需要があるとは思えない両生類の専門書故のクラウドファンドでしたが、今回、出版の支援した人は335名でした。もし私が「ズリーニィ本の続編でトゥラーン戦車の資料本を出したいから、皆さん支援してください!」と叫んでも、たぶん10名も集まらんでしょうから、これは凄い数字だと思います。



 マークB中戦車絡みで、第一次大戦中のマークIV菱形戦車やホイペット中戦車の細部が知りたくて、ボービントン戦車博物館で実車を撮影したOさんに8年ぶりに連絡しました。

 Oさんは昔から第一次大戦アイテムが大好きで、ペガサスやエデュアルドから出ていた複葉機の簡易インジェクションは必ず買っていたし、スケールリンク社の1/32 マークIV菱形戦車のフルメタルキットも発売当時は高くて買えなかったものの、後にオークションで安価に入手できて、とても喜んでいました。

 まずはメールを送ったものの返信はなし。これは8年前も割とあったことなので直接電話をしましたが、なんとなく電話口の態度が微妙で、

「もう、そういうの全然、興味なくてプラモや模型雑誌は何も買ってないし、模型店にも5年以上も行ってない」

菱形戦車とホイペットの写真については、デジカメのデータを外付けハードディスクに取り込んだけど、部屋が散らかっており、どこかに埋もれて捜せないと。代わりにひたすら語り続けたのがTVアニメのゲゲゲの鬼太郎に出てくる猫娘について。私と同世代の方が思い浮かべる猫娘は、こんな感じじゃないかと。

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  鬼太郎の新シリーズ(第6期)が始まる前、猫娘のビジュアルが今風に変わったと話題になったので御存知の方も多いでしょうけど、今はこんな感じ。

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 Oさん、菱形戦車の話題には全然、食いつかなかったのに

「猫娘は5期までの名称だ。現行は『猫様』と呼べ」

と熱い語りが止まらず。今は毎週日曜の朝に動く猫様を見ることが生き甲斐で、録画もしておき、月~土曜日はそれを繰り返し見て堪能し、次の日曜日に備えているそう。

 Oさんは60代半ばで、以前はアニメどころかTVを見ない人で、話題の俳優やお笑い芸人のギャグなど全く知らず、最後にTVで見たアニメが「花のピュンピュン丸だ」と公言していた人なので、あまりの変わり様に某国の工作員による入れ替わりを疑ったくらいです。(猫娘を見続けて称えるスパイはいないので、たぶん違う)

 「お前も、いつまでも戦車とか模型とかやってないで、日曜は猫様を見たほうが良いよ。その方が何倍も楽しい」

 酸素欠乏症のテム・レイと再会したアムロは、きっと、こんな気分だったんでしょうね。

 

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