GUMKA工房記

千葉県南流山にあるGUMKAミニチュアの備忘録を兼ねたブログです。

2015年02月

世界最大の甲殻類タカアシガニを出してくれる宿や料理店といえば、
西伊豆の戸田が有名ですが実は千葉県でも僅かながら流通しており、
食べさせてくれる宿も内房に二軒ほどあります。

その中の岩井湯元温泉の「ろくや」にて季節限定メニューでいただきました。


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タカアシガニを食べるのは久々でしたが、蒸し加減も良く美味しくいただけました。

巻頭記事MGヘッドラインにて、クラウドファンドによる
OCR1000の開発費支援公募の記事を掲載いただきました。

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公募開始は、いよいよ今月末から!

主旨に御賛同いただける皆様の御支援をよろしくお願いいたします。


さらにOCR1000の模型化には追い風がありました。
模型化するにあたり商標などがどうなっているかを調べたところ、
現在、OCR1000に関する権利を所有しているのは、
2012年にオランダに発足したOCRモータースでした。

同社は残存していた当時の部品を全て購入し、
生産中止から30余年を経た今、
10台限定でOCR1000を再生産して販売を行っていました。
(1台の御値段は約850万円だそうです)

さっそく同社に連絡し、過去に発売した1/12カワサキ750ssの模型の資料を送り、
模型化についてを打診してみたところ、昨年12月に
「喜ばしい。歓迎する」と模型化の正式許可だけでなく、
資料面での協力も約束してくれたのです。

かくして、憧れのバイクを複合素材模型で開発できる環境が整ったものの、
急に訪れたチャンスのため、困ったのは開発予算の捻出です。

バンビーンの模型化でREADYFOR?を使う意味

GUMKAの予算は限りがあり、今は他の企画も進めているので、
OCR1000だけに資金を費やすことは不可能です。

一時はH2同様、手作りで原型を製作し、自己資金での製品化も考えました。
しかし、前回同様、開発期間の長期化に陥りかねず、
また様々な問題が発生する可能性もあります。

そこで今回はREADYFOR?を利用して開発費支援を広く募ろうと考えました。

OCR1000では開発期間の短縮化のために、設計段階から3D CADを使い、
高精度の3Dプリンターで出力した各部品の仕上げと微調整作業だけを手作業で行います。
前回より長い設計期間は必要ですが、各部品の立体化の作業時間は大幅に減り、
キット化までの時間は、750ssの5年から18カ月に短縮されます。

ただ、3D造形のコストは数年前より安価になったとはいえ、
バイクは多数の細かな部品で構成されているので、
出力費用は高額です。

また、牛山氏の御協力で実車の外寸は採寸できるものの、
部品状態でのエンジンやミッションの寸法は
オランダのOCRモータースにリクエストしてみるものの、
場合によっては現地取材の必要になるかもしれません。
これらをクリアーするため、皆様に御支援をお願いしたいのです。

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模型業界では「特殊なエンジンのバイク模型は売れない」というのが定説で、
OCR1000のキッ ト化には否定的な声が多いです。

その一方で、昔からモデラーは模型化を望んでいました。
クラウドファンドだと少額での支援も可能なので、これらの声を拾えれば、
本当の人気がわかり、定説を崩せるかも?と思ったのもエントリー理由の一つです。

また、今回、READYFORを使って開発資金調達を考えていると
フェイスブックやブログで発表したところ、同じような小さい規模の模型会社や
製品開発をしている個人プロダクションから問い合わせや質問がありました。

もし、このプロジェクトが成功すれば、追従するユニークな模型化企画の
エントリーも増えると思います。

私にはバカな小僧だった頃からの夢があります。
国内外の昭和のオートバイ100種類のキット化です。
残された人生の時間を考えると実現は無理でしょう。
でも、この3D造形を利用した方式で、
開発時間の短縮化ができれば目標に近づくことは可能です。

この夢の実現のためにも、皆様の御支援をよろしくお願いいたします。

以前にお知らせした1/12 バンビーンOCR1000の模型化支援公募ですが、
クラウドファンド会社READYFORにて、間もなく公開されます。

バンビーンOCR1000というバイク

1960年代に次世代の自動車エンジンとして登場したロータリーエンジンは多くの技術者を魅了し、

1970年代には、このエンジンを搭載したバイクが市販されました。

オランダ人実業家ヘンク・バンビーン氏が


「これまでにないバイクを開発する」

と私財を投じて作り上げたOCR1000は、その中でも最大排気量で、
二輪車の技術史上からも特異な存在でした。

最高出力100psの2ローター式の排気量996ccの水冷ロータリーエンジン(以下RE)は、
ルクセンブルグ公国のコモーター社が製造する自動車用REの転用でしたが、
不幸にも販売を開始した1977年にエンジン供給元である同社が倒産したため、
僅か50基のエンジンしか確保できず、1981年に工場が閉鎖されるまで
38台しか生産されなかった幻のバイクです。

発売当時、日本にも1台だけが輸入され、試乗記事が各バイク雑誌の誌面を賑わせ、
少年ジャンプに連載されていたバイク漫画「熱風の虎(作者;村上もとか」では
世界最速のバイクと紹介されたため、あの時代に中高生だった40代後半以上の
年齢層には異様に高い認知度があります。


空前のバイクブームだった1980年代に青年時代を過ごした私もその一人で、

その先進的メカニズムと迫力あるスタイルは憧れ以上の存在で、
バイク雑誌を何度も読み返しながら実車を見ることは不可能だろうから、
せめてプラモデルでいいから手元に置きたいと思いましたが、
どこの模型メーカーからも発売されませんでした。

バイクの模型開発を7年前より始めたときから、
ロータリーバイクの模型化という漠然とした希望はありましたが、
実車取材の困難さと先に出すべきアイテムも多かったため、
遠い将来の夢と半分以上は諦めていました。

ところが昨年秋、ある旧車イベントに出掛けたところ、

バンビーンOCR1000が展示されており、

偶然、オーナーである牛山宙幸氏と知り合うことができました。


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牛山氏は都内でバイク店を経営されており、
数年前に不動車を海外から輸入して、
自らの手で公道走行可能な状態までレストアしたのです。

実車を前にして何気なく言った

「いつかは、このバイクを模型にしたいんですよ」

「模型化してくれるなら、協力は惜しまみませんよ」

との予想外の返事がありました。

牛山氏御自身もモデラーで、どこかOCR1000の模型を出してくれないかと、
ずっと思っていたとのこと。にわかには信じられない展開で、
予算とかスケジュールなどが一瞬、頭をよぎりましたが模型化を約束しました。
だって二度とないチャンスだと思ったんで…

(続く)



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