GUMKA工房記

模型の企画・設計と資料同人誌の販売をやっている「GUMKAミニチュア」の備忘録を兼ねたブログです。雨が降ると電車が止まるJR武蔵野線の新松戸と南流山駅の中間辺りに事務所はあります。近所に素材や塗料が揃う模型店がありません。最近、昔からやっている本屋が閉店しました。

2014年02月

千葉県の外房には、伊勢海老関連の特産品が沢山ありますが、
今回、「伊勢海老ラーメン」を御土産で頂きました。


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箱を開けると、生麺と液体スープがセットされています。
伊勢海老がレトルト具で入っているとか、
麺に伊勢海老の身が練り込んであるとかではなく、
スープが伊勢海老風味という内容です。


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焼豚とメンマを用意して、さっそく作ってみました。


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確かにスープは伊勢海老の風味がします。
生麺タイプのインスタント・ラーメンとしては、普通に美味しいです。
Y先生、ありがとうございました。

2月22日は、猫の日らしいので、それに因み、猫のネタでも。


長女が旅行で、和歌山県に行ってきました。

「ほら、父さん、御土産だよ」

なにやら、二枚の紙をくれました。

和歌山電鉄貴志川線貴志駅で駅長を務める有名な三毛猫たまの写真付き入場券と
駅長代行のニタマのブロマイドでした。


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ご、五十歳を過ぎたオッサンが、
こんな紙っぺら2枚で喜ぶか!

ヾ(*`Д´*)ノ

和歌山いうたら、南高梅干に醤油、
小鯛の雀寿司&鯖寿司だろうが~!

㌦ァァァァァ~(ノ`Д)ノ:・∵:.┻┻







でも、よく見たら、かわいい… 
さすが我が娘だ~!
心が和む素晴らしい土産だよ…
ありがとう…

GUMKA製品のパケージ撮影に活躍してくれるのが旧ソ連製のマクロレンズ「MC ヴォルナ9 f2,8/50mm」です。
 
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いい塩梅でスッキリと写らない御蔭で模型が実車のように見える不思議なレンズで、以前、このブログでも紹介しました。先月末、模型店時代の御客さんで、写真好きの方から連絡がありました。

「あの記事読んでからヴォルナ9を買って、模型の写真を撮ったんだけど、
マッハの完成品(の写真)みたいに実車っぽく写らないんだよ」

てっきり、オークションか中古カメラ店で、よく写らないレンズを掴まされたのかと思い、まあ、ソ連時代のレンズは当り外れがあるんで…と言ったら、

「いや、そうじゃなくて、今のマクロレンズのように、ちゃんと写るんだよね…」

気になったので、私も、もう一本、ヴォルナ9をロシアから購入しました。


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大概のソ連製レンズやカメラは、製造番号の頭二桁が製造年なので以前から使っていた「868795」が1986年製で、今回、入手した「904918」は1990年製ということになります。

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製造年は4年しか違わないのに、レンズ表面のコーティングが異なるようです。

ロシア人によれば、ソ連体制崩壊した1991年前後に製造された時計やカメラ、家電製品などは不良品が多いので避けるか入手後は点検・オーバーホールした方が良いのですが、この1990年製レンズは状態も良く、マウント部の取り付けのマイナスネジも4本ともマイナス溝がセンターに切ってあったので買いました。

私見ですが、大変な物が多いのは体制崩壊後の1992~93年頃の製品で1990年くらいまでは、まだマトモな気がします。もちろん、マトモと言ってもあくまで「ソ連基準で」の話で、日本のモノサシでは問題アリが沢山ですけど…


さっそく試し撮りしたのですが、これが、模型が模型として写る普通のマクロレンズ
「ああ、模型を撮ったね」とすぐわかり、実車に見えるなんてことはありません。

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どうも、本来のヴォルナ9の性能は現在のマクロレンズと似たような写りをするみたいです。

以前から私が持っていた1986年製ヴォルナ9はレンズの鏡胴への組み付け、もしくはレンズガラス自体に
何らかの問題があって、スッキリと写らない不良品だったようです。

ただ、その写らない不良具合が、模型を撮るとまるで実車に見えるという良い方向に作用していたのです。

もしも、私が花だの昆虫だのを撮る人であれば、
「スッキリ写らない、こんなレンズはダメだ!」
になったのでしょうが、たまたま模型が被写体なので、
「おお!まるで実車のようだ!す、素晴らしい~」
という、偶然というか奇跡の巡り合わせだったんですね。


私のブログの過去記事を読んでヴォルナ9を買おうと思っておられた皆様、もう一度、考え直された方が良いと思いますm(_ _ ;)m



 ヨーロッパの模型情報サイト「ユーロモデルニュース」にてカワサキ750SSが紹介されました。キットが国内発売されたのが去年の7月ですから、欧州まで情報が伝達するには結構、時間が掛かりましたね。これをきっかけに新規取引や注文に繋がりますように!

 余談ですが、ユーロモデルニュースの編集長は、約20年前にレジンや簡易インジェクションの1/72飛行機キットを出していた元WKモデルの社長さん。当時、彼から直接、商品を買い付けして、自分の模型店で売っていたので思わぬ形での再会に、驚くやら、喜ぶやら。

「え~!1/72の飛行機のキットを出していたアナタが、なんで模型情報サイト?」

「お前こそ、1/35のAFVキットや改造パーツを出していたのに、なんで1/12バイクなんか作ったんだ?」

御互い同じ業界で生きていられたことを模型の神様に感謝です。

天気予報どおり、先週末同様、今日も朝から雪です

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明日には雨になるそうで、雪掻きを免れることができるかな。

こちらは、午前2時過ぎの状況。吹雪いています。

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とにかく寒くて、やってられません




4年前、愛車のフォード・フォーカスが8年目になって次回の車検をどうしようか悩んでいました。

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そんなとき仕事仲間から耳寄りな話が…「今年秋にBMWの1シリーズがフルモデル・チェンジするので、某正規ディーラーに勤めている後輩が、今なら在庫の非環境対応エンジン搭載の旧型116iをお値打ちな価格で出すとか言ってんだけど、どうよ?

御値打ちとか言われても…と疑いつつ、冷やかし半分で、紹介してもらった埼玉のディーラーに行ったら、本当にお買得な価格だったうえ、フォーカスも良い値段で下取りするとあって、こういうチャンスでもないと俺は生涯、BMWには乗れんだろうな…と思い決めました。


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車を乗り換えて数カ月経った頃、いつも顔を出している飲み会に行くと、フリーライターのワタさんと、 その古い友達で、輸入車専門の中古車販売店の元オーナーだったKさんが来ていました。

ワタさんから紹介されたので挨拶すると、Kさんは、かなり酔った様子でしたが、初対面の私に、いきなりここ10年間で乗った車を尋ねてきました。車種と乗り換え遍歴で、その人の性格や生き方がわかるそうです。

私が答える前に、横に座っていたワタさんが、コイツは今は旧型BMW116iで、その前が旧型フォード・フォーカス、その前がシオマネキ眼のフォード・モンデオだと説明すると、「ほ~お、ほ~お、ほ~ぉ」と笑顔で聞いてくれたんで、ちょっと安心。

しばらく会話が進み、旧型116iはどいう車か?という話題に。

「ドイツ車を女性に例えて、ベンツは本妻、BMWは優秀な秘書、アウディは愛人などと不謹慎な事を言う輩がいますが、まあBMWは秘書ですな」

「1シリーズなんぞは、秘書は秘書でも、酸いも甘いも知った30代前半で、ミニスカ・スーツが似合って、黒ぶち眼鏡なんぞ掛けて、髪をアップにまとめて、確実に仕事をこなす感じですな」

「アナタが、以前、乗っていた旧型のフォーカスも、まあ、秘書なんですな。ただ、彼女は、大学を出たばかりの可愛い頑張り屋。成績優秀で、気がきくし仕事も一生懸命だけど、まだ人生経験が足りない。あと、つい弱音が出ますな」

おもしろい例え話だなと感心していると、急に内容がエスカレートします。

「んで、フォーカス嬢を吊るし亀甲縛りにして、ペシペシしてやると最初は堪えるんですが、我慢の限界を越えると『あ~、御主人様、お許し下さい~』と泣きます」

「この様子が若い頃、VWゴルフ嬢や、フィアット・パンダ嬢とかと遊んだオヤジ達には、たまらなく可愛いんで、旧型フォーカスは名車だ~となるんですな」

Kさん、いきなり、御自分の趣味をカミングアウトですか?!

「で、肝心の116i嬢ですが、同じように吊るし亀甲縛りにして、ペシペシしてやると、艶っぽい声を出す。それならと、さらに抓ったり、グイグイ引っ張ってやると、同じように、イイ声を出す。調子に乗って『どうだ?感じるか?』とか尋ねると、116i嬢は、ニッコリしながら、こう言います。

『御主人様、左の乳房の縛りが甘いですよ』

慌てて、縛り直すと彼女は言います。

『大丈夫です。今度は均等ですね』

これが116i嬢ですな(笑)」



何だかわからん例え話だなと、そのときは思いました。

あれから3年余の月日が過ぎた、今週の月曜日、週末に降った雪が、まだ残る中、私は、PC修理店に預けたパソコンを引き上げるべく、116iで出掛けました。

幹線道路を走っていたら、いきなり、脇道から、爺さんの運転する軽自動車が、凍結した路面の残雪にスリップして、軽くスピンしながら、ツ~と目の前に飛び出してきました。あまりに短い距離から、あー、これはダメだ、ぶつかると思いながら、思いっきり急ブレーキを踏みました。

キーという大きな音がして、鼻先ギリギリのところで止まり、なんと、衝突せずに済みました。相手のスピン方向が私の車から遠ざかる側だったのも幸いしたようです。

サイドウインドを下ろし、「あぶないだろう!」もしくは「気をつけろ!」と言おうとしましたが、爺さんがハンドルに伏せて、ガタガタしていたのが見えたので、何も言えなかったです。

通行人の男性が、爺さんの車に駆け寄り、声を掛けたら、爺さんも我に返ったのか、車を動かしてくれ、目の前の道路が空いたので走り去りました。

実は、ちょっと手前から、その白い軽自動車を目視はしていました。ただ、幹線道に出る前に一時停止するだろうと思い、速度を落とさず50~60km/hくらいのまま直進しました。

雪の降った後なんで、相手の路面の様子にも注意し速度を落としていれば、冷やりとする事もなかったかもしれません。

それにしてもあの速度と短距離でよく止まってくれたなと車に感謝したとき「左の乳房の縛りが甘いですよ」のフレーズを思い出しました。

なるほど、kさんの車評は、間違ってはいなかったみたいです。



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