GUMKA工房記

模型の企画・設計と資料同人誌の販売をやっている「GUMKAミニチュア」の備忘録を兼ねたブログです。雨が降ると電車が止まるJR武蔵野線の新松戸と南流山駅の中間辺りに事務所はあります。近所に素材や塗料が揃う模型店がありません。最近、昔からやっている本屋が閉店しました。

2013年10月


 昨日、日帰りバスツアーで、福島県の大内宿と塔のへつりに行きました。塔のへつりは、これまで何度か、高知のY氏と傍を通っており、その都度、「寄ってみる?」と提案するも却下されてきたので見物するのは初めて。所謂、奇石系の景観地でした。Y氏、こういう自然の景観系に対しての関心は極めて低いです。

イメージ 1

 大内宿はこれまで何度も行っていましたが、平日なのにわらわらと人がいて、びっくりしました。さすがは、秋の観光シーズン!

イメージ 5


イメージ 2

 いつものように、高遠そばとイワナの天麩羅を食べます。お馴染みの1本ネギで食べる高遠そばは、最近は単に「ネギそば」と呼ばれているみたいです。ネギも昔より細く短くなっており食べやすくしたのか?はたまた徐々に観光ズレしてきたのか?


イメージ 3

イワナの天麩羅には、レモン塩が付き、さっぱりとした味わいでした。

イメージ 4

紅葉は、まだ4割程度。来週~再来週辺りが見頃でしょうか?




 来月に関西へ引っ越し予定の元アーマーモデリング誌の編集長、神藤さんが
流鉄流山線の始発駅である馬橋に7年も住んでいながら、一度も乗ったことがないというので、せっかくなんで、御一緒して乗ってきました。

イメージ 1

 私は自販機で切符を買いましたが、神藤さんは、記念とばかりに窓口で硬券を求めておりました。

イメージ 2

 終点の流山駅で下車後、老舗江戸屋の鰻丼を食べて街を散歩しました。


イメージ 3


イメージ 4

 変なフィルムの立体看板があったり、新撰組の近藤勇の陣屋跡や良い感じの元中華料理店とか、微妙な品揃えの商工会議所の売店を見たり…

イメージ 5

イメージ 6


イメージ 7

 途中の古い玩具店で、神藤さんはタミヤの1/24ロータスヨーロッパ、私は同社のジャガーMk.IIが入手できて、大満足な1日でした。

イメージ 8

神藤さん、新天地でも頑張ってください!


近所にある喫茶店、foo coffee のテイク・アウト・カウンターの上で、
いつも昼寝をしているマダラが、全然、関係ない個人宅の庭で寝ていました。

イメージ 1

たまには雰囲気を変えてみたかったんですかね?

イメージ 2

なんか気持ち良さそう…



 まあ、言ってしまえば、仕事も趣味も模型なので旅行先や出張先で模型店を見たら、とりあえず寄ります。出張で幾度か行っている香港には気に入っていた模型店が五軒ありました。自由時間の有無にもよりますが五軒全部に行けるときもあれば、一軒だけという場合もあります。

 ところが今年9月に香港に行ったとき、五軒のうち、三軒が閉店していました。中でも一番ショックだったのは、旺角(モンコック)の目抜き通り「ネイザンロード」にあったユニバーサルモデルズ’(UML)の旗艦店の閉店でした。

イメージ 1

 写真のビルの2、3階に店はありましたが、看板は撤去され、すでに空き店舗状態。聞けば、数カ月前に閉店したばかりだそうです。ここは、香港最大の売り場面積と品揃えを誇った店でモデルアート社のパンツァーグラフ!誌 第7号(2007年刊)では金子辰也さんの訪問記がありました。

イメージ 2

 最近では、2011年のアーマーモデリング誌に取材記と共に来店者特典クーポンが付くなど、日本の模型雑誌でも紹介されていたので、何となく覚えている方もいるかと思います。

 ユニバーサルモデルズ’(UML)の公式見解としては近所にあるランガムプレイス・ショッピングモールへの移転という形になっていますが、新店舗ではドラゴンモデルズ・グループが総力を挙げて押しまくっているディズニーキャラクターとアイアンマンなどのマーベル・キャラクター製品がメインで、プラモデルに関しては、バンダイガンプラが少しある程度になってしまい、もはや、かつての旗艦店の面影はありません。

 地下鉄の旺角駅の東側には、以前は沢山の模型店、ミニカー店、エアガン店、軍装品店、漫画専門書店、古本屋、アイドルグッズ店などマニアックな店が沢山ありましたが、ここ数年、家賃が上がってしまい、この手の店の売上では、到底、経営が成り立たず、閉店や移転が相次いでいます。中でも模型専門店は、日本同様、プラモデルが売れていないので、移転をせずに、そのまま閉店・廃業してしまう経営者が多いとか…旺角は、もともとは下町エリアで、UMLの旗艦店があったネイザンロードもロコな食堂やレストラン、漢方薬店や乾物屋、日用雑貨店が建ち並び、雑然としていたものの、いい雰囲気でした。

 ところが、駅西側に大きなショッピングモールとホテルが建設されてから客層がガラリと変わってしまい、昔からあった店は、どんどん追い出され、金製品の買取・販売店や宝石店、高級時計店などに入れ替わっています。もちろん、これも時代の流れなので、仕方ないのかもしれません。でも旅先で、「うわ~、まだ、こんなモノ残っていたんかい!」という楽しみはなくなりました。




 エンジンやキャブレターの整備が終わったので後回しにしていたタンクなどを…バイクを入手したとき、タンク内にガソリンが残っており、それはそれは強烈な臭いがしたので全部廃棄し、そのままにしておきました。

 今回、久々に中を確認しましたが、錆もさほど出ていないので得意のサンポール錆取りは行わず、このまま使うことにしました。

イメージ 1

 燃料コックのゴム部品はさすがに劣化していたので、純正部品を注文しました。タンクからコックに燃料を送るとき、フィルターの役割を果たすストレーナーが廃番になっていました。仕方ないので、クリーニングして使うことにします。




 幕張メッセで開催中のホビーショーに行きました。

イメージ 1

 朝、メッセの駐車場が、いつもの倍以上も埋まっており、ホールに向かう通路も人だらけで、

「おお!模型業界、景気復活か?!」

と喜びましたが妙に女性が多いので、変だな?と思ったら、アジア最大の花業界の商談会「フラワーEXPO」が同日開催なだけでした。大半の人はフラワーEXPOの会場に呑み込まれていき、ホビーショー会場についたら、こんな感じ。

イメージ 2

 まあ、のんびり見られていいですね。タミヤや東京マルイ、エブロ、ビーバーコーポレーションなど、お馴染みの企業が不参加でしたが、その代わりにデアゴスティーニ・ジャパンやオガワスタジオ、ホビーリンクジャパンなど新しい企業の参加がありました。

 少し前から、AFVキットは、アイテムが枯渇しつつあるのか一昔前なら、レジンキットでしか手に入らないような車両が続々とプラモデル化されていますが、今回はトランペッターがスゴイ!新作のS-51自走砲は、KV-1Sの車体に203mm榴弾砲B-4を搭載した試作車両で、たぶんレジンキットすらなかった超マイナー車両。

イメージ 3

 さらに、IS-3の後継として、第二次大戦直後に開発されたIS-4重戦車も!頑張っていると思うけど、売れるのか?コレ?!

イメージ 4

 GAZ-67Bは予告された箱絵では、大戦型のフロントグリルだったのに、展示見本は戦後型… これは別に大戦型も出るのでしょうか?

イメージ 5

 系列会社のホビーボスから、T-37Aシリーズが、ずらりと。中でも、マイナーなイジョルスキー工場製T-37Aも発売されます。

イメージ 6

 プラモデルが壊滅的に売れない欧州市場の中でロシア、ドイツ、イギリスは模型が売れているので、
同国のアイテムが、どんどんキット化されていますね。

 台湾のAFVクラブは、イギリス軍のマタドールトラックとチャーチル3インチ自走砲を発表。これも本来はレジンキットアイテムですね。

イメージ 7

 あと、昨年、他社から出た1/12スケールの机やロッカーなどのヒットに触発されたのか同スケールで、昭和の小学校の机とイスも。「え!今頃?!」という声も多かったですが、いろいろ大変なんだと思います。

イメージ 8

同スケールなので、うちのH2の横に置けます(←そんな事する奴はいない)


このページのトップヘ