GUMKA工房記

模型の企画・設計と資料同人誌の販売をやっている「GUMKAミニチュア」の備忘録を兼ねたブログです。雨が降ると電車が止まるJR武蔵野線の新松戸と南流山駅の中間辺りに事務所はあります。近所に素材や塗料が揃う模型店がありません。最近、昔からやっている本屋が閉店しました。

2013年05月

ブレーキホース用のビニールチューブが届きました。
フロントディスクブレーキ用の部品で、
バイクプラモデルでお馴染みの黒くて細いチューブです。

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200mもあるんで、キットにセットできるように、
これからカットします。


各模型雑誌の新製品コーナーで紹介して頂けないかと、
案内書と部品写真&完成品写真の入ったCDを作成しました。

明日、一斉に発送予定です。

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手を動かす作り物は大好きですが、こういう案内書やチラシを作るのは、
どうも苦手で、つい作業に着手するのが遅くなりました。

いかんですね(反省)

ただ今月、ホビーショーがある関係で、
新製品コーナーは満員電車状態だろうから、
掲載してもらえるかどうか…

欄外に文字情報で1行とか…

再来月でもいいんで
どうか、無視だけはされませんように(祈)



今月下旬の製品発売に向けて、自宅で各部品の袋詰め作業を連日やっています。
 
エッチング、レジンは終わり、現在、作業中のアルミ製ホイールリムです。

世の中には、、ビニール袋と材料と指示書を渡せば、
キレイに袋に詰めてくれるアッセンブル業者とか、
セット屋という商売があるのですが、発注する予算なんぞありません。


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娘たちがまだ子供だった頃は、

「ほ~ら、ウチの御飯の元だよ~」

という家内のスローガンの下、競うように手伝ってくれたのですが、
社会人と大学生ともなると、作業をしている傍に近寄りさえしません

かくして、夫婦二人で、ちまちまとやっています。
手を動かしながら、家内が達観したように呟きます。

「これ、全部売り切っても、金型代で飛んで、初回は儲け少ないんでしょう?」

ええい!クリアーパーツが必要だったから仕方ないだろうが!

そんな士気の下がることを今言うでない!

これからH2B, H2Cと続々とバリエーションが発売され、

それがヒットすれば……すれば…  すれば…

しねぇよな~、この二車種は絶対に 


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まあ、いろんな意味で、ちゃんと手を掛けた製品です

分解掃除が終わったキャブレターを車体に取り付け、再び点滴ガソリンタンクを付けて、エンジン始動!

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 今度はガソリン漏れもありません。センタースタンドを掛けて、ギアをいれると、止まっていたホイールが…

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回ります!回ります!

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 しかし、問題発生です。アイドリングが1500~1800rpmのまま落ちず、調整スクリューを目一杯、緩めても基準値の1200~1300rpmまで下がりません。ホンダと言えばこの人であるフォーシーズンの高橋さんに問い合せると、

1 スロットルワイヤーが引かれている
2 スロットルワイヤーの戻りが悪い
3 スロットルバルブの向きを間違えて組んだ
4 インシュレーターが二次エアを吸っている
5 ジェット類の詰まり

などのアドバイスをもらえました。1から3は問題なし。インシュレーターを外すとOリングが傷んでいたので、念のため部品注文を。部品はすぐ届き、交換しましたが状況は変わらず。

う~ん、一体、何が原因やら。

ワンフェスなどのイベントでお馴染みだった
これまでのGUMKAロゴは、長女がデザインしてくれました。

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こんなデザインのTシャツを平気で作る人なんで、
発注したときは、期待半分・不安半分でしたが、
極めてまともなデザインでした。

数年間、使って不満や不便はなかったのですが、
このたび、メーカーロゴを新しくしました。
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H2のキットも、このロゴでの発売となります。

旧ロゴのせいではないのですが、
開発中、何かとトラブル続きだったH2のキットも、
ロゴ一新と共に、運気も変わって、
大ヒット~とかなると嬉しいのですが…

それは無理ですね


そうだ、名刺やゴム印も作り直しになるんだ… こんな時期に出費が


 プラグを新品に替えて、オイル交換とオイルフィルター交換も済ませたところで、プラグ孔からオイルを流し込み、センタースタンドを掛けてから、ギアを入れて、後輪を手でゆっくり回します。一周回ってくれたので、ピストンの固着はないみたいです。プラグの火花を確認後、点滴容器にガソリンを入れて、半開きのガレージのシャッターにぶら下げて、ホースをキャブに繋ぎます。

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 チョークを引いてから、セルスターターのボタンを押し、いよいよエンジン始動です。セルモーターのキュルキュル音が数回して、あれ?ダメか?と思ったら、突然、エンジン始動!

プラグ孔からいれたオイルが燃えるため、排気口から白い煙が出ています。

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お~、とうとう、やったぞ~!復活したぞ~!

 しばらくすると、白煙も消え、アイドリングも落ち着き、ホーク系独特のバフバフと聞こえる排気音に。オイルをエンジン全体に回すべく、しばらく、この状態にしておきます。いや~、この日を待っていたよ。と、思っていたら、突然、右キャブレターからガソリン漏れが!この症状が急に出たときは、大概、何かがジェットに詰まっています。…というわけで、再びキャブを外します。

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 案の定、スロージェットが目詰まりしていました。前回のクリーニングが不十分だったのかな?さすがに心が折れたので、今日はここまでです。


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