GUMKA工房記

千葉県南流山にあるGUMKAミニチュアの備忘録を兼ねたブログです。

2013年05月

とても東京都の隣とは思えぬ、
緑が深い、松戸市小金城趾駅周辺の風景です。

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駅のすぐ脇を流れる川には…

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外来種ミシシッピーアカミミガメの大きな個体5匹が日光浴を。

初夏の風景ですね。

私が小学生の頃は、市川市でも野性のクサガメが生息していましたが、
もう、ここ何年もペットショップや熱帯魚店の店頭以外で、
イシガメやクサガメを見ていませんね。


日々、空き時間があると、メタル部品の袋詰作業をしています。

部品点数が多いうえ、細かいので、
老眼が始まった眼には辛く、なかなか終わりません。

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世の中にアッセンブル業という業種があり、
結構、繁盛している理由が身を以てわかりました。

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なんとか、早く終わらせたいですね。

あれから、さらにキャブレターを2回ほど分解して再清掃したものの、
アイドリングの高さは変わらず。

もはや完全にお手上げ状態。

仕方ないので、マニュアルに掲載されている故障診断コーナーの
「回転不調」に従い、順番にチャックすることにしました。

まずは最初のタペットの隙間の点検調整から。

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以前に一度、確認したのですが、再度、チェックしたところ、
排気側は問題なしですが、吸気側が規定値より若干、狭かったので、
ロックナットを緩めて規定値に補正しました。

そしてヘッドカバーを取り付けようとしたとき…

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やってしまった~ 

エンジンヘッドのロックボルトを締め過ぎてネジ切ってしまいました。

いつもなら、ラチェットレンチで手締めしているのですが、
このときは、どうせなら全部、マニュアル規定値で締めようと考え、
トルクレンチを使って各ボルトを締めていました。

トルクレンチは事前にセットした規定トルクに達すると
カチッという音がして、ヘッドがカクッと折れます。

「さて、あとはヘッドロックボルトを締めて終わりだな」

マニュアルをチラ見して、トルクレンチを規定値にセットします。

これを締めてと… あれ?もう締まっている手応えなのに、
規定トルク値に達っしたときのカチッ音がしないぞ?
力を込めて一締めしたら、ポッキリと… 

あ~!

なんとマニュアルの数値を読み間違えて、
規定値の倍以上の数値でトルクレンチをセットしていました

おかしいと思ったら確認しないとダメですね

折れたネジ先を取り除くには、
エンジンヘッドのロッカーアームを分解せねばなりません。
デリケート&面倒な作業です。

却って仕事を増やしてどうする、俺!


 毎年恒例、高知のYさんの尿酸値・血糖値向上初夏ツアーの季節です。 今年はキジ鍋が食べたいとのリクエストがあったので、キジ鍋を名物料理としている山奥のひなびた温泉宿にしました。

 ホームページを見ると、直接電話予約すれば宿泊料金が割引になるキャンペーンをやっています。さっそく、電話をしたら御老人が出ました。

爺「あ~、今、誰もいなくて、2時過ぎに戻ります」

私「あ、そうですか。じゃあ、その頃、電話します」

爺「どなたです?なんの御用ですか?」

私「いや、宿の予約をしようと思って電話したんですけど…」

爺「あ、御予約の方でしたか。失礼しました。●●●湯です。大丈夫です。
  今、予約できますよ。お泊まりは何名様で、いつですか」

人数と希望日を伝えると

爺「はい。御調べしますから、少々お待ちください…
  え~っと予約帳、予約帳、予約帳、あれ?予約帳は?予約帳、予約帳、
  あれ~ないな?うわ~!(バタバタする音の後、何かが崩れる音がして) あららら~」

私「あ、あの、かけ直しますから…」

爺「大丈夫、大丈夫です。ちゃんとメモしますから。え~と~」

保留にしてないから、受話器を置いて、どっかに走り去る音や、遠くで、予約帳、予約帳という声が丸聞こえです。いきなり走り戻ってくる音がして、

爺「ありましたよ、予約帳。うちはこれで管理しているんで。
  え~っと27日?空いています、大丈夫ですよ」

一応、予約をお願いしたものの、やはり不安は否めず。後で、宿の方が戻る時間にもう一度、連絡しようと電話を置きました。3時過ぎ、再度、電話をしたら、出てきたのは、また、あの爺さん。

爺「●●●湯です」 

仕方ありません。料理に絡めて予約確認しますか。

私「さっき予約の電話をした高田ですけど、
  夕食がキジ鍋を選べるみたいですけど、
  これは事前に予約ですか、それとも当日選ぶのですか?」

爺「え~っと、ちょっと予約帳を見ますから、少々、お待ちください。
  予約帳、予約帳、予約帳、あれ?さっきまでここにあったのに…
  予約帳、予約帳、」

さっきと全く同じ展開です。再び、受話器を置いて、どっかに走り去る音が聞こえます。

爺「ありましたよ、予約帳。奥に持っていたんでした。へへへへ。
  え~っと、高田さん、高田さん、あ~、さっき電話をくれた。
  予約は通っていますよ。27日、二名様、本館のお部屋ですね」

私「ありがとうございます。んで、食事は、当日に選ぶんですか、それとも…」

爺「あれ?高田さん、お食事が決まっていませんね」

やはり、この展開ですか。確認の電話をして良かったです。

爺「え?さっき、私、聞き忘れていました?そりゃ、すいません。へへへ
  え~と、当宿の名物はキジ鍋なんですが、野鳥に抵抗があるという方には…」

ここで「お爺ちゃん、何してんの?」と孫らしき女の子の声が。爺さん、「ちょっと待ってな、今、御客さんだからね」と。

爺「すいませんでしたね。へへへへ え~っと、何でしたっけね?」

こういう、志村けんのコントみたいなノリは好きですね~

うん。楽しい旅行になりそうだ

H2のパッケージングで、頭を悩ませていたのは、配送中の破損防止でした。

複合素材キットなので、割れ易いプラスチック製クリアーパーツやレジン部品と
重量のあるメタル部品を同じ箱に詰めなければならず、
しかも今回は、メタル部品の点数が多いので、できれば箱に仕切などを入れて、
クリアーパーツを隔離したいと考えていました。

実は最初の関西のデザイン会社と仕事をしてみようと考えた理由は、
ベテラン・モデラーの存在もさることながら、デザイン会社だから、
箱や仕切に関して何か、おもしろいアイデアを出してくれるのではないか?
という期待もあったからです。

一カ月半、複合素材キットの打ち合わせなのに、
なぜか常に「ミニ四駆」に例えようとする不思議な担当者と、
喧々諤々やりながら、ようやく出来た試作品はプラモデルのように、
上蓋と下箱に別れる形式の箱でした。


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中に内箱があり、そこにクリアーパーツとメタル部品を別けて入れるのですが、

「パーツ破損を避けるため、中身を分けて入れたい」とのリクエストと共に、
例として、私が描いたラフスケッチが、そのまんま立体化されたものでした。

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期待していたデザイン会社らしい工夫やアイデアは何も加えてありません。
素人が思い付いた直球発想そのまま具現化ではねぇ…

担当者が中身についての知識がないため、こうなってしまったのでしょうか??

ただ、この方の名誉のため書いておきますが、
人間的には実に良い人で、「いい仕事にしたいです」
「納得いただけるまで頑張ります」と一生懸命でした。
それ故、いつかやってくれると期待はしていたのですが…

きっと、こんな変態模型ではなく、知識のある、お菓子や贈答品などの箱だったら、
良い仕事ができたんだろうな、と思います。

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松戸の製箱会社のYさんから紹介された、
下町の紙器製造会社の営業スタッフSさんは、
連休前に打ち合わせに来てくれました。

事前の情報どおり、学生時代はカワサキZXRに乗っていたので、
バイクには詳しい上に、ガレージキットレジンキット、原型、型取り、
というマニアックな模型単語も知っていました。

理由を伺うと、昔、永野護ファイブスター物語が好きで、
ボークスやウエーブのレジン製モーターヘッドを組んでいた元モデラーでした
まさに750SSの箱を担当するのに、うってつけな人材です。

最初の打ち合わせから、幾つかの提案をしてくれ、
約一週間ほどで、試作品を持って来てくれました。

箱の形態としては、モデルカステンのキャタピラやスタジオ27の車・バイクキットと同じです。

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中はダンボール製の仕切で三分割され、メタル部品、レジン部品、
クリアーパーツがキレイに別れて納められます。

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クリアーパーツのランナーには、タグがありまして…

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仕切の一部を切り欠いて、このタグが逃げられるようになっています。

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この切り欠きがある御蔭で、
クリアーパーツがビニール袋に入った状態だと、
袋がパッキンの代わりとなり、絶妙な具合で、
ランナー全体が固定できます(驚) 

これは素晴らしい!

やはりプロであれば、こういうアイデアを出して欲しいですね。

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箱のサイズは、タミヤの1/35ジープとほぼ同じなので、それほど邪魔にならないと思います。

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ボールを投げたら、ちゃんと投げ返してくれる相手との仕事が一番イイですね。

箱の形式が決まったところで、残るは印刷です。

キットの外箱に関しての作業を始めたのは3月からで、
当初は、関西のデザイン会社にお願いをしていました。

この会社にベテラン・モデラーの方がおり、模型に係わる仕事がしたいと
コンタクトしてくれたのがきっかけでした。

残念ながら、直接やりとりした担当者が、
このモデラーさんでなく、模型に詳しくない営業の方だったため、
意志の疎通ができないまま、どんどん時間だけが過ぎて行き…

最後は諦めて、別の業者を捜すことにしました。

思い出したのは、模型店時代の御客さんで、
古いプラモデルに詳しかったYさん。
実は松戸市内にある箱屋の社員で、
当時、通販用の箱やレジンキットの外箱を作ってもらいました。

覚えていた会社名を検索してみたら、
とっても立派なホームページが現れ、
本社の所在地が松戸でなく、
都内の一等地になっていました

最初見たときは、「へぇ? こ、ここか?」状態でしたが、
ホームページに記載されていた工場の住所が、
当時のままだったので、恐る恐る電話をしてみると、
やはり、その会社で、ちゃんと本人が電話口に出てくれました。

事情を伺うと、箱作り+中身となる商品のアッセンブル業を始めたところ、
大成功し、今や広告代理店と組んで、商品企画を丸々請負うまでに。
本社を都内の一等地にしたのも、クライアントである広告代理店や
取引企業との打ち合わせに便利だからだそうです。

平成のサクセス・ストーリーですね。

到底、300個程度のレジンキット用の箱如きを頼めるわけがないのですが、
さすが向こうもそれを察してくれ、模型とバイクが好きなスタッフのいる、
下町の紙器製造会社を紹介してくれました。

(続く)

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