GUMKA工房記

模型の企画・設計と資料同人誌の販売をやっている「GUMKAミニチュア」の備忘録を兼ねたブログです。雨が降ると電車が止まるJR武蔵野線の新松戸と南流山駅の中間辺りに事務所はあります。近所に素材や塗料が揃う模型店がありません。最近、昔からやっている本屋が閉店しました。

2012年09月


このキットの特徴であるエッチング積層エンジンの製作です。

まず、シートから切り離す前に240~320番のスポンジヤスリで足付けを施します。


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フィンとフィンの間のエンジンシリンダー本体の部品は2枚を貼り合わせます。

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あとは、フィンとシリンダー本体を交互に重ねていきます。


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フィンには向きを示す矢印と番号があります。
フィンは下から、9→8→7→6→5→4→3→2→1の順番です。
写真は9ではなく、6です。
矢印の先が前を向くように組んでください。

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途中まで組むとこんな感じです。

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(続く)

カワサキ・トリプル系の最大の特徴である空冷2サイクルエンジンの組み立てです。

私は完成見本をワンフェスなどのイベントに展示する際に
展示台やケースにボルトで固定するため、
ボルトを通す穴を 下部クランクケースに開けます。

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上部ケースには、ナットを埋めておきます。


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上下を接着します。

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クランクケース右エンジンカバーを接着しますが、
左エンジンカバーは、この段階では接着しません。


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千葉県の佐原にある道の駅「水の郷さわら」にて。

歩いていたら、猫が近寄ってきます。

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すぐ傍まで来て「ニャー、ニャー」と鳴きます。
写真を撮っているだけと判断するや…

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ぷいっと方向転換。

「餌くれないのか~」 てな感じでしょうか?


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あまつさえ、「しけてやがんな~」とばかりに、首ポリポリのポーズで、
こっちにプレッシャー


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すぐに、お弁当を広げているオジサンを発見。
媚びています。


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逞しく生きていますね。



エッチングシートから、チェーン・スプロケットホイールのパーツ4枚を切り離します。

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240番のサンドペーパーで接着面に足付けをします。

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4枚とも貼り合わせます。

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リアホイールのセンターハブの右側に、ドラムブレーキのブレーキパネルを接着します。


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部品が揃ったとこで組立です。

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まずは、スイングアームにチェーン・スプロケット部品をセットします。

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ホイールをはめ込みます。この段階では、まだセンターハブと、
チャーン・スプロケット部品は接着しません。

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ブレーキパネルとスイングアームにトルクロッドの部品を取り付けます。

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スポークホイール用エッチングパーツ(エッチングC)から、
後輪のスポーク用パーツC1、C2を切り離します。

前輪の部品は、エッチング2枚、挽き物保リールリム左右各1個、
挽き物センターハブ1個、スペーサー1枚の6点です。


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ホイールリムは接着剤の食い付きを良くするため、
240番のサンドペーパーで表面を荒らす「足付け」をします。

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後輪と同じくホイールリムにエッチングを嵌めます。

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そこにセンターハブ、エッチングを嵌め、最後にもう一方のホイールリムでサンドイッチ。


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接着したら、クランプで固定し、硬化を待ちます。


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しばらくして出来上がり。


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ディスクローターを取り付ける側にスペーサーを接着するので、まずは足付けをします。

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接着後は、こんな感じ。

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ゴムタイヤを装着して、作業終了です。

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スポークホイール用エッチングパーツ(エッチングC)から、
後輪のスポーク用パーツC3、C4を切り離します。

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私はカッターを使いましたが、エッチング用ハサミや金属ニッパー(プレモデル用は不可)など、
使い慣れた工具をお使いください。

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レジン製のリアハブ部品と挽き物の後輪用ホイールリムを用意します。

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ホイールリムにエッチングパーツを乗せます。

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中央の穴にレジン製ホイールハブを嵌めます。

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もう一枚のエッチングパーツをはめます。このとき、エッチングの凸部を
ホイールリムの切り欠きに合わせます。(←量産型のポイント)

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もう一つのホイールリムでサンドイッチしたら、瞬間接着剤を流し込み、
硬化するまで、クランプなどでしっかりと固定します。

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接着材が固まったら、クランプを外します。

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ゴムタイヤを装着したら、この過程終了です。

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