GUMKA工房記

武蔵野線新松戸~南流山の中間辺りにあるGUMKAミニチュアの備忘録を兼ねたブログです。

2011年10月

型取りに失敗したフロント廻りの原型を再製作すべく、
寸法を測っていたら、「あれれ?! アウターフォーク短い?!」

その分、インナーフォークの長さを約2mm長くして調整していたので、
一次原型を作ったH3さんは間違えたのではなく、どうも確信犯のようです。
もちろん、オフロード車みたいで変な印象です。

気になり、他の部品もチャックしてみると、ステムのフォークピッチも狭く、
これではフロントフェンダーがギリギリです。

1ミリに満たない寸法誤差ですが、前から見た印象が変わるので、
好ましいことではありません。

試しに、仮組みしてみると、やはり新造された車体とのバランスが変です。
各部の僅かづつの狂いが積もり積もって、印象を変えているようです。

思い返してみると、フロント廻りに関しては、
一次原型を受取ったばかりの頃、形状チェックしたきりでした。

そのときはタンクやシート、サイドカバーなどの、あまりの酷さに目が行き、
まだマシに見えたフロント廻りは問題ないと判断し、
その後、寸法はいじらず細部工作だけで、原型を完成させました。

おそらく、あの変な全体形状としては、
まとまっていたのかもしれません。

アジアン隅田(フレーム)や片桐はいり(タンク)や島田珠代(サイドカバー)、
山田花子(シートとテールカウル)を見た後に、
いとうあさこ(アウターフォーク)や光浦靖子(ステム)とか見ると
「全然~、OKじゃん~!」になりますよね?

もし、あのまま量産までいっていたら、
おかしなH2になっていたんで、
問題のある部品のほとんどが溶解・破損したことで、
逆に救われたことになります。

人間を50年くらいやっていると、科学とか常識では説明できない、
不思議な経験に遭遇します。

昔、ベテランの模型設計者の方が

「この世には模型の神様がいて、本人が気づかないミスをすると、
図面の上にコーヒーがこぼれたり、金型屋のオヤジが間違って捨てちゃったりして、
思わぬ形で指摘してくれるんだよ」

と、本当かよ~ってな話をしていましたが、まさにこれですかね…

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んで、フロントフォークの作り直しは、take 04 に突入。
4個目にして、ようやく、形状のツボを掴んだんで、今度は上手くいくでしょう。

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模型の神様、こそっとミスを指摘するだけでなく、
神技的な技術も与えてくれませんかね…(泣)


 今回のKHのフロントフォークのトラブルは、バイクに詳しい方やバイク整備士でも首を傾げる事例でした。問題のフロントフォークはバイク乗りなら、誰でも知っている某社外サスペンションメーカーの協力の下、分解調査され、以下の事実が判明しました。

①前オーナー時代にフォークの分解整備をしたようだが、組み込まれていたスプリングは経年劣化でへたったのか、他車種を流用したのか、純正の規定性能を満たしていなかった。さらにフォークオイルは量を増やし、粘度も規定値より上げているが、これがヘタリを誤魔化すため作業なのか、他車種スプリングを活用した何らかのセッテイングだったのかは不明。

②前回のOH作業時(一回目の作業時)バイク店はメ-カ-マニュアル通りオイルは量・粘度共、規定値とし、スプリングはギリギリで大丈夫と判断し出庫した。

③その結果、分解前のオイル(規定量より多く固い)と整備後のオイル(規定量で軟らかい)に差があり、スプリングが底付きを起こし、オイルロックピ-ス(下の画像の23番のユニット部品)がインナ-チュ-ブに噛み込みフォ-クが不動状態に陥った。

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 古いバイクのフロントフォークのOHをすると、たまにオイルロックピ-スにインナーチューブのアタリ傷があるそうです。しかし、スプリングが正常に機能していれば、当たるだけで噛み込むことはないので極めて珍しいトラブルとのこと。中古車はどんな乗られ方、整備をされたか、わからないを改めて痛感しました。

 残念ながら(当然ながら?)純正スプリングは生産終了品となっていたので、豪華にもWPサスペンション製のスプリングを装着。もちろんKH専用なんぞないので、本国に照会していただき代替品としましたが、それでも純正よりは性能向上しています(笑)かくして、ちゃんと直りました。昨日、店に行って写真を撮ってきました。

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 フォークの修理が終わって、お店の方が試乗されたとき、ステムベアリングのアタリが見つかったので、現在は、その作業終了待ちです。恥ずかしながら、私は乗っていても、古いバイクだから、ハンドリングはこんなもんじゃろ~と平気でした。ダメなオーナーです(泣)

フロント廻り以外を組み立てて見ました。

 
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某少佐「この模型、フロント廻りが付いていないぞ」

私「あんなの飾りです! マッハの魅力はエンジンだと、エライ人はわからんのです」

そんな夢を見ました…(大嘘)


んで、破損&溶解した原型の現状を確認しようと…


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三又部品とヘッドライトステーです。

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細部が取れたり、割れたり、変形しています。
補修するとかのレベルではないですね。

現物を再確認して、思い切り凹んだので、
モチベーションを上げるべく、流山の江戸屋でうな丼を。

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うん。ちょっとやる気になってきたぞ~♪(←単純なヤツ)


まずはフォークから

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左が芯にしたアオシマの部品。右が作業途中の新フォークです。

おっしゃ! 一気に行くぞ!

 (続く)

自宅から流山まで散歩に行ったときに、住宅地の真ん中で、偶然、見つけました。

この白い猫、一見、普通ですが…

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実は左右の眼の色が違うオッドアイでした。

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とても珍しい猫なので、何かラッキーなことがありますように!

本日、レジン部品の量産品が届きました。
試作品以上に、キレイに仕上がっています。

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納品数確認と検品のため、並べていますが、
こうして見ると、なんだかバイク模型の部品じゃないみたいです(笑)

フレームやマフラーなどの量差品も数日前に届いているので、
溶解・破損したフロント周辺の原型復旧を急がねばなりません。

別冊モーターサイクリスト11月号の表紙は、
オランダ(生産工場はドイツ)の「バン・ビーンOCR1000」

もしやと思い手にすると、第二特集は、な、なんと「ロータリーエンジン バイク」!!

バン・ビーンはもちろん、ハーキュレスW2000、スズキのRE-5、
ノートン・クラシックまで、市販ロータリーバイク四車種が全て揃っております。


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いや~、ツボでっせ~、私、死ぬまでにバイクのレジンキットで、
スズキのRE-5とバン・ビーンOCR1000を出すのが夢です。

んで、絶対に売れないから、

「あのとき、ロータリーバイクのキットなんか出したから、メーカー活動休止になったんだよ」

とか枕元で言われつつ、最期を迎えると。(←イカれている)

冗談はさておき、記事を読んで驚いたのが、これまで国内に1台しかなかった
バン・ビーンOCR1000が、最近、韓国から、もう1台、輸入されたそうで、
しかも、車検取得済みで公道を走れる実動車!

いや~21世紀になって、再び走るバン・ビーンの写真が拝めるとは。

人-Д-) ありがたや~、人-Д-) ありがたや~、

最近、身の周りで良いことがなかったので、
ささやかに幸せを感じます。

八重洲出版様、今月号は永久保存版にします!

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